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All Seasons

Season 1

  • S01E01 江東区 門前仲町のやきとりと焼きめし

    • January 4, 2012
    • TV Tokyo

    商用で「門前仲町」のとあるカフェを訪れた井之頭五郎。 明るすぎる女性店長に疲れを感じた五郎だが、その後ふらりと入った素敵なアンティークショップに立ち寄り、癒される。 その後門前仲町をぶらりと歩きながら見つけた今日のグルメは、小さな居酒屋のやきとり、そして焼きめしであった。

  • S01E02 豊島区 駒込の煮魚定食

    • January 11, 2012
    • TV Tokyo

    昔からの得意客、画廊のオーナーを訪ね、駒込にやってきた五郎は、公園で将棋を指す老人達と出会う。いっしょになって将棋を指すうちに、父から将棋を習った子供の頃に心はワープしていく。しかしそのうちに腹がすいてきて・・。 ふと目にとまったのは、「家庭料理 和食亭」の文字。 店に入り煮魚定食を頼むと、とても愛想のよい店長が“前菜はおでん・煮物・シチュー”から、また“おみそ汁はしじみとなめこ”どちらか、など、コース料理のようにたずねてくる。五郎は思わずひじきの煮ものとほうれん草の胡麻和えまで頼んでしまった。 そしてそれらの味は、これまたすべて素晴らしく、五郎を癒してくれるのだった。

  • S01E03 豊島区 池袋の汁なし担々麺

    • January 18, 2012
    • TV Tokyo

    池袋のマンションギャラリーに呼ばれた五郎は、池袋駅前で怪しげな雰囲気の男にティッシュを渡される。マンションギャラリーでは美しいスタッフに迎えられ、ひと時の幸せを感じる五郎だったが、そこには鬼の上司がにらみをきかせていた。 その後、お腹がすいた五郎は池袋をさまよい歩く。ふと気付くとそこは中華激戦区だった。 その中で五郎がなぜか吸い寄せられ入った一軒の店。メニューの中で惹かれた「焼餃子」と「拌三絲(バンサンスー)」、そして周囲の客達が食べている「汁なし担々麺」を注文する。 焼き餃子と拌三絲を堪能していると、汁なし担々麺を食べている客達がみなヒィーッと悲鳴を上げ始めた!とんでもないものを頼んでしまったのか…そんなことを思いながら汁なし担々麺を一口食べるとその旨さに戦慄が… しかし次の瞬間、山椒のしびれに悶絶、なのにその美味しさに全く手を止められない五郎だった。

  • S01E04 千葉県 浦安市の静岡おでん

    • January 25, 2012
    • TV Tokyo

    結婚式場の調度品の打ち合わせで、浦安市を訪れた五郎。 駅から一歩出て、その西海岸のようなヤシの木と金髪女性に唖然。気分もほころび顔もほころんでいたのか、なぜか結婚式場で結婚を控えた客に間違われた。結婚間近の新婦のウエディング姿を見ているうちに、ふと、昔の恋人、小雪(さゆき)のことを思い出すのだった。 お腹がすいた五郎は店を探すが立派な家ばかりで一向に見つからない。 やっと見つかったのは、おしゃれなカフェ。メニューを見ると、なぜか「静岡おでん」が・・・。 美しい女性店長が静岡の出身ということで、ランチメニューになっているとのこと。以前に食べ逃した静岡おでんの味はすばらしかった。 人気という牛スジも頼んでみるがこれもまた何ともいえず美味しい。 真っ黒な静岡おでんの美味しさにまいった五郎であった。

  • S01E05 杉並区 永福の親子丼と焼きうどん

    • February 1, 2012
    • TV Tokyo

    最近の五郎はついていなかった。 突然のキャンセルが相次いだり、商品到着が遅れたり・・・ 今日はお付き合いの長いお得意様と食事の約束だったのだが、それもキャンセルされてしまった。 何となく歩いていると、目の前に突然釣り堀が・・・ 何気なく入ってみると、そこには謎の男がいた。 「そんなに焦っていちゃ魚もにげるさ」 五郎は自分を振り返る。俺は焦っているのか・・・ そんな時無性にお腹がすいてきた五郎は、釣り堀の隣にある食堂へ。 そこで焼うどん、そして親子丼を頼む。 焼うどんのふくよかさ、親子丼の甘さに心があったかくなると、思わずデザートにおしるこまで頼んでしまった。 食べ終わったときには、眉間のしわが消えていた五郎だった。

  • S01E06 中野区 鷺ノ宮のロースにんにく焼き

    • February 8, 2012
    • TV Tokyo

    五郎が鷺ノ宮の駅に降り立ったのは、二つの理由があった。 ひとつは店舗改装に当たってのコーディネートの依頼。 もう一つは旧友との再会だった。 旧友吉野は、五郎に輸入雑貨商が何たるかを教えてくれた男だった。 仕事のあと何となくまっすぐに吉野のところに行く気持ちにならず、ふと目に入った和菓子屋に入る五郎。 美味しそうな栗大福をそのままほおばると、元気が出、お土産にいくつか包む。 吉野の店は・・・何とリサイクルショップになっていた。 中に入ると・・・吉野はなんとニューハーフになっていた。 「人を愛することはできても、子供を産むことはできない」 そう言って旅に出ようとしている吉野に、優しく大福を渡す五郎だった。 そうこうしているうちにお腹がすいた五郎は、 近くのとんかつ屋さんに入る。 そこには、昼間から定食やらお酒やら好きなものを食べる常連客が並んでいた。 トンカツとチキンカツの「ミックスカツ定食」をほおばり満足していると、 「にんにく!」という常連客の声。 五郎も負けじとにんにく=ロースにんにく焼を頼む。 また今日も満足しながら食べすぎてしまう五郎だった。

  • S01E07 武蔵野市 吉祥寺 喫茶店のナポリタン

    • February 15, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎はジャズ喫茶マスターに呼ばれ、吉祥寺に降り立った。 吉祥寺名物のメンチカツをお土産に買おうと店の前に並ぶと、売り出しの数分前。コロッケを買おうか迷っているうちに数分が過ぎ、レジの前は長蛇の列。 調子が狂う五郎だったが、なんとかメンチカツを購入、マスターのところへ行くが・・・なんだか今日の五郎はおかしい。 様々な店やレストランなど混在する独特の活気に、いつになく心が乱れお昼に何を食べるかさえ迷ってしまう。 呼びとめられた占い師に意見を求めたりしてみるが・・・。 やっとのことで決めた、とある喫茶店。 そこはまたさまざまな人がさまざまなものを食べていた。

  • S01E08 神奈川県 川崎市 八丁畷の一人焼肉

    • February 22, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は愛車でお得意様を空港まで送った帰り、ふと川崎に立ち寄る。 そこ一帯は工場が広がっている。 黙々と煙を出す煙突。なぜか五郎の心は癒されるのだった。 そのうちお腹のすいてきた五郎が八丁畷の町をぶらついていると、ふと一軒の焼肉屋に無性に惹かれた。しかし残念ながら満員。仕方なく、また町を歩いてみるがなかなか心がきまらない。それでUターンし、先ほどの焼肉屋さんの前まで来た時、ちょうどお店から韓流アイドル風の少年が出て来た。 「焼き肉サイコー!」 どうにも引きつけられる笑顔に、美味しさの真実を見出す五郎だった。 店に入ると、手前のカウンター席が空いていた。 よかった。 ほっとするのもつかの間、息もつかずに「カルビ・ハラミ・コプチャン」などを頼む五郎だった。 まず出てきたのが、お通しの「キャベツ」ドレッシングで食べるのだが、なぜかこれがうまい。 そんなことをしているうちに、お肉が出来てきた。 一人に一つの焼網。贅沢だが、実は肉を載せたり食べたりひっくり返したり、ご飯も食べたり大変だ。 うっかり野菜を焦がしてしまい、つかの間傷心を味わうも、 お店の雰囲気にのせられ、ジンギスカンまで頼んでしまう始末。 「ウォ~ン!」雄たけびを上げながら食べ続ける五郎は、すでに川崎の人間火力発電所だった。

