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秀吉の罠

光秀を討った秀吉(笹野高史)は、信長の嫡孫・三法師を跡継ぎに推し、その後見として主導権を掌握。そして賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いでライバルの柴田勝家(菅田俊)を討ち果たし、関白に就任した。天正13年(1585年)本能寺の変からわずか3年後のことだった。 一方、越後では、兼続(妻夫木聡)のもとへ初音(長澤まさみ)が訪ねてくる。秀吉に対する上杉の態度を探るためであった。初音は、真田庄へ向かうと言い残して立ち去る。 やがて、春日山城に秀吉の使者が来た。景勝(北村一輝)との会見を望み、秀吉自ら越後まで出向くという。上洛を迫られると察した景勝は会見を拒むが、兼続は会って断るべき、と説得し、景勝も了承する。しかし、景勝は会見では一言も話さないと宣言する。 落水(おちりみず)での会見の日。秀吉は三成(小栗旬)を伴って会見の場に現れる。会見は景勝、兼続、秀吉、三成の4人のみで行われた。一言も話さない景勝は、逆に威圧感を与え、会見は順調に進む。やがて兼続たちの読み通り、秀吉は上洛を求めてきた。兼続は拒もうとするが、景勝は上洛を約束する。 会見後、兼続は景勝に意地を通すより越後のために決断したと明かされ、感動するのだった。その夜、宴(うたげ)が催された。兼続は三成に話しかけるが、その歯にきぬ着せぬ言動につい腹を立ててしまう。

English 日本語
  • Originally Aired May 17, 2009
  • Runtime 45 minutes
  • Network NHK
  • Created July 23, 2017 by
    Administrator admin
  • Modified July 23, 2017 by
    Administrator admin