無の殺意

桜木泉（上戸彩）ら特殊班のもとに長嶋（北大路欣也）から新たな捜査指令が出た。この3カ月、いくつかの場所で通常の5倍もの件数のひったくり、車上荒らし、痴漢、児童連れ去りなどの事件が発生している。その場所はいずれも、科学警察研究所の研究員、前島誠司（高杉亘）が作成した防犯マップで危険度が高いと指定された場所だった。さらには、事件が多発した町田市と江戸川区に設置されている周囲1㎞の防犯カメラから、それぞれ同じ40代男性が乗車している偽造ナンバーの車両が発見されたのだ。特殊班はこの男と事件の関連性、さらに犯人が防犯マップを参考に事件を起こしているのではないかとみて、捜査に乗り出した。泉と白石（中原丈雄）は、前島が地域住民と行っている防犯マップ作りのボランティア活動に潜入捜査をすることになった。そこで泉はボランティアとして毎回参加している梶田真之（松林慎司）という男性と出会う。高峰涼子（山口紗弥加）のプロファイルによると、泉に話しかけられた梶田は明らかに動揺していることがわかった。そこで、白石が梶田をマークすると、梶田が前島の資料と地域住民で作った資料をコピーして持ち出しているところを発見した。白石から報告を受けた瀧河（桐谷健太）、磯村（小林高鹿）らは梶田を追うことに・・・。

防範地圖為選區與連續毆打事件 由於東京都內各地接連發生案件，因此警視廳採取對策舉行了一次講座，櫻木泉和瀧河信次郎等人都紛紛參加，而主講人則是科學警察研究所犯罪預防研究室的前島誠司，主講的內容是關於比較容易發生犯罪的場所。根據前島的研究結果顯示，犯罪多發地帶大都是出現在人數較少、交通條件較差的地方。根據調查的結果，最近3個月以來東京都內發生案件的地方大多都出現在前島所指定的場所。前島在進行研究的同時，還與地域居民一起參加志願活動，親手製作防犯地圖。由於地圖當中被標注了「危險度5」的地區與犯罪多發場所有所重合，因此警方推斷兇手很有可能就是活動當中的志願者。而通過分析犯案現場附近的防盜攝像頭，搜查班發現了一個四十歲左右、乘坐著使用同一個偽造車牌號汽車的男子。泉與白石晉太郎假扮成防犯地圖製作會場的工作人員悄悄潛入，而高峰涼子則與女兒詩織一同參加活動。通過觀察，其中一名工作人員、超市店長梢田真之引起了警方的注意。隨後梢田攜帶著複製的資料和照片離場，瀧河尾隨其來到便利店，偷看到了梢田資料發送的對方的地址，聯絡同伴立即進行調查。