  • S01E09 世田谷区 下北沢の広島風お好み焼き

    • February 29, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は、次々に美味しそうなものを食べるのだが、今日はなぜか全くお腹にたまらない。 なんだか不思議に思っていると、体を大きく揺すられて目覚める。 友人吉原の主催する舞台を見ているうちに眠ってしまったようだ。吉原に責められていると、劇団員が叫んだ。「主演女優篠宮がいません!」 五郎が街を歩いていると、篠宮を見つけた。 後を追うと、なんだか美味しそうな食べ物が売っているお店の前で立ち止まる。 五郎が美味しそうな食べ物に気を取られている隙に篠宮を見失ったかと思ったら、目の前に篠宮が・・・尾行に気づかれていたのだ。 突然泣き出す篠宮を喫茶店に誘う五郎。 慰めの言葉も思いつかず、ラストシーンの笑顔が素敵でした、そう言って、途中で買った食べ物を渡すのだった。 そうしているうちにお腹がすいた五郎は街をうろつき、やっと心を決めたのは、鉄板焼と広島風お好み焼のお店。 海の幸ばかりを続けて頼む五郎は、お好みのものをお好みで食べてこそ、お好みの焼き、などと自分を納得させ、今日もすべて食べつくすのだった。

  • S01E10 豊島区 東長崎のしょうが焼目玉丼

    • March 7, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は東長崎駅近くの喫茶店で、業界人の安田に呼ばれて、映画の小道具に使う皿の相談を受けた。 「ピッと・・・ズバッと・・・シュッとして・・・」 安田の言っていることが理解できない五郎だった。 その後、近くの公園を歩くとそこは学生の街、思い思いに過ごしている学生たちがいた。 そのうちお腹がすいてきた五郎は、この町に来てはじめに目に付いた定食屋さんに入る。 飾らない雰囲気にいい予感。 メニューを見ると、 アジフライ定食410円 チャーハン380円 ポテトサラダ120円 などなど、驚きの安さが続く。 さすが学生の街だった。 五郎は調子に乗って肉じゃが、ウインナーフライ、ポテトサラダにしょうが焼目玉丼まで頼んでしまう。 その手作り感満載の美味しい味に、また今日もすべて食べつくし満足する五郎だった。

  • S01E11 文京区 根津 飲み屋さんの特辛カレーライス

    • March 14, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は今日、後輩のマキを訪ねて日暮里の駅を降り立った。 スカイツリーが見える。 「おっきーい!」と子供が指差したのは、五郎だった。 猫が日向ぼっこをしているだんだん坂を歩いて行くと、饅頭屋さんが目に留まる。 かりんとう饅頭なるものを味見すると、カリッとうまい。手土産にして根津にあるマキのお店に向かうとマキはサンドイッチで昼食中だった。 織物教室兼フランス雑貨のマキのお店では、店長のボストンテリア、キュウ太がお迎え。お店もなんとか軌道に乗り、地元になじんで楽しいと話すマキを見てほっとする五郎だった。 店を出てしばらくして何ともよおしてしまった五郎。目の前の開いている飲み屋さんで御手洗いを拝借するも、そのまま帰れず食事をとることに。 鳥煮込みを頼んで見ると、これが美味しい。お腹のすき具合にも拍車がかかり、マキを思い出しサンドイッチをお願いしてみると、裏メニューですよ、と何とサバのサンドイッチが出てきた。 大丈夫なのか? なんと大丈夫だった。 とても小さなカウンターだけのお店に何だかホッとする五郎。ばあちゃん家にいるような・・・。 調子に乗ってカレーライスを頼んでみると、やっぱりあった。 美味しく頂いているその時、真昼間から酔っ払いサラリーマンが入ってきた。その傍若無人さに怒りを抑えきれなくなった五郎は、酔っぱらいを外に連れ出しアームロック! 若女将と女将がカレーを温め直してくれた。 カレーのお土産まで頂き、温かい心で店を後にする五郎だった。

  • S01E12 目黒区 中目黒 ソーキそばとアグー豚の天然塩焼

    • March 21, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は新規の顧客、古着屋さんのオーナーを訪れるため、中目黒の駅に降り立った。 朝ご飯を食べる間がなかった五郎がお店を探していると、ベビーカーに赤ちゃん連れの、中目黒風の奥さまと出会う。 その後あわてて食事をし、時間通りに古着屋さんに到着すると、そこには少女のような店員さん、と思いきや 「オーナーは私です」 「こんな可愛くて若いオーナーとは」五郎は驚くも、日本の明るい未来にほっとするのであった。 仕事を終え中目黒の街をぶらぶらしていると、お腹がすいてきた。 気になった路地を曲がると、串揚げ、沖縄料理、鯛飯、うなぎ・・・そこはいろいろな店がひしめき合っていた。 五郎は少し迷うが、沖縄料理の店を選び店内へ。そこではなんだか存在感のあるイケメン店長が待っていた。 まずはパイナップルジュースで体に南国の風を入れる。 続いてアグー豚の沖縄天然塩焼き、にんじんシリシリー、それとタコライスまで注文し満足していると、周囲はゴーヤチャンプルだの、沖縄やきそばだの、アグー豚のしゃぶすき鍋だの美味しそうに食べている。隣の席の客の食べる「ラフティー丼」は実に美味しそうで、ちょっと後悔する五郎だったが、自分の前にお料理が並ぶと、あまりの美味しさにすべて食べつくした。しかし・・・ 「追加でソーキそばをください」 またやってしまった。注文しすぎた?でも満腹など忘れて沖縄に浸る五郎。 締めのデザートも外さない。ちんすこうの添えられたブルーシールアイスクリームで締めた。 「美味しいサー、また来るサ―」 明日のお昼のことなど考えながら中目黒を後にする五

Season 2

  • S02E01 神奈川県川崎市新丸子のネギ肉イタメ

    • October 10, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、その日商用で神奈川県「新丸子」を訪れた。 まだ少し時間がある。軽く食べ物調査でもするか…。 町をうろうろしているうちに、昼間から活気にあふれる音が。暖簾に「三ちゃん食堂」とあるその店を覗くと、なぜかたくさんのお客さんが真昼間からお酒を飲んでいる。 …食堂で、昼間から? 軽いショックを受けた五郎がダンススタジオに向かうと、約束をしていた女性オーナー西園寺は外出中だった。時間つぶしに近くの和菓子店『昭和堂』に入る。なぜか「味噌汁」まであるメニューの中から「クリームあんみつ」を所望。束の間ほっとする五郎だった。 再度ダンススタジオを訪ねた五郎をかなりハイテンションな女性、西園寺(佐藤藍子)が迎えた。10周年記念パーティにバラ100本を飾りたいという。 「花瓶じゃなくてもいいんです。要はパッションです!」 ダンススタジオを出、空腹を覚えた五郎の頭に浮かんだのはあの『三ちゃん食堂』。 店の前まで来たものの活気に怖気づく五郎。その時頭の中に「パッション…!」西園寺の声が…。 遂に五郎は店の中へ! サラリーマン風、学生風、職業・関係不詳の客たち…。隣の客の酒のすすめを断りながらも、みょうがの天ぷらとチーズ入りウインナー、ネギ肉イタメ、ライスと味噌汁、店のラテンのノリに乗ってしまい、うっかり海鮮春巻きまで頼んでしまう五郎だった。

