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All Seasons

Season 1

  • S01E01 神の手を持つ男

    • April 13, 2006
    • Fuji TV

    かつてMSAP(万人のための医師団)で世界最高レベルの救命医療チーム“チーム・メディカル・ドラゴン”(通称・医龍)を指揮した天才外科医・朝田龍太郎(坂口憲二)。彼は4年前、戦場での診療に当たっていた。その後、大学が撤退した後も教授命令に背いて現地に滞在。医局からは解雇された末、どこの病院からも雇われず、今は海辺の片田舎で借金まみれのヒモ生活を送っていた。  そんな彼のもとを、明真大学付属病院胸部心臓外科の助教授・加藤晶(稲森いずみ)が訪ねる。晶は教授選の武器となる論文の実例のため、龍太郎に自分の病院で「バチスタ手術」をしないかと持ちかける。その手術は、心臓外科医にとって最高峰の技術を要すると言われるもの。晶は1年前、MSAPの一員として働く龍太郎の姿を見かけていたのだ。  たまたまアパートに居合わせた里原ミキ(水川あさみ)もその時の龍太郎のチームの看護師だった。その手術の名を聞いた龍太郎は驚くが、彼女の申し出を了承する。  明真大学付属病院では研修医の伊集院登(小池徹平)が植物状態の患者に向かって、悩みを告白していた。患者より教授の顔色を伺ったり、手術の腕より製薬会社の接待を受けたりすることを大切とする大学病院で自分がやっていけるのか苦悩していたのだ。彼の気持ちをよそに、胸部心臓外科の木原毅彦(池田鉄洋)は合コンや接待の毎日。そんな二人のやり取りを、いつの間にか部屋にいた龍太郎が聞いていた。  やがて、龍太郎は大名行列、すなわち教授総回診中の野口賢雄教授(岸部一徳)ら一行に出くわす。その回診の列にいた晶は野口に彼を紹介。笑顔で

  • S01E02 神の手と悪魔の薬

    • April 20, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)は加藤晶(稲森いずみ)から伊集院登(小池徹平)と当直を務めるよう命じられる。それは、独断で手術を行ったことを野口教授(岸部一徳)の耳に入れない代償だった。  その日の深夜、急患が運ばれてきて、医局に応援要請の電話が入った。運ばれてきたのは24歳の急性虫垂炎の女性。朝田は伊集院を連れて、手術室へ向かうが何もしようとせず、おまけに伊集院に執刀するよう命じる。まだ4例しか切ったことがないと反論する伊集院だが、朝田は海外ならばその年齢で百例は切って当たり前というばかり。しょうがなくメスを手にした伊集院だが、教科書通りの位置に虫垂が見つからない。朝田のアドバイスも得て、手術は何とか無事終了。朝田は、外科医は実際に切ることでしか成長しないということを伊集院に教えたかったのだ。  その後廊下を歩いていた二人は、病室から凄まじい女性のうめき声がするのを聞いた。看護師の西野栄子(一戸奈美)に聞くと、その患者、佐々木文子(加藤治子)は末期の肺癌で、苦しんでいるのは抗癌剤のせいだと告げる。さらにその抗癌剤は製薬会社が開発中の新型で、薬効データ収集のために利用しているとまで聞く。  ある日、朝田は明真大学付属病院の看護師になった里原ミキ(水川あさみ)に、文子のCT写真を持ってくるように頼む。そしてそれを見た朝田は、伊集院の意見を無視して、担当医に抗癌剤投与の中止を進言する。しかし、他の医局の方針に口出しするなと却下され、それは野口の耳に入ることとなる。  そして加藤は、朝田の勝手な行動のために謝罪文を書くはめに。加藤の恋人

  • S01E03 娘の心臓を守れ

    • April 27, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)は廊下で、亡くなった患者の家族に土下座する藤吉圭介(佐々木蔵之介)の姿を見掛ける。その患者は外科的処置が妥当と判断され、胸部心臓外科で心筋梗塞の手術が行われた。執刀に問題はなかったが、院内感染で術後肺炎を起こして死亡。藤吉は患者を外科に渡した自分のミスだと言う。藤吉は、臨床医としては極めて優秀だが、外科医に患者を渡さないことで医局とたびたびトラブルを起こしていた。そして、加藤晶(稲森いずみ)からバチスタ手術が必要な患者をリストアップするよう要請されたという藤吉だが、やはり自分の患者は一人も渡さないと言い放つ。  一方、朝田のバチスタチームに入ったことを知った伊集院登(小池徹平)は、手術経験のない自分が選ばれたことに困惑。助手の木原毅彦(池田鉄洋)にもあわれみの言葉を投げかけられ、余計落ち込むことに。さらに朝田に救命救急で働くように言われ…。  同じ頃、救命救急部教授の鬼頭笙子(夏木マリ)は、朝田に救命救急を手伝わせることを決める。それを知った加藤は抗議。鬼頭は、朝田が救命救急で働くことは一時的なことで、実績を積んでもらうためだというが、どうやら何か別の目的がある様子。  加藤は、鬼頭が朝田を救命救急に引っ張ったことを恋人の霧島軍司(北村一輝)に話していた。そして、教授たちへのデモンストレーションとして弓部大動脈瘤の患者を朝田に切らせることを告げる。それを聞いた霧島は…。  救命救急を手伝うことになった朝田、伊集院、里原ミキ(水川あさみ)は、再び麻酔医・荒瀬門次(阿部サダヲ)と会う。荒瀬は朝田と

  • S01E04 教授が患者を殺す

    • May 4, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)と伊集院登(小池徹平)が当直をしていると、不整脈を起こした患者が運ばれてくる。彼はCDショップの出口の万引き防止ゲートを通過しようとしたところで、突然うずくまったのだった。朝田らの処置で事なきを得るが、そこへ新たに2人の患者が不整脈で運ばれてきた。朝田らは一晩に3人も不整脈の患者が運ばれてきたことを不審に思う。診察の結果、一人は連日遅くまでの中間テスト勉強、一人は長時間の麻雀、そして一人は長期のイタリア旅行による疲労が原因と思われた。3人とも心疾患があり、心臓にペースメーカーを入れていたが、いずれも明真大学付属病院及び、系列病院で使われている同じ会社の最新機種。機種の故障等の報告はなかった。やがて、運ばれた患者のうち2人は容態が安定し退院するが、はじめに運ばれた男だけは脈が安定せず、入院することに。  加藤晶(稲森いずみ)は、野口教授(岸部一徳)の教授室に呼ばれていた。朝田が藤吉圭介(佐々木蔵之介)の娘のオペを行わなかったこと、そして先だっての弓部大動脈置換手術にライバル校・北日本大学助教授の霧島軍司(北村一輝)が執刀し、短い心停止時間で成功させたことについて問いただされていた。やはりバチスタは荷が重いのでは、と嫌味を言う野口に対して加藤は、一カ月以内にバチスタ患者を見つけ出し、野口を大学総長にする、と宣言するのだった。  そして加藤は、弓部大動脈置換手術の件で霧島に事情を聞いた。霧島は、患者の容態が急変したため北日本大学に運ばれ、やむを得ず自分が執刀したというが、その表情は冷たく…。  伊集院は相

  • S01E05 バチスタ手術開始

    • May 11, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)は加藤晶(稲森いずみ)から、バチスタ手術を行う患者の候補が決まったことを告げられる。拡張型心筋症の患者はふたりいて、ひとりは16歳の女子高生・村野里奈(東海林愛美)。もうひとりは55歳の主婦・奈良橋文代(江波杏子)。このままだと女子高生は余命半年、文代は余命3カ月らしい。差し迫って手術が必要なのは文代なのだが、危険が大きい手術になるため、加藤は、成功率の高い女子高生のほうを選ぼうとする。しかし病室をのぞいた加藤は、文代が8年前まで明真大学付属病院の看護師長だった人物だと分かった。  そして加藤は、野口教授(岸部一徳)にバチスタ手術のメンバーを聞かれ、第二助手として伊集院登(小池徹平)の名前を挙げる。そして、本番前のテストとして、伊集院にある任務を与える。  そんな中、加藤は文代の病室を訪ね、自分の若かりしときに世話になったお礼を告げた。彼女も、加藤が助教授まで昇りつめたことを喜ぶが、加藤はこの8年間の医局での毎日を振り返ると心苦しい。そして彼女には手術はせずに内科的治療を行うことを告げられず…。  そして救命救急の鬼頭教授(夏木マリ)は加藤に、もしバチスタ手術が失敗したら、朝田を自分のところに欲しい、と告げる。また、北日本大学の霧島軍司(北村一輝)も万が一、バチスタ手術が失敗しても、その責任は朝田にかぶせるのだから大丈夫だろうと言う。  しかし、加藤は必ずバチスタは成功させると言い放つ。そしてよもやの行動に…。

