日本から空路10時間、はるばるサウナの聖地・北欧フィンランドへやって来た俳優・磯村勇斗。重度のサウナーである磯村が確かめたかったのは、本場のサウナの楽しみ方。人口約550万人に対して一説には300万もサウナがある国でいったいどんなサウナに出会えるのか。
磯村のサウナ友達でもある、やついいちろうと合流。2人がやって来たのは、バルト海に面するデザイン性の極めて高いサウナ施設、その名もロウリュ。サウナ好きなら知っている入浴法「ロウリュ」とは、フィンランド語で「蒸気」という意味であり本場ではロウリュこそが、サウナの楽しみの中心に位置している。2人が出会った「ロウリュ」とは。
今回は、日本の銭湯を思わせる伝統的な庶民のサウナと、ヒッピーカルチャーの影響も感じさせるオープンなフリーサウナを紹介する。伝統型では、ヘルシンキのおじいちゃんたちが、ニコニコと路上で外気浴する姿がなんとも和ませる。フリーサウナでは、暴れん坊たちが、思い思いの勝手スタイルで自由に楽しんでいる。
フィンランドの広大な森の中にもサウナは点在している。国立公園の森と湖に隣接するアウトドアなサウナを訪れた2人は、サウナが沈黙のスペースではなくて、おしゃべりを交わすサロンのような交流の場であることを発見する。
フィンランドで忘れられないサウナ体験をした磯村は、日本に戻りそれをサウナ仲間たちと共有したいと願う。東京から車で4時間、長野県・野尻湖畔にフィンランドのような大自然のサウナがあると聞き、鈴木伸之（劇団EXILE）、稲葉友と一緒に乗り込む。
山と森に囲まれた長野県・野尻湖までやって来た磯村と、ともにサウナを愛する鈴木伸之（劇団EXILE）と稲葉友の3人は野尻湖を天然の水風呂に見立てて、湖畔でテントサウナに挑戦！ 100度を超える高温の本格的なサウナで温めた体を超低温の湖水に浸す。初めての究極のサウナ体験に3人のサウナ愛はますますとどまるところを知らない。