  • S02E02 中央区日本橋人形町の黒天丼

    • October 17, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)はその日、仕事の合間に日本橋人形町を訪れた。 仕事で知り合ったフィンランド人の女性、ジョゼフィーヌがおめでたと知り、安産祈願・子授けで有名な水天宮で、腹帯を買うためだ。他にも日本通のジョゼフィーヌは五郎にプレゼントのリクエストをしていた。 「ダーリンのオフィス二、ジャパニーズカルチャー、カンジルモノオネガイネ」 人形町の町を歩くうちに甘酒横丁に入ると、「お茶屋・森乃園」が。 お茶と急須もありか?などと考えながら2階の甘味処で、「抹茶ぜんざいの冷やし」とほうじ茶で一人作戦会議。カップルや女性客たちを横目で見つつ…。 その後つづら店や工芸日用品等を見るが、どうもピンとこない。 その時、楽器店の方から三味線の音色が。いい音だ…。 五郎はふと、サクッと揚がった天ぷらが食べたくなり、人形町中を探し、やっと天ぷら屋「中山」を見つけた。 「めごちに、はすと、玉ねぎを…あとおしんこを…」 そんな時、隣の客に真っ黒な天丼が出された。 癖になると言いながら食べる客を見て、思わず五郎も追加で頼んでしまうのだった。

  • S02E03 中野区沼袋のわさびカルビと卵かけご飯

    • October 24, 2012
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)はその日緊張していた。今日のアポが新規のお客ばかりだからだ。「アルコリックカフェロジェ」という駅前のカフェで落ち合った一人目の客との商談が無事終了すると、ちょっとほっとした五郎は早くも自分へのご褒美を注文。 「チョコバナナクリームタルト」と「紅茶」を所望し、気分をさらに落ち着けた。 とある洋服店の前に髪の長い女性がいた。顧客の真田香織(中山エミリ)だった。 母の洋服店の一角で、アンティークの家具や小物を扱いたいのだという。商品を選び出したその時、「焼酎しか飲まないアンタがヨーロッパだなんて!」と突っ込みを入れてきたのは香織の母、良子(大島蓉子)だった。 五郎がいるのを忘れて、二人は漫才のようなかけあいを続け、しまいには良子が五郎をバツイチの香織の再婚相手に見立てだす始末。 そんな二人をやや暖かく見守る五郎だった。 新規の仕事を2件こなした五郎は、無性に腹が減ってきた。 駅の向こう側に抜けて住宅街に迷い込んだ時、【飢る噛む!スタミナ一番!】というあまりにもインパクトのある看板を発見、迷わず店内に入る。 焼き肉屋、七輪焼きだった。 「わさびカルビ、丸?…三角?…四角??」 名前だけでも惹かれるメニューの数々に見入る五郎を、マスター(鈴木正幸)がじっと見つめていた。

  • S02E04 群馬県邑楽郡大泉町のブラジル料理

    • October 31, 2012
    • TV Tokyo

    五郎は先輩の片岡(相島一之)に呼ばれ、いい感じに寂れた郊外の駅前にいた。目の前にはポルトガル語の看板…まるでブラジル? 「五郎~!」その時片岡が走ってきた。明るくヨレヨレ…明るいラテンのノリだった。 昔の堅物だった面影はない。片岡は、妻と二人でエステサロンを開くので、家具等内装一式五郎に手伝ってほしいという。 二人は店舗が入る予定の日本初ブラジル人向けショッピングセンター、「ブラジリアンプラザ」に向かう。入り口で出迎える妻のサンドラと熱く抱擁を交わす片岡。 どうしてこうなってしまったのか? ?の五郎だった。 その後片岡は急な用事が入ってしまい、娘の梨沙に町案内を頼むが…片岡と梨沙はあまりうまくいっていないらしい。梨沙は父親のヘラヘラした態度が嫌いなようだ。 とはいえ、五郎は進められるがまま、チュロスを食べたり、ブラジルの珍しい食材を観たり、大泉町を楽しむ。 しばらくして梨沙と別れると、いつものごとくお腹がすき…、いかにもな店、「レストランブラジル」に入り、名前を聞いただけではよくわからないブラジル料理を注文するのだった。

  • S02E05 神奈川県横浜市白楽の豚肉と玉ねぎのニンニク焼き

    • November 7, 2012
    • TV Tokyo

    五郎はこの日、神奈川大学の白石教授(入江雅人)に呼ばれて白楽駅を降り、神奈川大学を訪れた。 前回納品した馬の彫刻について何か言っているのだが、要領を得ない。 置物が好きな白石は、ふと五郎に馬の彫刻の意味を聞いた。 それに五郎がすかさず答えると、非常に機嫌が悪くなる白石。 続いて白楽の意味を聞かれ、五郎が正解を答えると、さらに機嫌が悪くなる白石。 自分の失敗に気づいた五郎は、気分直しに学食のカフェへ。まだ誰もいないカフェで「神大ソフトフルーツミックス」を堪能。安くてゴージャスでうまくて無心に食べていると、いつの間にか女子大生に囲まれていて焦る五郎だった。 五郎はせっかくだからと六角橋商店街を覗いてみる。 小さなアーケードを見つけ歩いていると、スペシャルティコーヒーを出す「珈琲文明」という喫茶店が気になり入る。天井に映し出す青空が夕焼けになったりするのを眺めながら、コーヒーの香りをたのしみ、ほっこりのんびりしていると、ふと隣の小説家風の男性が話しかけてきて…不思議な世界に引きずり込まれる五郎だった。 五郎はどうしてもこの商店街でお昼を食べたくなり歩き回るうち、「キッチン友」という看板にひかれ、迷わず入る。 隣の学生風カップルの会話を盗み聞くと、なぜか心理テストをしている。 メニューにはスペシャル…ジャンボ…まさに学生街の洋食屋。 五郎は「スペシャル友風焼き」を頼むのだった。

  • S02E06 江戸川区京成小岩の激辛四川料理

    • November 14, 2012
    • TV Tokyo

    約束の時間までかなり余裕があり、井之頭五郎(松重豊)は京成小岩駅近くのカフェに立ち寄る。「カエルのケーキ屋さん??」ラトリエ・ドゥ・シュクレという可愛い店員さん(小松彩夏)のいるそのお店は、ところせましと可愛いらしいカエルのオブジェが。子供の遊び場などもあり、女の子が遊んでいる。 「20年後にはああなるんだろうなあ」 主婦たちがおしゃべりしているのをのんびり眺めながらお茶とケーキを堪能、その後商店街など見ながら歩いていると、うっかり約束の時間に遅れそうになってしまう。 なんとか間に合った…。 約束の写真屋では店主の高東(森下能幸)が待っていた。記念写真の時に使う椅子を探しているという。高東があれこれ迷う姿を見て、ケーキを迷っている自分を思い出す五郎だった。ふと高東にお見合い写真を見せられ勧められるが、うまく断った。 すっかり暗くなってしまった町。帰宅するまでもたない。五郎は店を探した。 吸い寄せられたのは赤々とした「珍珍」という四川料理のお店の看板。 常連さんの多いその店で、五郎は勧められるままにいろいろな品を頼むのだった。

  • S02E07 千葉県旭市飯岡のサンマのなめろうと蛤の酒蒸し

    • November 21, 2012
    • TV Tokyo

    仕事でちょっとしたミスをしてしまい、千葉の九十九里浜近くに一泊することになってしまった井之頭五郎(松重豊)。 自分の初歩的なミスにがっかりしていたが、銚子鉄道に乗ったり、灯台をみたり、刑部岬の「ライトハウス」という喫茶店でなぜかレアチーズケーキを食べ、展望デッキで夕日を見ているうちに気分も和らいだ。 「…失敗したから。この景色に出会えた…」 翌日、飯岡漁港を歩いていると、無性にお腹がすいてきた。 海岸通りを、海の幸を探して歩き回る五郎。 「やきはま」の旗のある、つちや食堂に入る。 刺身定食(マグロとさんまのなめろう)と赤貝、そして焼き蛤を頼むが、 「やってないんですよ~。酒蒸しなんですよねえ」 一瞬ひるむが酒蒸しを頼む五郎だった。 そして…すべてが新鮮、おいしかった。 自分の失敗を忘れ、ひと時のリゾート気分を味わう五郎だった。

