三ヶ月前から昼夜を問わず突然、通行人が殴り倒される事件が続発する。しかも犯人は「スデナグリ」というハンドルネームを使い、犯行の一部を動画サイトにアップし、まるでゲームの様に楽しんでいた。そしてサイトの閲覧数が増加した為、犯行がエスカレートし遂に山田修という青年が殺される。 しかし、遺体を調べた赤城左門(藤原竜也)は、山田の殺害はスデナグリではなく、別の犯人だと見抜く。百合根友久(岡田将生)は被害者・山田が生前あるマンションに通っていたことを突き止め、赤城と共に部屋を捜査したところ、血痕を発見する。そう山田はこの部屋で殺害されたのである。そして部屋の所有者であるライトノベル作家・広塚章太(忍成修吾)を任意同行で事情聴取することに。青山翔(志田未来)のプロファイリングをもとに百合根は広塚が自分のゴーストライターである山田の独立をめぐり2人が対立し、殺害に至ったのではないかと詰め寄る。だが広塚は山田とコンビだったことは認めたが、殺害は否定する。一方、青山による地理的プロファイリングをもとにスデナグリの次の犯行現場を張り込みする菊川吾郎(田中哲司)。しかし現れた複数のスデナグリから集団リンチに遭ってしまう。果たして菊川は無事なのか!?広塚は真実を語っているのか!?2つの事件が錯綜し、迷走する捜査。赤城は隠された真実を見つけられることはできるのか―。