桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔（濱田岳）は、不審な男が職務質問を振り切って逃走したという一報を聞き、現場に駆けつける。人質を取ってたてこもった男を冷静に諭し、投降させるまであと一息…というところで、突然、ダブルのスーツにサングラスという任侠ファッションの男が乱入！ 鮮やかなアクションで、不審者を取り押さえた。瞬時に場をおさめたこの男こそ、刑事課に異動してきた架川英児（西島秀俊）。警視庁の組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”から飛ばされてきたオヤジ刑事だった…。 その矢先、大学教授宅で働いていたハウスキーパーの女性が刺殺される事件が発生。英児と光輔がバディを組んで捜査をはじめたところ、大学教授の息子・最上賢太郎（上原佑太）が事件直後から姿を消していることがわかる。 賢太郎の行方もさることながら、英児が気になったのは刑事として完璧すぎる光輔だった。英児は、光輔が笑顔の奥に冷たい闇を宿していることを見逃さず…!? そんな中、２人は新米刑事・水木直央（上白石萌歌）の面倒を見ることになるが、実は直央は警視庁副総監・有働弘樹（片岡愛之助）の娘だった――!?
河川敷で若い女性の遺体が見つかったという知らせが入り、桜町中央署刑事課の面々、架川英児（西島秀俊）、蓮見光輔（濱田岳）、水木直央（上白石萌歌）は臨場する。ド派手なファッションの遺体を見た直央は思わず「なんか“パリピ”って感じ…」と感想をもらす。 直央の印象どおり、被害者の松原みちる（立石晴香）は会社員として勤務するかたわら、週２日キャバクラで働いており、事件の夜はパリピたちが集まるイベントに参加していたことがわかる。そのイベントとは大手玩具会社の創業者を祖父に持つ、起業家にしてYouTuberの御曹司・新見一隆（森田甘路）の“爆誕祭”、つまり誕生パーティー。高級タワーマンションの最上階にある新見の自宅で行われたこのパーティーに、みちるはキャバクラの同僚である麻衣（黒崎レイナ）、亜希（福室莉音）、理恵（木下愛華）を引き連れて参加したようだった。みちるはセレブ志向が強く、新見の妻の座を虎視眈々と狙っていたらしい。
桜町中央署の新人刑事・水木直央（上白石萌歌）は帰宅途中、フラフラと街中をさまよい歩く幼い女の子を見かけて保護する。その女児・多村凛（いろは）は母の加奈子（寒川綾奈）と２人暮らしだというが、夜遅くなっても母親が帰ってこないため、行方を捜していたと話す。 最近、地域で若い独身女性の失踪事件が２件続いていることから、直央は加奈子も含めて３人とも同一犯に誘拐されたのではとにらみ、架川英児（西島秀俊）と蓮見光輔（濱田岳）に事件性があると主張。警視庁組織犯罪対策部への返り咲きを狙う架川は上層部への点数稼ぎのため、直央とともに捜査に乗り出す。
警視庁生活安全部の参事官・黒石元警視正（井上肇）が自宅アパートで自殺した。黒石は組織犯罪対策部の部長候補と目されていたが、数カ月前、若い女性との不倫が週刊誌に報じられて依願退職したばかりだった。 知らせを聞いた桜町中央署刑事・架川英児（西島秀俊）は、がく然！ 黒石は架川にとって何かと目にかけてくれた“恩人”だったのだ。まもなく、黒石が死の直前、架川に手紙を遺していたことが判明。「あれは罠だ。私ははめられた。君も気をつけろ」というメッセージを読んだ架川は、蓮見光輔（濱田岳）、鑑識の仁科素子（優香）を巻き込んで誰が黒石を罠にはめたのか真相を探りはじめる。また、水木直央（上白石萌歌）には黒石のスキャンダル相手・森沢未央（喜多乃愛）に接触するよう依頼して…!? やがて背後に暴力団“鷲見組”がからんでいることに気づいた架川と光輔は、真実を求めてウラ社会の大物のもとに乗り込む。その相手とは、鷲見組の敵対組織“一途会”の最高顧問・手嶌春（浅野ゆう子）。彼女は、情報提供の見返りにとんでもない要求を突きつけるが…!? そして、春が示した糸口から、アウトサイダートリオを揺るがす衝撃の新事実が浮かび上がることに…!? そんな中、光輔の素性を怪しんでいた警視庁人事一課・羽村琢己（福士誠治）は“なりすまし”の証拠を入手すべく、さらなる暗躍を開始して…。
架川英児(西島秀俊)は、元上司の藤原(柳葉敏郎)を殺した男が、蓮見光輔(濱田岳)の父の冤罪事件に関係していると直感し、１０年前の事件の全貌を光輔から聞く。その矢先、暴力団構成員の白骨遺体が見つかる。被害者は生前、清掃会社を営む小松崎実(デビット伊東)に組を抜ける相談をしていたことが判明。パンチパーマだらけの仁英組に疑惑が向くが…⁉一方、架川と光輔の秘密に気付いた直央(上白石萌歌)が驚きの行動に出て…⁉
10年前のホステス殺人の手がかりを求め、長野県に乗り込む架川英児(西島秀俊)。当時の№１ホステス・田並史江(高橋かおり)の存在にたどり着くも史江からある交換条件を突きつけられて…⁉一方、看護師が階段から突き落とされる事件が発生！蓮見光輔(濱田岳)と水木直央(上白石萌歌)は半年前、アニメファンが殺害された未解決事件との関連を怪しむが⁉２人はアニメイベントに潜入する事に。そこで意外な『コスプレの神』が降臨して⁉
10年前のホステス殺人が起きた長野で、何者かに拉致された架川(西島秀俊)。男に銃口を向けられ絶体絶命の危機に！巻き込まれた仲間にも凶弾が襲いかかり…⁉一方、光輔(濱田岳)は、事件解決の糸口を求め、被害者の息子・涼牙(小越勇輝)のもとを訪れる。そこで事件当日の衝撃的な事実が判明！さらに直央(上白石萌歌)は、かつて長野県警の本部長だった父・有働(片岡愛之助)に疑念を抱き始め…⁉ 真相に向け、物語が急加速する！
架川(西島秀俊)らは、10年前のホステス殺人の裁判で偽証をした男・折原大吾の線を辿る事に。すると、信濃一家組長・当麻(鈴木一真)の影が見えてきて…⁉一方、直央(上白石萌歌)は、父の有働副総監(片岡愛之助)への疑念をますます強め、光輔(濱田岳)らに協力する事で、壊そうとしているものに気付き始める。そんな中、警察の闇が刑事達に襲い掛かる…！なんと、架川が殺人未遂の容疑で指名手配され…⁉ 刑事達の反撃やいかに…⁉
殺人未遂容疑で指名手配された架川(西島秀俊)。最悪の窮地に陥る中、ついに光輔(濱田岳)の秘密まで警視庁副総監・有働(片岡愛之助)と小山内(斎藤工)の知るところとなってしまい…！刑事達へのさらなる包囲網が繰り広げられる中、父親への思いに揺れていた直央(上白石萌歌)が出した答えとは…⁉ ついに今夜、すべての謎が解き明かされる！ 果たして、真犯人とは⁉ そして、アウトサイダートリオに訪れる、衝撃の結末とは⁉