  • S02E08 墨田区両国の一人ちゃんこ鍋

    • November 28, 2012
    • TV Tokyo

    最近小口の商売が続いている井之頭五郎(松重豊)は、両国を歩きながらため息ばかり。 通りかかった甘味処「国技堂」によってだんごセットを食べてみたりして気分を盛り上げ、床屋にオルゴールを納品しに行く。 「今日も小口の客…いかんいかん」 店に入った途端、床屋の女房らしき女性(阿南敦子)に客と間違えられるが、髪を切られる寸前、ぎりぎり自分の身上を話すことができた。 その後ジャイアント馬場さん似の主人(長江英和)が出てきてまたびっくり。 この人がオルゴールを…。しかし話を聞いているうち、おしどり夫婦ぶりに、ふと心が温まる五郎だった。 店を出るとお腹がすき、両国ならちゃんこ鍋だ、とばかりにお店を探すのだった。

  • S02E09 江東区砂町銀座商店街を経て事務所飯

    • December 5, 2012
    • TV Tokyo

    明日から喫茶店を開店する服部(ともさかりえ)に商品を納品するため店舗にやって来た井之頭五郎(松重豊)。すると服部は足をひねって動けず、明日の開店の準備ができずに困っていた。見かねた五郎はネクタイを外して力仕事を手伝うが…いつの間にかアゴで使われているような?? その後パソコンで仕事をするため喫茶店を探す五郎の目に、珈琲道場「侍」の看板が。 中に入ると入り口で甲冑が出迎えた。 しかもカウンター席はすべてロッキングチェアー。 そこには本を持って転寝をしている男・亀田(温水洋一)。 「カレードリアです」 という店員の声に驚き、本を落とすわチェアーからずり落ち頭をぶつけるわ、五郎は目が離せない。 仕事どころではなくなり事務所で仕事をしようと店を出て歩き出すと、なんだか賑やかな砂町銀座商店街を通りかかり、ふと寄ってしまう五郎だった。 そして事務所に戻ると、夜食用にと買いこんだお惣菜たちをさっそくデスクに並べた。 牛豚煮込み、あさりの炊き込みご飯、レバカツ、中華揚、しゅうまい巻、まぐろメンチ、おでんの大根、チキンロール。 牛、海、鳥、まぐろにおでんにあさり…陸海空網羅し大満足。さっそく箸を付け始めた。 さて、五郎はいつ仕事が始められるのだろうか…

  • S02E10 北区十条の鯖のくんせいと甘い玉子焼

    • December 12, 2012
    • TV Tokyo

    仕事で十条の提灯店にやって来た井之頭五郎。その前にいつもの町探索だ。演芸場通り商店街の提灯やのぼりに圧倒されつつ商店街を歩く。田舎じるこの文字に惹かれて入った甘味どころ「だるまや」。しかしこの寒いのになぜか「栗のかき氷」を頼んでしまう。 やっと約束の菅沼提灯店へ。海外で使われる提灯の発注に来たのだ。 「外国の人が、提灯を使ってくれるってのは、嬉しいですねぇ」 菅沼(嶋田久作)のつぶやきを聞きながら赤ちょうちんを見つめていた五郎は無性に腹が減ってきて、店探しを始める。 十条銀座商店街、十条中通り商店街、十条の樹海に迷い込んだ五郎はなかなか店を決められない。その時目に入ったのは菅沼のところにあった赤提灯「田や」。 看板に「家庭的ふんいきの店」と書いてある。 心を決め入ってみるとちゃきちゃきした中年女性が迎えた。すでに日本酒で目がトロンとしている中年男性や、常連客らしき人々が。 壁にはメニューが書かれた短冊がいっぱいだ。 迷った挙句、「鯖のくんせい、ももハムとキムチ、どんぶりしらす、ごはんと味噌汁のセット、ウーロン茶」を頼むのだった。 五郎が食べていると学生たちが入ってきて、ガーリックスパゲティーを頼んだ。そんなものもあるのか。さすが家庭的ふんいきの店だった。 心が寒くなったら、そっと尋ねてみよう・・・五郎はそう思い、店を後にした。

  • S02E11 足立区北千住のタイカレーと鶏の汁無し麺

    • December 19, 2012
    • TV Tokyo

    北千住にやって来た井之頭五郎(松重豊)は、開発された立派な駅に圧倒される。 松尾芭蕉も、ここから奥の細道歩き出したとか…。 そんなことに想いをはせていると、いつものごとくお腹が減った。宿場町のメシを探すのだが、結局タイ料理の店に入ってしまう。友人の吉田美由紀(とよた真帆)の友達がアジアンカフェを開くので、その手伝いをする約束をしたのを思い出したのだ。 女子ばかりの客の中に男性客(長谷川博己)が一人。なかなか料理を決められない優柔不断な姿を五郎は心の中で笑うが、ふと、ケーキひとつ決めるのに迷う自分を思い出し、あわててメニューに目をやる。 おススメメニューにグラグラ来ちゃって攻め手が決まらない…。 やっと、タイ野菜(カイラン)の炒め、牛挽肉とタイスパイシーハーブ、タイ東北部ソーセージ焼き、ライスにタイティーに決まった。 途中五郎は辛さに負けそうになるも、周囲の女性は全く平気な顔で食べている。 きっと生物学的に男より刺激に強いんだな。かなわないよ…。 などと心で呟きつつ食べ続ける五郎はその後追加注文、煮込み鶏肉とジャガイモカレー、汁無し麺鶏肉トッピング、それにデザートにカムノトイ(焼きプリン)まで平らげるのだった。

  • S02E12 東京都三鷹市お母さんのコロッケとぶり大根

    • December 26, 2012
    • TV Tokyo

    その日、三鷹駅に降りた井之頭五郎(松重豊)は深大寺行きバスを見かけ、すでに気分は少し早い年越し蕎麦モード。 ちゃちゃっと仕事を済ませて深大寺に向かうことを心に決めるのだが、仕事の前にいつものごとく甘味どころに引っかかり、天竜茶とともにたい焼きを食べる。 今日の顧客BARルイーズに到着すると、カウンターに商品のグラスを並べる五郎。 グラスの説明を始めるとすぐにマスターの携帯が鳴る。ビールの出前だという。 はじめは笑顔で了解するも出前は何度も繰り返され…。五郎は待っているうちに腹がすいてしまった。 仕事が終わると急いで店を探す。もう深大寺まで行っている場合ではなかった。 結局入ったのは、大皿料理が並ぶお食事処「樹」だった。 カウンターには大皿に盛られた家庭料理がずらりと並ぶ。 蕎麦のことを忘れて堪能したはずの五郎だったが…。

Season 3

  • S03E01 北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼

    • July 10, 2013
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、その日商用で「赤羽」を訪れた。 久しぶりの街。20年か?かわったなあ・・・。 『YO!YO!赤羽女子(バネジョ)』の大看板に苦笑。 今日の一人目の顧客、黒田真理子(広田レオナ)に会うため、喫茶店『プチモンド』を探す。店に入るとかなり怪しげな黒づくめの女性が・・・まさかの黒田だった。 黒田は「パズズ」とか「アモン」いう悪魔の像がほしいというのだが・・・。 黒田を先に帰すと気分直しに「フルーツサンド」を注文し、ひと時癒される五郎だった。 次の顧客を訪ね、呉服店を訪ねると店主の南木(千本松)はおらず、何やら重い紙袋をあずけられ近くのスナックへ行かされた。そこへ行くとママ(清水ミチコ)と南木と友人が、昼から楽しそうに飲んでいた。 注文の品と紙袋を渡す五郎。紙袋の中身は、何と重い卒業アルバムだった。 疲れを感じつつも懐かしさに町を歩く。 ふと、以前入ったうなぎ屋『まるます家』を見つけ心が揺らぐも、新規開拓と『川栄』に入り、「ほろほろの鳥の合わせ盛り」「ほろバラ串」「ほろあぶら串」「鰻のオムレツ」「ほろスープ」まで頼む五郎。 ひとりの中年男性客(石倉三郎)が白焼きと日本酒を堪能し、くぅ~。などと声を上げている。(フッ)いい気なもんだ。などと思いつつ、その美味しさについつい自分の声を上げてしまう五郎だった。 そして五郎がしめに頼んだのは「うな重」ではなく、「うな丼」だった。