  • S01E06 バチスタ手術急転

    • May 18, 2006
    • Fuji TV

    ついに朝田龍太郎(坂口憲二)たちのチームによる奈良橋文代(江波杏子)のバチスタ手術が始まった。第一助手の加藤晶(稲森いずみ)、第二助手の伊集院登(小池徹平)、看護師の里原ミキ(水川あさみ)、内科医の藤吉圭介(佐々木蔵之介)も手術室に入った。そして、鬼頭笙子教授(夏木マリ)や野口賢雄教授(岸部一徳)をはじめ、多くの医師たちが見学室やモニターで手術の様子を見つめていた。  人工心肺の装着が完了し、加藤は臨床工学士に心停止液の注入を開始するよう指示する。だが、朝田は心臓を止めないままで手術を進めると宣言。加藤も見学していた医師たちも驚く。動いたままでの心臓の手術は細胞組織が劣化せず、手術後も患者の体に負担がかからない。だが、停止した心臓を手術する場合の100倍は難しく、患者が死ぬ可能性も高かった。そんなことになれば、加藤の論文どころか、野口まで責任を取らされることになる。なぜそんな危険な冒険をするのかと、見学室は騒然となるが、加藤も伊集院もミキも、朝田を信じてついていくしかないと覚悟を決めていた。  スタッフワークの良さで、手術は予想以上の早さで進行。いよいよ、バチスタ手術の本番である変性部位(悪い部分)の切除に入る。バチスタ手術において肝心なことは、どのようにしてその部位を見つけるかだったが、それを正確に特定する方法は未だ確立されていない。加藤はその方法を論文で書こうとしているのだ。だがここで、患者の心臓に手を当てたまま、朝田の動きが止まった。見学室の医師たちは変性部位が分からないのか、と驚く。そのとき、鬼頭はあることに

  • S01E07 絶対許せない男

    • May 25, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)たちのチームによるバチスタ手術は成功。加藤晶(稲森いずみ)や野口教授(岸部一徳)は満面の笑みで記者会見に臨む。だが、翌日の新聞の紙面を飾ったのは霧島軍司(北村一輝)らが北日本大学でアメリカとドイツの名医を助手にバチスタ手術を成功させたという記事だった。すぐに加藤は霧島に電話するが、留守番電話になったきり。  朝田もバチスタチームも終わりだという噂を耳にした伊集院登(小池徹平)はいたたまれない。しかし、鬼頭教授(夏木マリ)はバチスタ手術に関する論文で北日本大学に先を越されれば、加藤は失脚、バチスタチームは解散となり、朝田を救命救急部に手に入れやすくなると期待していた。そして、鬼頭は朝田に、バチスタチームのことで話があるから、時間を取ってほしいと告げる。  野口は加藤に明真大学がバチスタ手術を行う情報が、北日本大学に漏れていたのではないかと追及。加藤は焦るが、来週には2人目のバチスタ手術を行い、論文の内容にも新しい切り口を加えると言う。そんな加藤に、野口は論文で北日本大学に先を越されるようなことがあれば、明真大学を辞めてもらうことになると告げた。  そんな中、藤吉圭介(佐々木蔵之介)がナースステーションにカルテを取りに行くと、里原ミキ(水川あさみ)の様子がおかしい。バチスタ手術の際の看護師の権限を越えた医療行為については一件落着したはずだと言う藤吉に、ミキはそのことではないと言い、自分と霧島とのある関係について話す。そしてそれを藤吉から聞いた加藤は…。  一方で、伊集院は朝田に麻酔医の荒瀬(阿部サ

  • S01E08 奇跡を起こす医師

    • June 1, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)はバチスタチームに加える臨床工学士と会うホテルに出向き、そこで、霧島軍司(北村一輝)と偶然再会。霧島もまた、誰かと待ち合わせのようだった。  明真大学付属病院の教授会では、野口教授(岸部一徳)の退官に伴う次期教授選の骨子が発表された。選挙とは名ばかりで、後任教授は野口の指名によって、ほぼ決定する。本来なら加藤晶(稲森いずみ)で決定のはずだったが、先だってのバチスタ手術をめぐる失態で、彼女は指名されないだろうという噂が医局内に流れていた。  教授会が終わる頃、野口の反対派・祖父江教授(清水紘治)が、ペースメーカー不良問題など、不祥事が続く大学病院の制度をこの機に見直すべきだと発言。それに対して、野口は次の教授会で改革案を提出すると言う。  一方、伊集院登(小池徹平)は荒瀬門次(阿部サダヲ)がバチスタチームに加わることに反対。製薬会社から金をもらって、患者を実験台にした論文を書いた男など、入れるべきではないと藤吉圭介(佐々木蔵之介)に提言していた。そこへ、吸引麻酔薬でふらついた荒瀬が現れる。見かねた藤吉は伊集院に、荒瀬を家まで送っていくよう頼んだ。だが、荒瀬は家には帰ろうとせず、伊集院を連れて、行きつけのバーに入り伊集院にもお酒勧める。そこにはバーテンダーの山口香(奥菜恵)という女性がいて…。  朝田は鬼頭教授(夏木マリ)から、救命救急部に移る気はもうないのかと聞かれた。教授会で突き上げられた野口はバチスタチームを切らざるを得ず、胸部心臓外科に朝田の居場所はないのではというのだ。さらに、彼女は荒瀬

  • S01E09 バチスタ手術断念

    • June 8, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)たちのチームによる第2回バチスタ手術が始まる。加藤晶(稲森いずみ)は、野口教授(岸部一徳)が霧島軍司(北村一輝)を次期教授候補に推薦したことで、教授選に立候補すらできなくなるのでは、と噂される。動揺する加藤を見て朝田は伊集院登(小池徹平)に、いざとなったら加藤の代わりを務めるよう告げる。  前回同様、朝田は心臓を止めないままで手術を始める。荒瀬門次(阿部サダヲ)が加わったバチスタチームは、スムーズに手術を進行。伊集院や荒瀬、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、里原ミキ(水川あさみ)らもいつの間にかオペの状況変化への適応力やテクニックを身につけていた。そんな各メンバーの姿を見た加藤は、ある決心をする。そして彼らの手術の様子を救命救急の鬼頭教授(夏木マリ)と霧島が見学していた。  手術は無事に終わり、野口の部屋を訪ねた加藤は、朝田の触診に頼らずとも変成部位を特定する方法をバチスタ論文のポイントにしたいと言う。だが野口は、今さら論文でもないだろうとチーム解散を宣告した。  そんな中、加藤はバチスタチームの慰労会を開催。その席で加藤の口から出た言葉は…。そして翌日、伊集院は霧島に呼び出され…。

  • S01E10 この命は必ず守る

    • June 15, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)たちのもとに3人目のバチスタ患者として連れてこられたのは、生後9カ月の子供だった。ただでさえ、術野が小さい上に、単一冠動脈も併発。さらには、臓器や器官の位置が全て左右逆に位置する完全内臓逆位で、朝田でさえも手術が困難。医局内では、今度こそバチスタチームは解散だろうと噂される。  一方、鬼頭教授(夏木マリ)が提出した教授選の改革案について、臨時教授会が開かれることに。それは教授だけでなく、全医局員が投票できるようにするという提案だった。野口教授(岸部一徳)は、その臨時教授会の知らせを苦々しい表情で見つめる。  そんな矢先、伊集院登(小池徹平)と木原毅彦(池田鉄洋)が当直の日に子供の容態が急変。伊集院の処置で一命を取り留めるが、両親は手術の要請を迫る。しかし、野口教授の許可が出ていないということを朝田も藤吉圭介(佐々木蔵之介)も告げることはできない。  日ごとに腕を上げる伊集院に霧島軍司(北村一輝)も野口教授(岸部一徳)も注目していた。そして野口は加藤晶(稲森いずみ)に、患者が明真大学で死ぬようなことのないよう転院を命じる。  そんな中、加藤は霧島の秘密について、鬼頭に聞かされる。それは里原ミキ(水川あさみ)さえも知らない秘密だった。  そして臨時教授会の日に、患者の小児センターへの転院が決定し…。

  • S01E11 最後のカード!!新バチスタ手術

    • June 29, 2006
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)たちは臨時教授会の時間を狙って、生後9カ月の患者の緊急手術を決行する。手術がはじまったことを知った教授会は騒然。しかし、患者は冠動脈瘤を引き起こしていて、このまま手術を続ければ患者は術中死する可能性があることがわかった。朝田たちは患者の容態が悪く、術前に十分な検査ができなかったため、このことを知らなかったのだ。  加藤晶(稲森いずみ)は手術の中止を宣言。だが、朝田はバイパス手術を行い、オペを続行すると言う。なぜなら、ここで手術を中止しても、再手術する体力がこの患者にはないためだ。しかし、直径1ミリにも満たない赤ん坊の細い血管をどうやって縫い合わせるのか? 霧島軍司(北村一輝)や野口教授(岸部一徳)をはじめ、見学室やモニターで手術を見ていた医師たちは驚く。そして朝田は、生後9カ月の患者は内胸動脈が未発達なため、右胃大網動脈からのグラフト採取を伊集院登(小池徹平)に指示。その冷静な判断に、鬼頭教授(夏木マリ)も感心する。  バイパス手術は着々と進行。木原毅彦(池田鉄洋)から手術の報告を受けた霧島はそのチームワークの良さに次第に動揺し始める。  そんな中、転落事故で胸部を強打した急患が現れ、木原が手術室へ向かうと…。

