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命がけの使者

長引く戦で春日山城の兵糧が尽きかけていた。兼続(妻夫木聡)は兵糧を運び込む道を探るが、どこも景虎軍におさえられていた。景虎(玉山鉄二)のもとに、実兄、北条氏政(画面には登場せず)より援軍を知らせる書状が届く。景虎は、この機を利用して北条は越後に攻め込むつもりと、真の狙いを見抜く。 一方、甲斐の武田勝頼(市川笑也)のもとにも、越後に攻め込むよう、北条から書状が届く。家臣の高坂弾正(大出俊)は、上杉と同盟を結ぶべきだ、と諭すが、勝頼は取り合わない。 兼続は、かつて謙信が春日山を守る最後の要(かなめ)に据えた村、桑取に頼ることを思いつく。桑取は扱いにくい集落とされていたが、兼続は「人は話し合えばわかるもの」と、自ら使者になることを申し出る。桑取に向かう道で、兼続は一人の老婆、トメ(草笛光子)を助け、「話し合いに刀は無用」と刀を預ける。 桑取に着いた兼続は、桑取の長、斎京(さいきょう)三郎右衛門(高杉亘)を必死に説得するが、三郎右衛門は頑として応じない。そこに現れるトメ。実はトメは三郎右衛門の母であった。トメは三郎右衛門に、兼続が刀を預けて来たことを伝える。兼続の一途な気持ちを感じた三郎右衛門は、景勝に味方することを誓う。 その頃、北条軍が越後に近づいていた。

English 日本語
  • Originally Aired March 22, 2009
  • Runtime 45 minutes
  • Network NHK
  • Created July 23, 2017 by
    Administrator admin
  • Modified July 23, 2017 by
    Administrator admin