  • S03E02 神奈川県横浜市日ノ出町のチートのしょうが炒めとパタン

    • July 17, 2013
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、その日商用で神奈川県横浜市の「日ノ出町」に降り立った。 都橋商店街をぶらぶらしていると電話が…約束の時間を間違えていたのだ!大慌てで「横浜愛犬口頭美容学園&ウエスタンケンネル」を訪れるが、クライアントの坂上栞(遊井亮子)は遅れていて不在。その間、犬の顔そっくりのシュークリームを出された。一瞬躊躇しつつも、がぶりと食べる。 戻ってきた栞との商談が済むと、急な坂に疲れた五郎は急に空腹を覚え、店を探し出す。 その時、「豚豚豚豚豚」の看板が目に飛び込んできた。「?」 その店「第一亭」は、中華料理の店だが、豚のホルモン料理がたくさんあった。 五郎はたくさんのメニューに迷いながらも、タンとホルモン炒めとチートのしょうが炒め、ライスを注文する。 その時常連客が入ってきた。 「とりあえずチートとビール」「それと、むし鶏」「あとパタンね」 流れるような注文に聞き入る五郎だったが、「パタンってなんだろう…」 そのうち注文した料理が出てきて、独り堪能する五郎だったが… ふと気付くと、周囲でパタンを注文する人が続出している。 思わず五郎も注文するが、どうやらニンニクいっぱいのまかない料理から来た裏メニューらしかった。 常連客が言った。「明後日まで残っゃうよ~」 明後日まで仕事にならない五郎だった。

  • S03E03 静岡県賀茂郡河津町の生ワサビ付わさび丼

    • July 24, 2013
    • TV Tokyo

    「…いいなあ。…久しぶりに、目のレンズ、超ワイド…」 商用で伊豆にやってきた五郎だが、その自然に癒される。 「国民宿舎かわづ」で、女性従業員(真下有紀)に導かれ中に入る。 「テルリ~ン!」 彼女の声にそのほうを見ると、テルリン(義輝)がいた。 五郎が商品のパイプを並べると、テルリンが手に取りゆっくりとみる。 「今の世の中、便利な方ばかりに進んじゃって…悪いこっちゃないんですが、便利さにばかり頼ってると、心をどこかに置き忘れちゃうんじゃないかと思って…」 テルリンの言葉にうなづく五郎だった。 その後「七滝茶屋」に入り、元気なおばちゃん三人組を横目で観察しながら「クラッシュドストロベリー」を食べる。 せっかくなのでと滝の方にぶらりとする五郎だが、お腹がすいてきた。 わさびののぼりの立っている「かどや」に入ると、「生ワサビ付わさび丼」を頼むのだった。

  • S03E04 文京区江戸川橋の魚屋さんの銀だら西京焼

    • July 31, 2013
    • TV Tokyo

    なんと江戸川橋初の五郎。 交叉点を行き、神田川を渡る。やがて「平井碁盤店」に。 商談をしているうちに、いつの間にか主人(蛭子能収)は五郎にお見合いを執拗に進め出す。なんとか逃れて店を出ると、そこには商店街が。気分直しにふらっとする五郎。 子育て地蔵尊をお参りしたり、本手焼煎餅「喜作」を覗いてみたり。 煎餅を食べていると無性にお腹が剥いてきて、「食事処・居酒屋魚谷」に入る。 そこは魚屋さんがやっているお店だった。 「いいじゃないか。…これなら間違いない」 五郎は、銀だらの西京焼き、えんがわポン酢にご飯まで注文する。その美味しさに惹かれ、最後に追加できんきの煮付けとばくだん納豆まで頼んでしまった。 独り、魚料理を堪能する五郎だった。

  • S03E05 中野区東中野の羊の鉄鍋とラグマン

    • August 7, 2013
    • TV Tokyo

    先輩時田を訪ね、映画館ポレポレ東中野を訪れた五郎。 時田は10年振りに顔を見せた五郎を冷やかすと、桜の塩漬けが入ったミルクジェラートを手渡す。そして五郎に自分の企画の手伝いを頼んだ。ドキュメンタリー映画の監督たちの作品の展示会だった。 映画監督だった時田が映画館の館長をしていることに驚きを隠せない五郎だったが、「いつの時代も人間、やるかやらないかだ」 自分の夢のために何でもやりながら、夢を持った後輩の背中を押してやる。 そんな時田に感銘しつつも、昔から変わらない時田の途切れぬおしゃべりに、いつの間にか逃げ腰になる五郎だった。 その後、お腹がすいた五郎が入ったのは、入口が屋台風の「キャラヴァンサライ」というアフガニスタン料理の店だった。 絨毯が敷き詰められた店内に靴を脱いで上がる。 ヒッピー風の若者、カップル、そして外国人グループなど、客層は無国籍状態だった。 五郎は独り、カバブとコフタを1串ずつ、ラムロースのたたきとカラヒィ、ナン、ドーグというヨーグルトドリンクも頼む。 最後にラグマンという濃い味系まぜ麺まで頼み、まさに遊牧民の気分を楽しむ五郎だった。

  • S03E06 板橋区板橋のホルモン焼き

    • August 14, 2013
    • TV Tokyo

    ネイルサロンのコーディネートを頼みたいという甲把という女性に会うため、板橋を訪れた五郎。「和フローリストcafe」で、緑色でコーディネートした甲把と落ち会った。 商談が終わり店を出ると、ふと店の隣の「たもつのパン」できなこパンを食べる。 商店街を歩きながら、飲み屋や食べ物やの多さとの安さに気分を良くした五郎は、「ホルモン焼山源」に入ってみる。店内は煙がすごい。 まず、塩でホルモン、ナンコツ、ハツ、コメカミを頼む。 その後、さらにタレでハツとライス等も頼み、完食する五郎だった。

  • S03E07 目黒区駒場東大前のマッシュルームガーリックとカキグラタン

    • August 21, 2013
    • TV Tokyo

    商用で駒場東大前駅に降り立つ五郎。しかしアポは夕方だ。 駅前のたこやきやで、女子学生たちがたこやきを買おうと並んでいる。 なんとか「プチハッシュ」を購入、近くの駒場野公園で食べてのんびり読書、ゆったりした午後を過ごした後、約束のインテリアショップに向かった。 アンティーク家具に囲まれていると、ふとパリにいた頃を思い出し、さらに幸せな気持ちになると、お腹がすいてきた。 インテリアショップの向かいにある「ボラーチョ」に入る。 カキのグラタンとマッシュルームガーリックを頼む。 両方とも、バケットをつけて食べるとバケットがいくらでも食べられる美味しさだ。 追加でボラーチョスープを頼むと、こちらもまたバケットが合い、追加で頼む五郎だった。