Season 2

  • S02E01 復活!!チームドラゴン!!母の命か胎児の命か… 余命2ヶ月の心臓病患者は妊娠7ヶ月!! 絶対子供はあきらめない!!運命の緊急手術が始まる

    • October 11, 2007
    • Fuji TV

    “医龍”こと朝田龍太郎(坂口憲二)を中心としたチーム・メディカル・ドラゴンは日本初のバチスタ手術(超高度な技術を要する心臓手術)を成功させた後、解散。朝田は再び難民キャンプの医師として活動をしていた。“チーム・メディカル・ドラゴン”を欠いて以来、明真大学付属病院の患者数は激減。教授戦を争った加藤晶(稲森いずみ)、霧島軍司(北村一輝)の姿もない。病院に残ったメンバー、伊集院登(小池徹平)、里原ミキ(水川あさみ)はおろか、メンバーではない木原毅彦(池田鉄洋)さえも経営に不安を覚えるほどだ。そんな時、チームドラゴンのメンバーに明真再建とチーム再結成を訴える差出人不明のメールが届く。だが、朝田はアメリカ、元メンバーの内科医、藤吉圭介(佐々木蔵之介)は地方の病院に勤務、麻酔医の荒瀬門次(阿部サダヲ)は明真にいるものの覇気がなく、伊集院は再結成に疑問を持つ。  ほぼ、時を同じくして明真には病院経営再建のため、チームドラゴンのかつての宿敵、野口賢雄(岸部一徳)が、教授を含めた全医局員の人事権を持つリスクマネージメント部長として復帰した。ますます再結成は夢と思う伊集院。だが、野口は伊集院を明真から飛ばそうとした江上彰教授(板尾創路)を系列病院に左遷してしまう。  そんな折、明真の間近でひき逃げされて、重症を負った片岡一美(内田有紀)がERに搬送された。鬼頭笙子教授(夏木マリ)がアメリカに渡って以来、覇気のないER医師たちがあきらめようとした時、なんと朝田が現れて片岡を救う。帰国した朝田に、野口は明真大学の医療レベルを全国にアピールする

  • S02E02 捨てられる患者

    • October 18, 2007
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)、里原ミキ(水川あさみ)…。元チーム・ドラゴンのメンバーを再結成させたのは、北洋病院のオーナー、片岡一美(内田有紀)だった。  外資系投資会社の重役である片岡は、経営困難に陥った北洋病院に融資し、滞る返済の形に営業権を握ったのだ。そして、明真大学附属病院と業務提携。優秀な医師を明真に送り込み、逆に明真からは金にならない患者を引き受ける。ゆくゆくは、北洋病院をつぶし、富裕層専門に特化した人間ドッグにする腹積もりだ。  この片岡の計画は、心臓移植認定施設を旗頭にした大規模病院、メイシンメディカルシティーの建設を3年後に行おうとする野口賢雄(岸部一徳)の構想に合致。野口と片岡は、そのタッグを強固なものにする。  野口は、メディカルシティー構想を朝田に話す。野口の構想には、その核に朝田のゴッドハンドが不可欠なのだ。しかし、病院経営を最優先する野口の考えに、朝田は真っ向対立。アメリカで心臓移植を学んだのは患者のためで、帰国の目的はもう一度、自身のチームを作るためだと言明する。そんな朝田に声援を送り、協力は惜しまないと持ち上げる野口だが、自分の構想を邪魔するものは許さないと冷ややかに告げた。  そんなある日、明真に西沢孝文(牟田悌三)という老患者が、孫の翔太(山本裕典)に付き添われて現れた。西沢は、受付で心臓の不調を訴えるのだが、応対した看護師は何度来ても診察結果は変わらないとにべもない。翔太は、数年前、西沢に手術を施したのは明真だと

  • S02E03 その手術は失敗する

    • October 25, 2007
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)、伊集院登(小池徹平)、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、元チームメディカルドラゴンの3人は、老患者、西沢孝文(牟田悌三)の扱いで野口賢雄(岸部一徳)に逆らい、北洋病院に左遷されてしまった。元チームで、明真大学付属病院に残ったのは、荒瀬門次(阿部サダヲ)と里原ミキ(水川あさみ)だけ。だが、朝田は北洋病院院長、善田秀樹(志賀廣太郎)に新たなチームを作ると宣言する。  もともとオーナー片岡一美(内田有紀)と野口の方針を快く思っていなかった善田は、2人を前に北洋は朝田が変えると宣言。だが、2人は朝田の去ったメイシンメディカルシティー構想に、鬼頭笙子(夏木マリ)を用意し、すでに北洋を静かにつぶす計画を進行しつつあった。  その頃、伊集院は北洋勤務の医師たちのやる気のなさに唖然。明真から自分たちと一緒に飛ばされた麻酔医、小高七海(大塚寧々)、外科医の外山誠二(高橋一生)もしかり。もとから北洋にいる松平幸太朗(佐藤二朗)に至っては、医局で酒を飲んでいる始末だ。  伊集院がへきえきしていると、急患が運び込まれた。患者は、西沢だった。すぐさま朝田はICUへ運ばせ、緊急手術に入る。西沢の術前評価は、明真で済ませていた。手術の人員を募る伊集院だが、小高は動こうとしない。外山は嬉々として手術室へ来るのだが、執刀を任せて欲しいとまで言い出す。朝田は、外山を第一助手にして、オペを開始。  一方、藤吉はミキから西沢の明真での手術記録のコピーを入手。そこには、野口が西沢の再手術に反対した理由が見て取れた。見学室から見守る藤吉は、この手術が

  • S02E04 絶対殺せない患者

    • November 1, 2007
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)たちが移籍した北洋病院だが、あいかわらず患者は増えず、受け付けには閑古鳥が鳴く。院長の善田秀樹(志賀廣太郎)は、藤吉圭介(佐々木蔵之介)にチーム作りの状況を尋ねるが、何分、日が浅く人員確保は難しい。  そんな中、朝田は麻酔医の小高七海(大塚寧々)に注目。小高が前回のガーゼオーマのオペで、若い麻酔医に的確な指示をしたからだ。朝田は、能力があるのに今までオペに参加しなかった理由を聞く。だが、小高はチョコを食べながら、軽いカカオ中毒だとはぐらかした。  “北洋にろくな医者はいない”。そんな噂は女子高校生にも浸透していた。腹痛を訴え救急車で北洋に搬送されてきた矢沢真理絵(柳田衣里佳)も、付き添いの友人、緒方美羽(黒川智花)に、明真に行きたいと訴える。  真理絵は、急性虫垂炎。ホッとした美羽の横を、朝田、伊集院登(小池徹平)ら医師たちが通り過ぎる。虫垂炎手術を侮るような発言をする外山誠二(高橋一生)を朝田が一喝。そんな医師団を見送り、携帯電話をかけられる場所を探す美羽に、小高がチョコを持っていないかと話しかける。真理絵のオペが始まると、手際の悪いMEの野村博人(中村靖日)を外山が怒鳴り散らす。その声に、さらに萎縮してしまう野村…。  その頃、明真では鬼頭笙子(夏木マリ)が自ら組織したエリート医師団、“チーム鬼頭”を引き連れてカンファレンスを始めようとしていた。そのチームには、荒瀬門次(阿部サダヲ)も入れられている。  一方、野口賢雄(岸部一徳)は、片岡一美(内田有紀)と打ち合わせ。片岡は、明真を心臓移植実

  • S02E05 決行!! 運命の無輸血手術

    • November 8, 2007
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    朝田龍太郎(坂口憲二)を信用して北洋病院に入院した緒方美羽(黒川智花)。だが、美羽が政治家、恩田哲三(竜雷太)の娘と知った片岡一美(内田有紀)と野口賢雄(岸部一徳)は、彼女を明真大学付属病院に転院させてしまう。鬼頭笙子(夏木マリ)のチームに手術させようとしたのだが、美羽の血液が極めて希少な型と判明。危険をはらむ手術に野口は頭を抱える。ところが、美羽が朝田のもとに行こうと、明真を抜け出し北洋病院の前で倒れた。すぐさま、緊急オペとなるのだが…。  明真では、野口が恩田に美羽の状況を電話で説明。野口は、美羽の手術は北洋に任せるしかないと伝える。野口にしてみれば、上手く厄介払いができたというところ。  北洋では手術の準備が進む。重大な手術に野村博人(中村靖日)は怖じ気づく。藤吉圭介(佐々木蔵之介)は美羽と同型の血液を必死に探すが、見つからない。そんな時、麻酔医が美羽と同じ血液の患者を手術した教授を思い出す。その教授は伊集院登(小池徹平)が知っていた。朝田と藤吉は、伊集院に教授に連絡して患者を紹介してもらい、血液を確保してくるよう指示。伊集院は、その門脇という患者の家へと急ぐ。  しかし、血液の到着を待つ余裕はない。一方では朝田が、外山誠二(高橋一生)を助手に美羽のオペ開始を宣言。しかも、輸血が出来ないため、血液の循環を止めての手術だ。循環停止できるのは40分が限度。朝田は、40分で全てを終わらせると言うのだが、外山にはとても信じられない。それでも、やらなければならないという朝田の強い意志のもと、手術がスタート。朝田は、驚愕のス

  • S02E06 もう1人の天才外科医…

    • November 15, 2007
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    北洋病院に天才外科医、朝田龍太郎(坂口憲二)がいるという噂を聞きつけ、朝田の腕を頼る患者たちが、北洋に少しずつ集まりだした。だが、朝田のチーム作りはなかなか進まない。外科医の外山誠二(高橋一生)は、朝田にライバル心をむき出し。この日に行われる新たな心臓手術のメンバーに自分を入れるよう、朝田に迫るが、朝田は外山には医者として決定的に足りないものがあると言い、メンバー入りを許さない。  そんな時、伊集院登(小池徹平)は、野村博人(中村靖日)から外山はとある大学で名のある教授の息子だと聞かされる。兄弟もその大学で講師などを勤める優秀な医師家族の末っ子だった。野村は、だからこそ外山が現状の自分に焦っているのではないかと推測。その意見に伊集院も納得。そしてその伊集院は、心臓外科医の登竜門と言われるフレッシュマンズライブを翌日に控えていた。  朝田は藤吉圭介(佐々木蔵之介)から、相変わらず手術に小高七海(大塚寧々)が加わらないと知らされる。先日の少女の手術に小高が参加したのは、片岡一美(内田有紀)に説得されたからだと言う。  北洋の医局員たちも、朝田が執刀するオペ時間が迫ると、見学室へと急ぐようになった。外山が、そんな医局員たちを冷めた目で見送っていると、病人搬送中の救急車から緊急連絡が入った。搬送されている患者、五代明代(草村礼子)に付き添う、夫の昭三(山田吾一)も、朝田の執刀を求めていた。朝田が、まさに手術に入ろうとしていて、医局員が、その話をしようとすると、外山が受話器を奪い朝田はいると答えてしまう。  搬送されてきた明代を、外山

  • S02E07 復活!!スーパードクター

    • November 22, 2007
    • Fuji TV

    北洋病院で進める朝田龍太郎(坂口憲二)のチームに、外山誠二(高橋一生)が加わった。だが、まだ麻酔医の小高七海(大塚寧々)には、その意志がない様子。  そんな時、松平幸太朗(佐藤二朗)に“スーパードクター”と呼びかける少女、高見香奈(川島海荷)と、その母親、紀枝(高橋ひとみ)が北洋病院にやってきた。松平は数年前、この母子の生体肝移植を成功させていたのだ。食道がんを患った紀枝は、松平を信頼して訪ねてきたのだが…。  その頃、明真大学付属病院の空になった病室には、荒瀬門次(阿部サダヲ)が佇んでいた。その病室では、つい先日まで紀枝が治療を受けていたのだ。そんな荒瀬に、里原ミキ(水川あさみ)が声をかける。どうやら紀枝は食道がんだけではなく、野口賢雄(岸部一徳)が北洋への転院をすすめたらしい。  北洋に入院した紀枝に早急な手術を求める医師たちだが、松平は放射線治療と投薬で様子をみようと、手術を避ける。  一方、明真では野口が片岡一美(内田有紀)と会っていた。野口は、朝田が着任してから少なからず上がっていく北洋の人気が面白くない。片岡は、野口の不満を取り除こうと、鬼頭笙子(夏木マリ)を一流マスコミに取り上げさせ、明真の名を高めようとする。  医局のカンファレンスでは、朝田が早急な紀枝の手術を訴える。そこに、酔っ払った松平が入ってきて暴れた。松平が手術を避ける理由とは…。  そんなある夜、紀枝が大量吐血をする。その様子を見た朝田は…。

  • S02E08 絶対に許せない麻酔医!!

    • November 29, 2007
    • Fuji TV

    北洋病院へ1人の少年の患者が来る。その患者の両親が朝田龍太郎(坂口憲二)の腕を頼って来たのだ。患者、黒田智樹(本郷奏多)の父、俊彦(野村宏伸)は医療裁判を扱う弁護士で、かつて智樹が麻酔科医のミスで低酸素脳症になってしまったことを悔やみ、手術スタッフには敏感になっていると話す。朝田とともに、話を聞いていた藤吉圭介(佐々木蔵之介)は、スタッフを事前に知らせることを約束する。俊彦と妻の早苗(中込佐知子)が話を終えて帰ろうとすると、廊下で小高七海(大塚寧々)に出くわしたそのとき、小高と俊彦の顔色が変わった。  その頃、野口賢雄(岸部一徳)は、意気揚々と鬼頭笙子(夏木マリ)に心臓移植関連学会協議会のメンバーが明真大学付属病院に来て、移植実施施設にふさわしいかどうかを決めるサイトビジットの日程が決まったことを報告。鬼頭は、認定後のオペスケジュールを調整したいのだが、野口はとにかく認定施設となることだけが頭にある様子。  一方、外山誠二(高橋一生)が朝田のチームに入ったことで伊集院登(小池徹平)は自信を失いつつあった。朝田のみならず、外山の高い技術を目の前で見せつけられたためだ。  俊彦は、小高をオペに加えるようなら智樹を他の病院で診てもらうと、朝田、藤吉に執拗に迫る。藤吉が理由を尋ねると、俊彦は小高が智樹の母親だと話し始めた。  俊彦は、小高がまだ学生のころに結婚。小高は智樹を出産するが、麻酔科医として多忙になると育児どころか寝る間もなくなった。折りしも智樹の誕生日。早く帰ると約束した小高だが、緊急オペが入って帰れなくなってし

  • S02E09 余命2ヶ月!!奇跡の手術

    • December 6, 2007
    • Fuji TV

    北洋病院の朝田龍太郎(坂口憲二)のもとに、母の音部美和(長野里美)に伴われた9歳の患者、雄太(田中碧海)が来た。朝田は、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、小高七海(大塚寧々)、松平幸太朗(佐藤二朗)らチームの面々に、雄太は2年前に自分がバチスタ手術をした患者だと説明を始める。  雄太は、朝田がアフリカのNGOで働いていた時に知り合った海外青年協力隊の息子で、重度の拡張型心筋症を患っていて、現地では他の手段がないため手術したのだ。ところが、年を経て心機能が悪化。美和たち両親は心臓移植も考えたのだが、高額医療となるため手段が得られない。そうこうするうちに、父親は過労死。再び朝田の腕を頼ってやってきたのだ。なぜか、そのカンファレンスに、伊集院登(小池徹平)の姿はなく…。  一方、明真大学附属病院では野口賢雄(岸部一徳)が自室で胸を押さえて倒れていた。やって来た木原毅彦(池田鉄洋)が野口の異常に気づいて応急手当。木原は野口がニトロを常備していたことを知り、狭心症を疑う。だが、鬼頭笙子(夏木マリ)に報告しようとする木原を野口が遮った。5日後に控えた心臓移植関連学会協議会によるサイトビジットを成功するまで、野口は自分の病気を鬼頭たちに知られるわけにはいかなかった。  今の状態だと、雄太は持って2カ月。しかも、日本では子供の心臓移植は難しい。朝田と藤吉の説明に、美和は力なく病院を後にする。そんな美和を見ていた片岡一美(内田有紀)に藤吉が声をかけた。藤吉から雄太の病状を聞いた片岡は、対処法を尋ねる。すると藤吉は、1%のわずかな望みに賭けるのが親で、

  • S02E10 総力戦!!運命の心臓移植

    • December 13, 2007
    • Fuji TV

    北洋病院の朝田龍太郎(坂口憲二)は野口賢雄(岸部一徳)の手術に成功。そして野口は、明真大学付属病院を心臓移植実施施設とする名誉を手に入れる。だが、朝田の手術と交換条件として片岡一美(内田有紀)が提示した案件を野口は無視し、ビジネス関係を解消する。さらに、朝田たちのチームの明真への受け入れも、音部雄太(田中碧海)の手術が成功したら…と言う。  ともあれ、朝田たちが一時的にでも明真に戻ったことで、優秀な心臓外科手術チームが2つ存在することになる。1つは心臓移植実施施設認可後、第1号の心臓移植患者を手術することとなる鬼頭笙子(夏木マリ)のチームだ。鬼頭の患者はVIPで、心臓移植待機リストも、おそらく上位と思われ、ドナーさえ現れれば、すぐに移植手術が行われる状態。  一方、朝田も雄太の病状に関してチームを集めてカンファレンスを実施。北洋でともに過ごした、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、伊集院登(小池徹平)、小高七海(大塚寧々)、松平幸太朗(佐藤二朗)、外山誠二(高橋一生)、野村博人(中村靖日)に旧チームドラゴンの荒瀬門次(阿部サダヲ)、里原ミキ(水川あさみ)が加わった強力なメンバーだ。だが、鬼頭の患者と比べ、9歳の雄太に心臓移植の順番が回ってくる可能性は極めて低い。それでも、朝田は望みを捨てず、メンバーに手術に備えての徹底したトレーニングを促す。  ある日、朝田は伊集院に鬼頭のチームに入るよう命令する。不満を隠せない伊集院に、朝田は鬼頭の心臓移植手術が先になるので、そのオペを学び雄太の手術に備えるようにと諭した。  伊集院の鬼頭チーム入

  • S02E11 運命の4時間!!最後の手術

    • December 20, 2007
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)のチームが、松平幸太朗(佐藤二朗)執刀で9歳の患者、音部雄太(田中碧海)の生体肝移植手術中、鬼頭笙子(夏木マリ)のチームが心臓移植手術を進める山野文彦会長(中村まこと)がアレルギーショックを起こす。山野の心臓移植は断念せざるを得なくなるが、すでにドナーの心臓は伊集院登(小池徹平)により搬送中。その心臓は、移植ネットワークの判断で移植を待つ雄太が最適とされた。雄太は生体肝移植手術中だったが、朝田は心臓移植も同時に行うことを決意する。  朝田と松平が手術室に向かうと鬼頭が現れ、朝田を励まし、移植が出来なくなった山野も死なせないと宣言する。  朝田と松平の執刀が始まった。そのチームは、荒瀬門次(阿部サダヲ)、小高七海(大塚寧々)という2人の麻酔医、里原ミキ(水川あさみ)、外山誠二(高橋一生)、野村博人(中村靖日)らが集う。見学室では術後管理を任される藤吉圭介(佐々木蔵之介)が見つめる。それは荒瀬曰く“最強のチーム”だ。  その頃、片岡一美(内田有紀)は野口賢雄(岸部一徳)の部屋にいた。野口が、この日の手術予定を知り、朝田たちの手術を中断させないようとするためだ。片岡は、心臓移植指定施設を認可させた功績を祝うパーティーに急ぐよう野口を促して、手術予定表を見せないことに成功するが…。  大人のドナー心臓を子供の雄太に、しかも、生体肝移植と同時に行うことは誰が考えても困難な手術。しかも、雄太を開胸すると、想定以上の癒着が判明するが、朝田は冷静に手術を進める。  朝田たちの手術は、明真大学付属病院の医局員たち