  • S03E08 台東区鶯谷のアボカド鶏メンチと鶏鍋めし

    • August 28, 2013
    • TV Tokyo

    商用で鶯谷駅に降り立った五郎(松重豊)。あまりの暑さに「珈琲の店デン」で一息ることに。 コーヒーフロートを頼むが、グラスの上にのっかったソフトクリームの大きさにあきれながらもお得感に満足する。 その後、東京キネマ倶楽部へ行き、統括マネージャーの長沼(大杉漣)を訪ねた。 ここでグランドキャバレーを再現するイベントををやりたいのだという。大人の大きな夢に、五郎も久々大きな仕事の手ごたえを感じた途端、お腹がすいた。 建物を出て店を探すと、「炭火焼鳥椿」の看板が飛び込んできた。『朝10:00開店』の文字も目に入り…。 焼き鳥と白い飯に惹かれてその店に決めた。 やはり昼間から酔っ払いばかりの店内で、「ウーロン茶・油淋肝・ハムカツ・おろしポン酢・ライス・アボカドメンチ」を頼む。そしてシメに「鳥鍋めし」を追加、生卵をかけて満足の五郎だった。

  • S03E09 練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチとサルシッチャ

    • September 4, 2013
    • TV Tokyo

    小竹向原の地下鉄の駅から出てくる井之頭五郎(松重豊)。 小竹トンネルの上に小学校があるのを見たあと、ふと「シュルプリース」というカフェの店頭の看板に、『小竹向原トンネルロール』の文字を見つけ、思わず一服してしまう。 いい具合になごんでから、外へ出ると、そこは住宅街。店が全然ない。 「住民は買い物、どうしてるんだろう……」などと余計な心配をしつつ、目的地である友人の町田陽子(筒井真理子)のギャラリーへ到着すると、何やら大騒ぎ。 明日がオープンだというのに、手違いでアクセサリー商品が届かないという。 五郎は関係の業者に手当たり次第あたり、夜遅くなって、やっと栃木の業者が見つかった。 町田が車ですぐに取りに向かい、その間五郎は商品をディスプレイする。 朝、なんとかオープンにこぎ着けた。笑顔でギャラリーを後にする五郎。 久々に徹夜してしまった。お腹がすいた五郎だが、店がない!慌てていると、「まちのパーラー」の文字を発見。慌てて入る五郎。 入口には、サルシッチャ(生ソーセージ)や、いろいろな焼き立てパンが並んでいる。 慣れないパンの名前達に悩みながらも、『ローストポークサンドイッチ』『ほうれん草とリコッタチーズのキッシュ』『サルシッチャセット』『自家製黒糖ジンジャエール』を頼む。 香ばしいパンを噛みしめながら、全て食べつくし、店員に驚かれる五郎だった。

  • S03E10 荒川区西尾久の炎の酒鍋と麦とろ飯

    • September 11, 2013
    • TV Tokyo

    都電荒川線の荒川遊園地駅で降り、あらかわ遊園地に向かう五郎。 動物園コーナーにはヤギはヒツジ、アライグマがいる。 下町都電ミニ資料館で、館長の沖田正義と会う。 来年三周年なので、「世界の路面電車の祭典」を企画しており、そのために世界の路面電車の模型を手伝ってほしいという。沖田の熱血ぶりに五郎は快諾するが…。 「コラ!乱暴に動かしちゃダメだろ!」 子供を怒鳴っているのは、子供への愛情、それとも電車への…。 あらかわ遊園を出て、「ふく扇」というお店で、「たこせん」なる物を食べる。 予想通りの味が嬉しかった。 路面電車で出会った、大きいトランクが動かず困っているお婆さんを助けたりしていると、お腹がすいた。 女子医大通りで店を探す。チェーン店がなく落ち着いたところだ。「とんかつ」と書いてある「どん平」に入る。 となりの席の家族が食べている鍋から炎が上がっているのが気になり、「炎の火鍋セット」、そして「とんかつ麦とろミニミニセット定食」も食べて満足の五郎だった。

  • S03E11 新潟県十日町市のドライブインの牛肉の煮込みと五目釜めし

    • September 18, 2013
    • TV Tokyo

    久々遠出の五郎。新潟十日町で愛車のBMWでやってきた。 駅前をぶらついていて、目に付いた「木村屋」というお菓子やに入る。 「あさささ」と書いていあるお菓子がある。失敗しちゃった時に言うそうだ。 「だんだんどうも」というお菓子とともに、購入し、食すと「脱皮する家」に向かう。 待っていた大熊と仕事兼ねて団欒。築150年の古民家を2年半かけて彫刻刀で彫り、脱皮させたのだそう。最後に輸入雑貨の販売会のお手伝いという今回の目的の商談も終わり、勧められた星峠の棚田に向かう。 絶景ポイントから田んぼを見ていると、無性に腹が減った。 BMWを走らせるが、店自体がなかなか見つからない。やっと見つけたドライブインに一か八かと駆け込み、五目釜めしと牛肉の煮込みを頼む。あまりの米の美味しさに、最後に塩にぎりまで頼んでしまう五郎だった。 。

  • S03E12 品川区大井町のいわしのユッケとにぎり寿司

    • September 25, 2013
    • TV Tokyo

    五郎は大井町で、猫カフェのオーナー田中を訪ねた。 注文の品の商品リストを見せると納得した様子の田中だが、必要以上に値引きを強要する姿に、五郎は思わず猫のキーホルダーをお負けしてしまう。 細い飲食店街を歩いていると、無性に腹がすき、中華の店「臚雷亭(ローライテイ)」に入る。エビマヨとピータン、そしてチャーハンを頼むと「ご飯はないんですよ」と店員。 ショックを受けた五郎は、頼んだ品を食べ終えると、次の店を探した。 いわし料理「だるまや」という提灯のさがった店を見つけると、入ったそばからご飯があるか確認、あるという返事にホッとしてカウンターに座る。 ウーロン茶、いわしのユッケ、チーズロール、蒲焼、つみれ汁を頼む。 しめに隣の客が注文していた握りも頼み、たいらげた。 いわし料理のレパートリーの多さに驚き、満足する五郎だった。

Season 4

  • S04E01 東京都清瀬市のもやしと肉のピリ辛イタメ

    • July 9, 2014
    • TV Tokyo

    五郎は西武池袋線の清瀬駅に降り立った。商店街に入ると、さっそく焼鳥を焼いている音に気づき振り返る。「・・な~んかいいんじゃないの・・」 その時大橋幸三(志賀廣太郎)から電話があり、待ち合わせ場所がなぜか雀荘にかわる。看板には「健康マージャン」とあるのだが、大橋がまさかの大負けする光景を目にし、ちっとも健康じゃない気分の五郎。 その後大橋の店メガネサロンにて、五郎的には問題なく仕事をこなすとお腹がすいてきた。 駅の近くまで戻ると、店構えにぐっと来た「みゆき食堂」に入る。 思ったより広い店内にひるむ五郎だが、それ以上に壁に並んだ短冊の多さにひるむ。 客も、独り酒を飲みながら食事する老人、ガテン系、初老のカップルと強烈だ。 メニューの多さに悩みつつも、お店のお母さん(ふせえり)に「もやしと肉のピリ辛イタメ」「味噌にんにく唐辛子入り」「ジャンボ餃子のハーフ」そしてご飯と味噌汁を頼む。間違いないその味を堪能しているが、隣の客につられて「やきとり」まで追加してしまう五郎だった。

  • S04E02 中央区銀座の韓国風天ぷらと参鶏湯ラーメン

    • July 16, 2014
    • TV Tokyo

    五郎は久々に銀座にやって来た。どんどん変わる街並みに戸惑いつつ、知り合いの笹川仁美(広岡由里子)がベトナム写真展を行うギャラリーを尋ねる。どら焼きをお土産に持って来たものの、ケーキの方が良かったんじゃないかなどと心配していたが、喜ぶ顔にほっとする。 久しぶりに銀ブラと決め込む五郎。「三徳堂」の前を通りかかると台湾スイーツとお茶のメニュー、そして「中、涼しいですよ」の声につられ店内へ。台湾仙草と天才花茶を所望、ジャスミンの香りにほっとする。 その後も銀座の路地を思うままに歩いていると突然腹が減った。久しぶりで感が鈍っている五郎が入ったのは韓国料理の小さなお店「なじみ亭」。店内は数名でいっぱいになるほどの狭さで、オモニ(柴田理恵)に勧められるまま、五郎は店先のテーブルに。参鶏湯ラーメンを今日の王将として〆に頼み、日替わり小皿料理の中から韓国風の天ぷら、鱈の餃子、イカとソーメンの旨辛炒め、チャプチェ、韓国風のり巻き、ボッサムキムチを注文。それぞれ一人分に分けてもらう。凄い量をすべて食べきり満足の五郎だった。