Season 3

  • S03E01 あの伝説のチームが遂に復活!! 心臓がなくなる…史上最悪の超難手術に挑む 朝田の前に最強の敵が立ち塞がる

    • October 14, 2010
    • Fuji TV

    “医龍”こと朝田龍太郎(坂口憲二)が、明真大学付属病院を去ってから数年—。 明真はかつての野口賢雄(岸部一徳)のスキャンダルもあり、患者数は激減。優秀な医師は他の病院へ流れ、外科医のレベル低下により目にあまるばかりで訴訟も絶えないなど、いまや信用はすっかり地に落ちていた。そんな中、新学長となった鬼頭笙子(夏木マリ)が記者会見を開き、教育・臨床・研究を柱に明真の再建を目指すと宣言する。同じ頃、アメリカでは加藤晶(稲森いずみ)が幼い少女の心臓移植を成功させ外国人医師たちを驚愕させていた。そして、とある戦地では朝田が爆撃により負傷した女性の治療にあたっていた。  明真のERに、バイク事故により川に放り出された患者が運び込まれてきた。すぐさまオペに入る伊集院登(小池徹平)と木原毅彦(池田鉄洋)だが、心臓のみならず脳出血の疑いも出てきて手のくだしようのない状況に、諦めて閉胸しようとしたその時、オペ室に朝田が現れた。朝田はオペ続行を告げ、見事な手腕で成功させる。見学室では、その一部始終を鬼頭と加藤が見つめていた。さらに鬼頭は藤吉圭介(佐々木蔵之介)が勤める病院を訪れ、明真に戻り再生医療研究を完成させるよう説得する。明真でチームドラゴンの復活が噂される中、荒瀬門次(阿部サダヲ)は、1年前に起きた執刀医のミスにより患者を死なせてしまった事件以来、オペには入らなくなっていた。  ある日、鬼頭に藤吉から電話が入り、研究を続けながら患者もみることを条件に明真へ戻ることと、転院させたい患者がいることを告げられる。  患者は17歳の菅谷有希奈(桜

  • S03E02 花嫁が迫られた命より重い選択! 神の手vs悪魔の指先

    • October 21, 2010
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)たちが4時間かけた手術を、わずか45分で終わらせてしまった内科医の黒木慶次郎(遠藤憲一)が現れた。黒木は、野口賢雄(岸部一徳)がアメリカから呼び寄せたカテーテル治療のスペシャリストだった。  野口は鬼頭学長(夏木マリ)と加藤晶(稲森いずみ)を前に、カテーテル部門の強化と外国の富裕層をターゲットとしてメディカルツーリズムを推進する明真の改革案を提出。カテーテル治療が進めば外科医は必要なくなるという野口の言葉に苛立ちを隠せない加藤。荒瀬門次(阿部サダヲ)の治療で、カテーテル治療のメリットと黒木の技術の高さを目の当たりにした伊集院登(小池徹平)もまた不安を募らせていた。そんな中、明真に入院中の父親の見舞いに来ていた根岸紗江(松下奈緒)が突然倒れた。検査の結果、重度の心房中隔欠損症が原因で心不全を起こしたことが判明。加藤は早急なオペが必要と診断、やる気を見せる伊集院をさえぎり朝田に執刀医を依頼した。  オペの説明を受けた紗江は、結婚式が2週間後に控えていることを理由に手術は延期できないかと申し出る。加藤は一刻の猶予もないと説明。さらに胸に傷が残ると聞き、うつむいてしまう。朝田と藤吉圭介(佐々木蔵之介)はカルテを見直し、オペ時期を再検討。紗江の婚約者である山口(長谷川朝晴)から、末期がんで余命1カ月ほどである紗江の父親が、これまでオペを先延ばしにしていた理由であることを聞くが、やはり延期は厳しいと判断する。山口の話を立ち聞きしていた黒木は紗江の病室を訪れ、カテーテルであればオペは2時間、胸に傷も残らず、術後3日

  • S03E03 裏切りの公開手術! 起死回生をかけてチームドラゴンが難手術に挑む

    • October 28, 2010
    • Fuji TV

    明真ではカテーテルが治療の主流となりつつあり、カテーテル医が急増。伊集院登(小池徹平)や木原毅彦(池田鉄洋)ら外科医が、内科医に代わって当直まで引き受けなくてはならない状況になっていた。胸部心臓外科の手術予定表も空白ばかり。そんな状況を目の当たりにして、加藤晶(稲森いずみ)は焦りを隠せない。  ある日、鬼頭学長(夏木マリ)に呼び出された加藤は、医療版ミュシュランとも言われるIMA取得のため、世界の心臓外科医トップ5を招いてライブデモンストレーションを行うことを告げられる。挽回のチャンスとばかりに朝田龍太郎(坂口憲二)にオペをさせると言う加藤だが、野口賢雄(岸部一徳)にオペを行うのは黒木慶次郎(遠藤憲一)だと遮られてしまう。エレベーターで居合わせた朝田と黒木。黒木になぜ明真に戻ってきたかと問われた朝田は仲間に呼ばれたからと答えた。黒木はその答えに失笑、それが弱さになると告げて去って行く。  加藤がライブデモンストレーションをチームドラゴンで行えるよう、難しい症例の患者を探して各病院に連絡をしている頃、伊集院が以前診察した15歳の少女・山内遥(金澤美穂)が大動脈弁置換のオペが必要なことがわかった。カテーテルでは不可能なそのオペを、加藤は最高難度のロス手術で行い、それをライブデモンストレーションするよう鬼頭に直訴。鬼頭もそれを承諾した。怒りを露わにする野口と黒木。  俄然、張り切りだした加藤は遥と遥の母にオペ内容を説明。難易度は高いが朝田が同じオペを何度も成功させていることを告げるが、遥は不安を隠せない。さらに加藤は、アメリカ

  • S03E04 誰も知らないカルテ! 天才の光と伊集院の涙…そのチームは誰のため

    • November 4, 2010
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)は患者の意思を汲んでライブデモンストレーションの中継映像を遮断するが、その代わりに流れた黒木慶次郎(遠藤憲一)のカテーテルオペの模様は審査員や観衆から賞賛を浴びる。満足気な野口賢雄(岸部一徳)とは正反対に言葉を失う加藤晶(稲森いずみ)。鬼頭学長(夏木マリ)は、記者会見でカテーテル治療に力を注ぐと明言する。これで医療版ミシュランとも呼ばれるIMAの取得のための第一関門である医療技術の高さは突破。第二関門の合理的な経営も、すでに野口が再建計画書を作成していた。最後の関門は医療の質。審査員が病院内を見て回り判断が下されるが、いつ、誰に、どのような質問をするかは事前に知らされないため、鬼頭と野口は不安を隠せない。  そんな中、伊集院登(小池徹平)にERに行くように加藤から命令がくだる。朝田は別の大学病院で行われるオペに呼ばれるが、執刀医以外は必要ないと言われてがく然とする伊集院。朝田にERは外科医の腕を磨ける場所だと言われるが、海外の教授からオペ技術を賞賛されている朝田の姿に伊集院はさらに肩を落としていた。そんな伊集院に優しく声をかける黒木。  いよいよIMAの審査日がきた。すでに院内の看板は多国語表記に取り替えられ、職員には対応マニュアルや想定質問集が配布されるなど指導がされていたが、鬼頭と野口は緊張の面持ちで審査員3人を迎える。審査は清掃や患者用の食事にまで及び、逐一シートに何かを書きこむ審査員たちの様子を不安気にみつめる鬼頭たち。伊集院は、そんな状況とは無縁のERで肩の痛みを訴える横田辰夫(本田博太郎)の診察に

  • S03E05 心臓移植を待つ子供… 天才医師でも救えない患者、打ち砕かれた希望

    • November 11, 2010
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)のもとを離れ、黒木慶次郎(遠藤憲一)の下でカテーテルを学び始めた伊集院登(小池徹平)。引き止める加藤晶(稲森いずみ)の言葉を遮り、いいように使われるのは嫌だと拒絶し去って行く。そんな中、明真では野口賢雄(岸部一徳)が仕込んだメディカルツーリズム第1号の患者で中国の元大臣・李強忠(解世雄)の受け入れ準備が進んでいた。気難しい人物ではあるが、これを成功させれば中国人富裕層にいい宣伝になると、鬼頭学長(夏木マリ)も力を注ぐ。  加藤から、伊集院の説得を頼まれた朝田は、カテーテルを学ぶのは悪いことではなく、なにより本人の意思だからと断る。伊集院もまた、すれ違った朝田に向かい「自分の気持ちはわからない」と言葉を投げつける。  ある日、藤吉圭介(佐々木蔵之介)の依頼で13歳の拡張型心筋症の真鍋徹(今井悠貴)が明真にやってきた。自分の症状を理解していて、諦めたような態度をとる徹。同じタイミングで、李も明真に到着した。通訳係の真柄冬実(谷村美月)を通して、必死に李のご機嫌を取る野口。  検査の結果、徹は重度の拡張型心筋症であるほか別の症状もあり、朝田も手が出せないことがわかった。これまでの病院と一緒で移植ドナーが現れるのを待つしかない状況を聞いた徹は、ますます態度がかたくなになっていく。徹に「僕は助からないんですよね?」と聞かれた朝田は…。  李の人間ドックでは、大動脈が左右にかなり蛇行しているのが発見された。野口は早急な治療の必要があると判断し、数日後に京都観光を予定しているという李に黒木ならすぐに治せると説得