  • S04E03 神奈川県足柄下郡箱根町のステーキ丼

    • July 23, 2014
    • TV Tokyo

    井之頭五郎はこの日、箱根登山鉄道を宮ノ下で下車した。 すっかり夏の山々に気分を良くした時、『いのしし注意』の看板が目に入る。あまり気にせず、目的地へ。「ならやギャラリー」はカフェの2階だった。 店主(土井よしお)と話をし、カフェでコーヒーと「ならやん(ごまあん)」を食して満足の五郎。今回の仕事もうまくいく手ごたえを感じる。 せっかくだからと地図を片手に「ノスタルジック散策路」をぶらつくことに。思いのほか狭い道に迷いそうになりつつ楽しむ五郎だが、人気のない林がガサリと音を立てると、いのししかと体に似合わずおののくのだった。 お腹がすいた五郎が選んだのは地図では一番近いはずの「いろり家」。なかなか見つからないが何とか探しあて、たどり着く。そこでなんと足柄牛の「ステーキ丼」を所望。ほか、旬野菜のゴマ和え、ワカサギの南蛮漬けも頼む。アワビ丼にも惹かれたが…独りの五郎には無理で、いつものごとく独りの自由を謳歌するのだった。

  • S04E04 東京都八王子市小宮町のヒレカルビとロースすき焼き風

    • July 30, 2014
    • TV Tokyo

    JR八高線の小宮駅に降り立つ五郎。駅前にお店が何もないことにしばし驚く。 約束の場所で谷村悠哉(野間口徹)と落ち合うと、リフォームを頼まれている空き店舗に向かった。打ち合わせをしていると、谷村の奥さんがお弁当を持ってやってきた。中身は牛のロースにカルビと豪勢だった。ラブラブな感じで美味しそうに食べる悠哉を見ていたら、無性に腹が減ってくる五郎。 必死に店を探し、ぽつんと立っている「大幸園」という焼肉店を見つけ赤いのれんをくぐると、女将(円城寺あや)とアルバイトの篠(小宮有紗)が出迎えた。 中はにぎわっており、なかなか人気店らしかった。 予約の札の置いてある席もあり、期待に胸が膨らむ五郎。 隣の席のガテン系たちが食べているのにつられ、豚足と、上ロースと生玉子のセット(ロースすき焼き風)と、ヒレカルビ、味ネギ、白いご飯を頼むのだが・・・。

  • S04E05 愛知県知多郡日間賀島のしらすの天ぷらとたこめし

    • August 6, 2014
    • TV Tokyo

    五郎(松重豊)は愛知県の師崎港フェリー乗り場まではるばる、クライアントの山下氏への品を届けにやって来たが、山下はいなかった。うっかり忘れてそこから10分ほどの日間賀島の事務所に行ってしまったという。夕方まで時間があるため、島へ渡ることを決意し、五郎はフェリーに乗る。到着してみると、山下はまた別場所へ行ってしまったあとだった。タクシーで追い駆けようとするが、この島にはタクシーはなし。貸自転車で山下の後を追う五郎。途中で目についた「キッチンBarca」で焼きだこを食べたりしながら島中を捜しまわり、やっと日間賀観光ホテルで山下(徳井優)を捕まえると、やっと頼まれた品を渡した。ほっとした五郎は急に腹が減り、港の目の前にある食堂「乙姫」に入る。 赤車海老、大あさり焼き、しらす天ぷら、そしてたこめしまで食べ、海の幸を満喫してご満悦の五郎だった。

  • SPECIAL 0x1 孤独のグルメ Season4 特別編! 真夏の博多出張スペシャル

    • August 9, 2014
    • TV Tokyo

    久しぶりの遠方出張、九州は福岡県、博多にやって来た五郎。まずは友人の奥村(中村ゆうじ)の店、「節句人形おくむら」を訪ねた。元気で地元で頑張っている友人にほっとすると、小腹がすいた。仕事前になにか入れようと思い、目に留まったうどんの店に入ると、イイ雰囲気のオヤジ(小松政夫)に出迎えられた。その慣れた手つきに見とれているうちに出て来た「丸天うどん」は格別だった。その後商工会議所に行くと、久々大勢の前でプレゼンだ。ちょっと緊張しつつもなんとか終えるが、隣に座っていた担当の職員(中村靖日)が寝ていた…。 大仕事をなんとかうまく乗り切った五郎は、せっかくだからと中洲調査に繰り出す。これまたイイ感じの店の女将(りりィ)が五郎に声をかけてきた。うっかりその店に入ってしまうが、そこでは博多弁の嵐が吹き乱れていた。店の空気にかなり押されつつも、「鯖ごま」「鯖納豆」「変わり茶碗蒸し」「若どりのスープ炊き」を注文。中洲の味を十分堪能して大満足の五郎だった。

  • S04E06 東京都江東区木場のチーズクルチャとラムミントカレー

    • August 13, 2014
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)が東西線木場駅から出てくると、小雨だった。橋の向こうのフラワーショップでは女性店長井沢由香里(笛木優子)がかいがいしく働いている。その店に向かう。五郎は由香里から、シングルマザーの集まるイベントがあり、そこでお花と一緒に渡すプレゼントを探してほしいと頼まれる。引き受けたものの、独り者の五郎は何を提案していいのか…悩んでいるといつものごとくお腹がすいてきた。そんな五郎の目の前に「タンドールバル カマルプール」という文字が入ってきた。そしてたまらない匂いも…。空腹時のカレーの魔力に抗えず、五郎は自然と扉に手を伸ばす。少々イケメンの店主(山中崇)に「ご予約のお客様ですか?」と聞かれ、予約が必要だったのかと少々たじろぐが、無事カウンター席に通された。メニューにある名前が分からず少々もたつくものの、「ブナオイスター」「チーズクルチャ」「タンドリーベジ」「ラムミントカレー」そして「マンゴーラッシー」を無事注文する。初めての味に驚きつつも、真夏の魔性のカレーの虜になる五郎だった。

  • S04E07 台東区鳥越の明太クリームパスタとかつサンド

    • August 20, 2014
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)が大江戸線御徒町駅から出てくる。今回のクライアント酒井(東地宏樹)から連絡があり、約束の場所がなぜか鳥越神社に変更になった。趣味のモデルガンを購入したが、奥さんに見つかるとまずいらしい。お気に入りを手に入れ有頂天な酒井と別れ、ちょっと歩くと「おかず横町」に出た。懐かしい雰囲気に思わず、明日の朝食のおかずにと、漬け物とかぼちゃの煮物を購入する。と、おなががすいた。店を探そうとしたら、ふと目の前に「ちいさな居酒や まめぞ」を発見。メニューの多様さにも惹かれ入ってみる。中では居酒屋らしくすでに3名が宴会中。店名にふさわしい感じの主人(小日向文世)と奥さん(西田尚美)に、カウンター席に迎えられた五郎。 いろいろなメニューがあって迷うものの、本格的な「生ハム」のハーフ、「せんちゃんサラダ」「明太クリームパスタ」「にぎす干し」それにお土産にと思った「名物かつサンド」まであまりに美味しくて食べきってしまい、主人と奥さんにびっくりされる五郎だった。