  • S03E06 心停止! 朝田の心臓が止まった!! 命をかけて救った命…伊集院、お前が救え

    • November 18, 2010
    • Fuji TV

    屋上から転落した患者がER室に運ばれてくる。僧帽弁と三尖弁が損傷している上、逆流の程度もひどく急性心不全状態という、朝田龍太郎(坂口憲二)でなければ助けられないほどの重体患者だ。しかし朝田は不在で、加藤(稲森いずみ)も重症患者の手術中。オペが出来る心臓外科の医師が誰もいない。それを聞いた黒木(遠藤憲一)は、伊集院(小池徹平)に「行ってこい」と背中を押す。ER室に飛びこみ、患者に話しかけようとした伊集院だが、ベッドに血まみれで横たわっていたのは、ほかならぬ朝田龍太郎であることに気づき、愕然となる。すぐに手術しないと心臓は二度とよみがえらない瀕死の状態の朝田に、藤吉(佐々木蔵之介)は伊集院へ「いま朝田を助けられるのはお前しかしない」と諭し、朝田を手術するよう懇願する。だが伊集院は「僕には無理です。それに僕はもうチームの一員じゃないし…」と固辞。しかし、藤吉の「朝田はお前が帰ってきた時のために、お前の持針器を磨いていた。あいつは今でもお前をチームの一員だと思っている」という言葉に執刀を決意する。「何としても朝田を助ける」そう心に固く誓う、加藤、伊集院、藤吉、荒瀬(阿部サダヲ)らチームドラゴンの面々。だが、冬実(谷村美月)らは「6年目の伊集院先生に心臓弁の再建なんてできるんですか?」と不安顔。伊集院執刀のもと、手術が始まった。しかし、容態は一刻を争うほど深刻。時間との戦いが始まった。だが、手術開始早々、伊集院ら医師は硬直する。乳頭筋が断裂している上、P3の腱索断裂が分かったからだ。この状態で弁を形成していたら間に合わない。絶体絶

  • S03E07 総力戦! 2分の手術! 忘れたはずの恋と子供の命… この子を絶対に死なせない!

    • November 25, 2010
    • Fuji TV

    伊集院(小池徹平)の執刀により一命を取りとめた朝田龍太郎(坂口憲二)。加藤(稲森いずみ)、荒瀬(阿部サダヲ)、冬実(谷村美月)、木原(池田鉄洋)、藤吉(佐々木蔵之介)らは歓喜にわくが、喜びもつかの間、朝田は記憶喪失になっていることが判明し、愕然となる一同。  ある日、3週間後に手術が予定されている佐藤理恵(星野真里)という妊婦が入院してくる。心臓に先天性の重大な疾患を抱えた胎児を帝王切開で取り上げ、2分以内にペースメーカーを埋め込むという、きわめて難易度の高い手術を受けるためだ。時間との戦いで、一刻一秒を争う手術のため、担当医である加藤は新生児科、産科、ナース、胸部心臓外科すべての総力戦となり、みなでこれからシミュレーションを重ねると告げる。その加藤に、木原はおずおずと「朝田先生は?」と尋ねると、「一時的に記憶が混乱しているだけで、徐々に回復していくから、このオペにも参加できると思う」と答える。ほっと胸を撫で下ろす一同。また、学長の鬼頭(夏木マリ)も「朝田の復活を願っている。外科医でない朝田に興味はない」と言い切るのだった。  同じ頃—。自分を助けるために屋上から転落し、瀕死となった朝田に対し、自責の念にかられて塞ぎ込んでいる徹(今井悠貴)は、ある日、懸命にベッドから起き上がろうとするものの、足に力が入らず床に倒れこんでいる朝田の姿を見て、何かを決意する。  一方、加藤は動揺していた。理恵の、手術同意書などの書類の中に、「配偶者 佐藤修一(吉田栄作)」の文字があったからだ。修一は、11年前、加藤の婚約者だった男性だった

  • S03E08 朝田復活! 奇跡の手術! 右手に託された命の約束…先生僕を助けて!

    • December 2, 2010
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)の手の震えは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)であると診断される。屋上から転落した事故によって過去のなんらかのトラウマが蘇ってきたのでは、と医師に言われ、思い当たることがある朝田。  メスが握れなくなっていることをチームのメンバーに知られまいと、ひとり黙々とリハビリを続ける朝田だったが、症状はまるで好転の兆しを見せない。しかも、診察を受けに行った病院にたまたま黒木(遠藤憲一)が居合わせ、脳外科から出てきた朝田の姿を目撃していた。何かを察知したらしい黒木は、そのことを荒瀬(阿部サダヲ)に伝える。さらに荒瀬は「最近の黒木のカテーテルはミスが多い」と黒木の助手たちが話しているのを小耳に挟み、胸の中に不安が広がっていくのを感じるのだった。  一方、藤吉(佐々木蔵之介)は心筋幹細胞の研究が大詰めを迎え、研究室に缶詰の状態になっていた。加藤(稲森いずみ)は、この研究が前進すれば、現在はドナーが出るのを待って心臓移植を行うしかない徹(今井悠貴)のような患者にも希望の光が見える、と励ます。朝田や、伊集院(小池徹平)たちの励ましの甲斐あって、最近体調が良くなってきた徹。体重も2キロ増えたとうれしそうに母に告げるが、なぜかよく咳こむようになっていた。  同じころ、医局では冬実(谷村美月)が医学書を読んでいた。たまたま後ろを通りかかった響(初音映莉子)がちらりと見ると、「症状の進行による心不全の症状」とあり、続いて“肺うっ血による咳”“肺水腫による体重の増加”などの記載があった…。  ほどなく、小康状態を保っていたかの

  • S03E09 遂に来た! 最強の仲間! 絶対に許せない過去の男…お前は俺が救う!

    • December 9, 2010
    • Fuji TV

    明真に戻ってきた野口(岸部一徳)は、学長の鬼頭(夏木マリ)に「明真を医療特区にすべく、厚労省や外務省幹部と交渉しています」といきなり切り出す。中国で、ロシアの保健・社会開発省の重鎮とのパイプを得た野口は、明真を医療特区のモデル地区第一号としたい、それが成功すれば明真は外国人医師と患者で溢れることになり、これこそが真の医療の国際化であると力説するが、日本人医師と患者が減ることを懸念する鬼頭はその案を押し戻す。  そんな折、朝田(坂口憲二)と伊集院(小池徹平)は中庭のベンチで過呼吸に陥っている高瀬(渡辺いっけい)という男性を助ける。2人が心臓外科の医師だと知ると、高瀬はやおら土下座し、黒木(遠藤憲一)に自分の妻の治療をしてもらえるよう話をつないで欲しい、と懇願する。その必死の面持ちに事情を訊ねると、自分と黒木はかつて同僚であり、チームとしてお互いを信頼していたのに、教授が執刀し、患者を死なせた手術の際には全員、黒木に全責任をかぶせ、その結果、黒木は医局を追われた。自分たちチームは全員黒木を裏切ったのだ、と告白する。だが、自分の妻が重度の心臓病になり、なるべく人工心肺を使わず、カテーテル治療を希望しているため、黒木に執刀して欲しいと思い、会いに来たのだが、話すら聞いてもらえなかった、と言うのだ。無理もない、と思う一方、妻の命を救えるのは黒木しかいない、とわらにもすがる思いで朝田と伊集院に頼み込む高瀬。  同じころ、北見里香(岩橋道子)という患者が明真を訪れるが、診察にあたった黒木は、すぐに治療と手術を要する、と本人および

  • S03E10 母の命か娘の命か! 仲間の命を懸けた禁断の最終オペが今、始まる!

    • December 16, 2010
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    最高水準の技術を要する手術を2つ同時に行うことになったチームドラゴンの面々。患者の1人は高瀬春香(出口結美子)。黒木(遠藤憲一)のかつての同僚、高瀬(渡辺いっけい)の妻だ。もう1人は世界的に有名なロシア人ピアニスト、リディア・ナターリア(Asya)。リディアを追いかける報道陣の数のすさまじさに、木原(池田鉄洋)らは「これを成功させたら、就任したての野口(岸部一徳)学長の名前も一気に上がるな」と噂する。この2つのオペを同時にこなすために、春香の手術は朝田龍太郎(坂口憲二)が執刀、さらに伊集院(小池徹平)、荒瀬(阿部サダヲ)、冬実(谷村美月)、響(初音映莉子)らが担当。そしてリディアの手術は、加藤(稲森いずみ)が執刀、さらに北洋病院から朝田が呼んだ外山(高橋一生)、野村(中村靖日)らが受け持つこととなった。学長の野口は朝田にリディアの手術に入るよう命じるが、朝田は患者の状態を見てベストな選択をした結果、自分は高瀬の手術の執刀をすることに決めた、と一歩も引かない。そんな朝田に、野口は「万一のことがあったら、クビぐらいじゃすまないよ」と不気味な一言を残して立ち去る。  そんな折、高瀬の娘・恵(菅野莉央)が春香の病室を訪れる。恵はサッカーで骨折し、近くの病院に入院しているのだが、春香が心配で無理をして見舞いに来たのだ。仲のよい母娘の姿に、心を打たれる黒木。  手術を翌日にひかえたある日、朝田は廊下で偶然会った鬼頭(夏木マリ)に、「あんたが呼び戻したチームだ。あす最高のオペを見せてやるから見に来い」と声をかける。ほほえむ鬼頭。  いよい

Season 4

  • S04E01 お待たせ! 理想の病院を作るためチームドラゴン復活! 巨大資本と最新設備で世界進出を狙う宿敵と壮絶な闘いが始まる

    • January 9, 2014
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    朝田龍太郎(坂口憲二)は、とある国の紛争地帯でMSAP(万人のための医師団)の一員として活動をしていた。ある日、治療拠点にやってきた朝田の背後で爆発が起こり、1人の少年が大けがを負う。治療道具が十分でない中、朝田はオペに挑む。 インドにきていた経営コンサルタントの岡村征(高橋克典)は、大きな商談を成立させると、日本の各省庁の役人や様々な企業のトップが集まった「医療国際委員会」に出席している“ある男”に電話をする―――。 大病院「L&P病院」では、外科部長の木原毅彦(池田鉄洋)が早川昭吾(柄本佑)たち大勢の研修医に院内の解説を行っていた。目を見張る最先端医療設備を誇らしげに紹介する木原。一方、同じ地区にありながら古びた「桜井総合病院」は、研修医も来ず、医師は院長である桜井修三(平幹二朗)のみという状況だった。患者の流出も避けられず、経営難を不安視する看護師たち。また、肺を患って入院中の森本は、成功率の低い手術をこの病院で受けるのは不安だからと手術を拒んでいた。 ある日、「L&P病院」ERに救急患者・中原がやってきた。検査室を通すことで様々な検査が自動的に行われ、その結果は治療にあたる木原や、日本に帰国した岡村のタブレットに転送されていく。準備を終えた木原たちがオペ室に入った直後、室内の電話が鳴った。電話は岡村からで、電話を切った木原は救急隊員を呼び戻すように指示。「L&P病院」に受け入れ拒否を言い渡された中原は再び救急車に戻される事態に。途方にくれる救急隊員に中原は「桜井総合病院」に運んでほしいと話す。連絡を受

  • S04E02 手術をすると患者は死ぬ

    • January 16, 2014
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)の呼びかけにより、桜井総合病院に加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)が集結した。朝田はもう一人のチームドラゴンのメンバーである藤吉圭介(佐々木蔵之介)を訪ねてある国立病院へ向かう。 しかし、藤吉は最先端医療である心筋シートの研究を行いながら拡張型心筋症を患っている6歳の富田加奈(玉野るな)の治療にあたっているため、桜井総合病院へ移るのは難しい状態だった。 一方、L&P病院では、ER部長に鬼頭笙子(夏木マリ)が就任したことで受け入れ率がアップしていた。それらの実績などにともない、L&P病院の顧問である野口賢雄(岸部一徳)と経営コンサルタントの岡村征(高橋克典)は、目論んでいる医療特区構想が着々と進行していることに満足する。 藤吉が桜井総合病院を訪ねて来た。加奈の病状が悪化していて、心筋シートが使えるようになるまでの間、弱った心臓をなんとか持たせるためのオペを依頼するためだった。難しいオペではあるがチームドラゴンでなら成し遂げられると判断するが、いざオペを行うことになると桜井総合病院では設備が不十分であることが指摘される。打ち合わせに参加していた桜井修三(平幹二朗)は、L&P病院へ協力を要請することを決める。チームドラゴンがL&P病院に来ると聞いて、ほくそ笑む野口と岡村。 加奈の転院に合わせて朝田たちもやって来た。偶然、廊下で対峙した朝田と岡村は…。

  • S04E03 神の手からこぼれた患者

    • January 23, 2014
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)、加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)がL&P病院の施設を借りて手術を予定していた拡張型心筋症の小児患者・富田加奈(玉野るな)だが、手術に必要となる薬が使えないことが判明した。藤吉圭介(佐々木蔵之介)が研究中の心筋シートを使えば手術は可能だが、まだ認可がおりていなかった。 そんな中、L&P病院に入院中の加奈の様態が急変する。緊急手術が必要となり、朝田は苦渋の決断で救命のための最小限の手術を行うことを提案するが、藤吉はあまりにもリスクが高すぎると反対する。 打つ手をなくして黙り込むチームドラゴン。そこへ桜井修三(平幹二朗)がやってきてヒルジンを使うようにと指示を出す。ヒルジンは、加奈が使用できない薬の代用にはなるが、日本では未認可の薬だった。患者のためにベストを尽くすのが医者だという桜井の言葉を聞き、ヒルジンを使う決意をする朝田たち。カンファレンスルームでの朝田たちの会話を廊下で立ち聞きしていた木原毅彦(池田鉄洋)は、慌てて岡村征(高橋克典)に報告に向かう。 朝田たちが手術に向かおうとカンファレンスルームを出ると、目の前に岡村が立ちはだかり…。 朝田たちによる加奈の緊急手術が始まった。見学室には藤吉、岡村のほかL&P病院の医師や研修医たちが集まってくる。そんな中、手術を行っていた朝田の手が急に止まってしまう。

  • S04E04 魔法の心臓と狙われた女

    • January 30, 2014
    • Fuji TV

    朝田龍太郎(坂口憲二)たちチームドラゴンで挑んだ拡張型心筋症の富田加奈(玉野るな)の手術は、藤吉圭介(佐々木蔵之介)が研究していた心筋シートが使用できたことで無事に終了した。野口賢雄(岸部一徳)と岡村征(高橋克典)は、それを大々的に報道。世界最先端の治療を臨床試験として行える"スーパー医療特区"となったL&P病院が世界進出を果たすための手段の1つとして利用していたのだった。 心筋シートを使う代わりにL&P病院の研究員となった藤吉の研究室に岡村がやってきた。岡村は、藤吉により多くの患者を救うためにアメリカに渡って欲しいと打診する。戸惑う藤吉は…。 野口が「世界エネルギーサミット」の会場にやってくると、サミット後にL&P病院へ視察へ来る予定だったアフマド大臣が腹痛を訴えていた。虫垂炎と診断した野口はL&P病院に運ばせる。 同じころ、桜井総合病院に出前を持ってきたアフリカ人のカビルが腹痛を訴えて倒れた。虫垂炎だとわかり手術をすすめるが、お金も時間もないと断るカビルのため、朝田たちは術後の負担が少なくなるように最小限の麻酔や切開で手術を行うことにする。 一方、L&P病院のアフマドはロボットによる手術が行われた。虫垂炎の手術は無事に成功するが、術前検査で異常が発見され…。 そんな折、岡村は研修医の早川昭吾(柄本佑)に桜井総合病院へ研修に行くようすすめる。さらに岡村は加藤晶(稲森いずみ)も呼び出し…。

  • S04E05 天才麻酔科医が決断する

    • February 6, 2014
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    朝田龍太郎(坂口憲二)は、荒瀬門次(阿部サダヲ)から桜井修三(平幹二朗)の体重が急速に落ちていることを指摘され、検査を勧めることにする。一方、岡村征(高橋克典)の誘いでL&P病院へ移った加藤晶(稲森いずみ)のところへやってきた鬼頭笙子(夏木マリ)は岡村には秘密があると告げる。 同じころ、野口賢雄(岸部一徳)は岡村を呼び出していた。桜井総合病院に患者が移りつつあることを危惧した羽垣院長が、最短時間を目指して行うオペに最高のスタッフを用意するように指示を出す。やがて岡村がオペのメンバーを報告に行くと、羽垣は麻酔科医に、優秀だと評判の「桜井総合病院にいる麻酔科医」を連れてくるように命令する。 桜井総合病院では、朝田を中心に次のオペのカンファレンスが行われていた。そんな中、荒瀬と朝田を呼び出した桜井は、岡村の要請を告げる。断ろうとした荒瀬だが、執刀医が羽垣と聞き驚く。 15年前、羽垣は荒瀬の忠告に耳を貸さずに患者を死亡させたあげく責任を麻酔科医に押し付けていたのだ。話を聞いた朝田は今の荒瀬なら患者を救えるはずだと助言。荒瀬はオペに参加することを決意する。 患者である7歳の山城蓮の経食道エコーを見ていた荒瀬は、重大な症状を発見。予定しているオペでは蓮を救えないと木原毅彦(池田鉄洋)に訴えるが、院長の診断に異論は唱えられないと一蹴されてしまう。荒瀬は蓮の母親のもとへ行き…。。

  • S04E06 ヒーローに裏切られた男

    • February 13, 2014
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    朝田龍太郎(坂口憲二)は、桜井修三(平幹二朗)の検査に立ち会うためL&P病院へやってきた。L&P病院では、新しく院長となった荒瀬門次(阿部サダヲ)が病院内の地位や面子を取り払い、患者にとって最善のオペができる執刀医を決めるようになっていた。実績をあげていることを岡村征(高橋克典)から報告された野口賢雄(岸部一徳)はなんとなくおもしろくない。 同じころ、桜井総合病院では衣料品メーカーに勤務する平山千尋が、桜井に誤診されたと抗議に来ていた。桜井に心臓病と診断されたが、後にL&Pで再検査をしたところ気管支喘息だったという。様子を見ていた早川昭吾(柄本佑)はすぐに岡村に報告に向かう。早川の話を聞いていた野口は「誤診は当然」と言い、意味深な笑顔を浮かべて去っていく。 翌日、朝田はもう一度診察させて欲しいと申し出るが、千尋はそれを拒否。正式な謝罪がない場合は訴えると言って帰って行く。帰り道、突然声をかけられて千尋が振り向くと、野口が立っていた。 桜井の検査結果が出た。心臓と脳に動脈瘤が発見され、かなり難しいオペが必要だとわかる。桜井総合病院に戻った朝田は加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)らに検査結果を告げる。病気や過労が千尋の誤診を招いたのではという早川の言葉を否定しきれない加藤たち。 翌朝、桜井総合病院に抜き打ちで厚労省の医療監査が入る。突然のことに戸惑う一同の前に、千尋を連れた野口が現れ…。

  • S04E07 患者が最後に選ぶ医者!

    • February 20, 2014
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    L&P病院に入院中の桜井修三(平幹二朗)に検査結果を聞かれた朝田龍太郎(坂口憲二)は、脳に発見された巨大な動脈瘤のことは伏せて胸部大動脈瘤とだけ告げる。 岡村征(高橋克典)は、野口賢雄(岸部一徳)に次のターゲットは朝田ではなく伊集院登(小池徹平)であると話す。そのころ、伊集院は婚約中の樋口美雪(中村ゆり)に呼び出されていた。明真を辞めたことがばれてしまい、伊集院は桜井総合病院には自分が求めている医療があると必死で訴えるが、美雪は「明真でなくちゃダメ」と泣き崩れてしまう。 朝田と加藤晶(稲森いずみ)と荒瀬門次(阿部サダヲ)は、桜井を救うためには脳と心臓の同時オペが必要と判断。朝田と同時にオペのできる優秀な脳外科医を早急に探すことを決めた。帰ろうとする朝田の前に鬼頭笙子(夏木マリ)が現れ、アメリカの脳外科医を探すように助言する。 美雪から父親の豊(斉木しげる)が末期ガンで余命3カ月と宣告されたと聞いた伊集院。そのことで2人が気まずくなることを心配した豊が桜井総合病院にやってきた。治療を拒否し、ホスピスを探すつもりだと言う豊に伊集院は桜井総合病院への入院を勧める。朝田に豊のオペを打診するが、患者の体に負担がかかるだけでガンを完全に排除することはできないと断られてしまう。うちひしがれる伊集院に、朝田は患者にできることは切ることだけじゃないと話す。 一方、朝田たちの脳外科医探しも困難を極めていた…。

  • S04E08 暴れる患者と未熟な医者

    • February 27, 2014
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    看護師に呼ばれた朝田龍太郎(坂口憲二)が診察室へ向かうと、中から患者の母親である前原好美の抗議する声が聞こえてきた。診察にあたった早川昭吾(柄本佑)の対応に不満を訴える好美に、朝田は診察を代わる。 その後、猪原薫(キムラ緑子)に言われて渋々やっていた採血やバイタル測定でも、患者に下手だと文句を言われてイライラを募らせていく早川。岡村征(高橋克典)に電話をしてL&P病院へ戻して欲しいと訴えるが、朝田から学ぶことがあるはずだと有無を言わせず切られてしまう。 L&P病院に移った伊集院登(小池徹平)は、自ら提案した研修医が全部の科を回る新しい研修プログラムを実行していた。早川にも研修プログラムを渡し、時間がある時に受けるように勧めるが、早川は時間はなくプログラムも無意味だと一蹴する。 一方、加藤晶(稲森いずみ)は桜井修三(平幹二朗)のオペができる医師を探し出した。アメリカで一番と言われている脳外科医のマイク・ボールドウィンで、交渉に入るという加藤に朝田は症状を考慮して2カ月以内にオペがしたいと言う。 桜井総合病院に、足のむくみを訴える長沼芳江がやってきた。早川は簡単に診察を済ませ下枝動脈瘤と診断。立ち仕事をしている女性にはよくある症状だと説明し、芳江を帰宅させた。 翌日、呼吸困難で倒れた芳江が運ばれてきた。朝田を呼ぼうとする猪原を止めて早川が治療にあたるが、芳江は意識を失ってしまう。

  • S04E09 死なせない! 母と子の命

    • March 6, 2014
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    朝田龍太郎(坂口憲二)と同時進行で桜井修三(平幹二朗)のオペを行える脳外科医がみつかった。アメリカの医師のマイク・ボールドウィン(Don J)で、オペは可能だが2年先でしかも莫大な金額がかかるとの返事に、朝田たちは別の医師を探すことにする。 L&P病院の顧問室に呼び出された加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)は、野口賢雄(岸部一徳)に1週間後に5歳の男児・脇坂将のオペを依頼される。さほど難しいオペではないが、親会社の副社長の息子であるため万全を期してのためだった。 同じころ、桜井総合病院の朝田を訪ねてきた岡村征(高橋克典)は、古い知り合いであるマイクにひと月後に桜井のオペを引き受けさせたことを告げる。朝田がL&P病院へ移るのが交換条件だという岡村に朝田は…。 L&P病院に急患で妊婦の桐山恵美が運ばれてきた。難しい症例であることから受け入れを断ろうとする木原毅彦(池田鉄洋)を制し、岡村は強引に受け入れるように指示を出す。 野口が見守る中、加藤、伊集院、荒瀬による将のオペが始まった。その時、恵美の容態が急変した。岡村はオペ室に運ぶよう指示を出すと、オペ室の伊集院に恵美のオペに回るように訴える。しかし伊集院は手が離せない状態であるうえに、野口の猛抗議にあう。せめて母体だけでも助けようと木原がオペを申し出るが、岡村は母子共に助けると言い張り朝田を呼ぶために桜井総合病院へ走る。

  • S04E10 世界に売られる天才医師

    • March 13, 2014
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    朝田龍太郎(坂口憲二)をL&P病院へ呼ぶのは桜井修三(平幹二朗)の復帰後にするという岡村征(高橋克典)の判断に不満を募らせた野口賢雄(岸部一徳)は、自ら桜井総合病院へ出向き、朝田が病院を移らなければオペはやらせないと言い切る。 桜井総合病院へ、30年前に桜井が心臓に人工弁を埋め込むオペをした佐久間邦夫がやってきた。高齢を理由に人工弁交換のオペを断ろうとした佐久間に、桜井は自分も心臓と脳のオペを受けることを話す。自分を待つ患者のため、そして助けようとしてくれる医師たちのためにオペを受けるという桜井の言葉に、佐久間はオペを決断する。それを聞いていた朝田もL&P病院へ移ることを決め、桜井に佐久間はL&P病院で受け入れると話す。 岡村が野口のもとへやってきた。強引な朝田の引き抜き方法を非難する岡村に野口は…。 朝田がL&P病院へ出勤してきた。顧問室を訪れた朝田は桜井総合病院との協力関係を続ける約束を確認すると、野口からL&P病院のバッジのついた白衣を受け取る。 後日、桜井が佐久間を連れてL&P病院へやってきた。桜井は佐久間を伊集院登(小池徹平)に託すと、顧問室へ向かう。46年ぶりの対面を果たす野口と桜井。桜井は野口にL&P病院を学生時代に思い描いていた理想の病院にして欲しいと言葉をかける。 そんな中、野口は鬼頭笙子(夏木マリ)に、桜井のオペ1週間前のタイミングでチームドラゴンのインド派遣を大々的に発表する予定だと告げ…。

  • S04E11 帰ってきた天才外科医

    • March 20, 2014
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    桜井修三(平幹二朗)が倒れた。すぐに朝田龍太郎(坂口憲二)、加藤晶(稲森いずみ)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)が待つL&P病院へ救急搬送される。 検査の結果、心臓と脳の同時オペを決断せざるを得ない極めて危険な状況だった。荒瀬にL&P病院の脳外科医を当たらせるが、あまりにも難易度が高いため全員に不可能だと断られてしまう。朝田は自分が脳の手術も、と言い出すが、荒瀬に反対される。そこへ状況を聞いた藤吉圭介(佐々木蔵之介)から電話が入った。藤吉は、桜井のオペができる脳外科医が日本に1人だけいると告げる。 桜井のオペが始まった。医師や研修医たちがモニタールームへ急ぐ様子から、桜井のオペが行われているのを知った野口賢雄(岸部一徳)は慌てて見学室に駆け込む。オペを止めようと受話器を取るが、その手を鬼頭笙子(夏木マリ)が阻んだ。一方、モニタールームでオペの様子を見守っていた早川昭吾(柄本佑)は突然部屋を飛び出して行く。 そんな中、桜井の脳に想定外の症状が発見される。命を救うための術式が提案されるが、朝田はそれを止めた。命を救うだけではなく、桜井を医師として復帰させるのが目的であることを告げ、難易度は跳ね上がる別の術式を提示する。全員が了承し、すぐにオペを再開させるが、残り時間は迫り…。 野口は黙って見学室を出ていく。残った鬼頭は、ある人物に視線を送るが…。