  • S04E08 杉並区阿佐ヶ谷のオックステールスープとアサイーボウル

    • August 27, 2014
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は今日の仕事場のあるJR阿佐ヶ谷駅に降り立つ。パールセンター商店街・ゴールド街・ダイヤ街・スターロードなどの看板にちょっと圧倒される。ふと通りかかった駄菓子屋「やなぎや」の店頭の10円ゲームで遊ぶ子供を見たら興味が湧き、思わずやってみるが、結果はさんざん。なんとか小さな「きな粉バー」一本をゲットしたところでやめるが、約束の時間に遅れそうになり焦る。なんとか約束の時間にビリヤード場「Roots」に到着。支配人の石川(和田聰宏)に、頼まれていたカウンターバーに必要な品リストを見せると、石川はかなり迷っている。その間ふと五郎はビリヤード台に目をやった。スコーンときれいに落ちる球、球…。それらを見ていたら急にお腹がすいてしまい、五郎はそそくさとその場をまとめて失礼する。ギラギラと照りつける太陽の下、街をさまよう五郎。やがてふと「ハワイ」の文字を見つけた。「ヨーホーズカフェ」はブルーを基調とした清々しい雰囲気。ドアを開けるとアロハ姿の主人(寺島進)と奥さん(堀内敬子)に明るく迎えられた。女性客ばかりの店内にひるまないよう気を付けながら、「アイスコーヒー」「枝豆ガーリック」「モチコチキン」「オックステールスープandライス」「アサイーボウル」を頼む。ハワイ好きのご主人から説明を受けたり女性たちの話し声を聞きながら、楽しく寛ぎ、美味しく完食する五郎だった。

  • S04E09 渋谷区神宮前の毛沢東スペアリブと黒チャーハン

    • September 3, 2014
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は外苑前近くのカフェで、友人の滝山(村田雄浩)と会う約束をしていたのだが、30分待っても来ない。イライラし出したその時、滝山が明るくやって来た。バナナのトッピングのパンケーキととコーラを余裕で頼んだりしつつも、五郎に上客の仕事をいくつも紹介してくれた。なんとも食えないやつだった。 その後、神宮球場近辺を歩いていると、甥っ子の太の応援に昔、野球場に行った事をふと思い出す。あまりに暑く、近くに座っていたオヤジ(丹古母鬼馬二)がシャツを脱いだのにつられて五郎も上半身裸になって応援したこと、そして炎天下でウインナーカレーを食べたことも思い出した。するといつものごとくお腹がすいた五郎は、なにか熱いものを入れたくなった。ふと「家庭料理鉄板中華」の看板が目に留まった。鉄板…?店内に入ると、気さくな店主(モロ師岡)が五郎を招き入れた。 五郎は、10時間も蒸して骨まで食べられるという「蒸し鶏」、「天使の海老ロンジン茶炒め」、「スペアリブの湖南風炒め」通称、毛沢東スペアリブ、シメに「黒チャーハン」「麻辣湯」まで頼み、熱い時間を過ごす。 店主が不敵な笑みを浮かべ、そんな五郎を見ていた。

  • S04E10 江東区枝川のハムエッグ定食とカツ皿

    • September 10, 2014
    • TV Tokyo

    いつも急発注をする顧客から、今日もまた突然ワイングラスの注文が入った。しかも2時間後までに届けてほしいと言われ、大慌てで愛車で倉庫へ向かう井之頭五郎(松重豊)。枝川の倉庫を探すと商品が見つかり、なんとか時間までに届ける。その後荒しまくってしまった倉庫整理のため、蒸し風呂のように暑い倉庫で段ボール等と戦っていると、倉庫の管理人・川本(笹野高史)がスイカと塩を持ってきてくれた。「ウマイ!」久しぶりに塩をかけて食べるスイカになにか懐かしさを覚える五郎。そんな五郎を優しく見ている川本。「…ボチボチが一番だよ。忙しすぎてもロクなことないからね…。女にモテすぎる奴も、金持ち過ぎる奴もダメ。だって腹立つでしょ?」なんて会話を楽しくしみじみとしたり。その後また倉庫整理を始めるもののお腹がすきだし、先ほど通りかかった一軒の店「アトム」のことが気になりだす五郎。いったん休んでその店の偵察に乗り出す。なんともごつい感じの主人(藤原喜明)に案内され店内を見回すと、客はタクシー運転手ばかりだった。いろいろな品があり相当悩んだ挙句、「ハムエッグとカツ皿にご飯」「奴豆腐」「ほうれん草のおひたし」を注文する五郎。料理ができると厨房と店内を非常に不思議な動きをして行ったり来たりする主人を見て五郎はのけぞる。しかし出て来た料理は慣れ親しんだような、とても嬉しい味ばかり。忘れていた小さなシアワセを取り戻した気分の五郎だった。

  • S04E11 大田区蒲田の海老の生春巻きととりおこわ

    • September 17, 2014
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は久々蒲田駅にあるとある事務所に向かう。到着すると今日のクライアントの社長がまだ出先から帰っていなかった。応接室で待っていると、やや熟年の事務員、白鳥美麗(伊佐山ひろ子)がお茶を持ってやって来た。「言われた通りにするなら、入社一年目の子でもできますよね…」白鳥はお茶を出した後もその場を離れず、五郎の提案書を見ては、さも正論を言っている風に難癖を付け出した。 その自信あふれる言いように、さすがに五郎も自信をなくして来た頃、やっと社長が帰って来た。五郎は自信なさげに提案書を見せるのだが…。無事商談したら腹が減って来た。 蒲田の町を歩き回っていると、ふと「ベトナムふるさとの味」という文字が。「そそるじゃないか…」五郎がその「THITHI」という店に入ると、お店の人もお客さんも皆ベトナム人。まるでベトナムに来たようだった。初めて来たのになにか懐かしい感じを受けつつ、「海老の生春巻き」「揚げ春巻き」「とりおこわ」「肉入りおもち」「タマリンドジュース」そして「ブンボーフエ(レモングラスのビーフン)」まで頼み、ベトナムの風を感じリラックス。 最後に「ベトナムコーヒー」も頼み、ゆったりとした時間に身を任せる五郎だった。

  • S04E12 渋谷区恵比寿の海老しんじょうと焼おにぎり

    • September 24, 2014
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は恵比寿駅に降り立った。えびす様の福耳に今更ながら感心しながら歩き、恵比寿神社を通りかかった時、年配の男性(石橋蓮司)が100円ライターを落とした。「落としましたよ」と拾ってやると、「高かったんだよ」と礼を言って去っていく。その後五郎は、ある喫茶店のマスター(小林賢太郎)と商談する。「オブジェじゃないオブジェ」がほしい、とまた面倒なことをいう。「コーヒーをワイングラスで飲んでもワイングラスであって、コーヒーグラスではない」「徳島県出身の香川さんがいれば、香川県出身の徳島さんもいる」などと、会話は底なし沼に…。そのうち煙草を使った手品を始めるが…。 すっかりイラついた五郎は腹が減り、店を探す。ある良い雰囲気の居酒屋の店先に先ほどの男性がいた。その店「さいき」の大将(石橋蓮司)だった。ビールぐらいならごちそうすると言われ、下戸だと白状するが、「まあいいじゃない。食ってきなよ」と引っ張られる。 入ってみると、これまた年季の入った味のある店内だった。「ウーロン茶」はおごり、今日は「焼おにぎり」ならあるからと大将に言われ、だんだんその気になる五郎。今日のお品書きから、今日の「お通し三品」「アジフライ」「海老しんじょう」「カブの白湯スープ」を頼み、ゆっくりじっくり味わった。 食ったら帰る。長居は無用。それが下戸の兵法、と店から出ると、大将が店前に座っていた。 「また寄ってよ」 「はい。帰ってきます」と、満足げに店を後にする五郎だった。

Season 5

  • S05E01 神奈川県川崎市稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサル

    • October 3, 2015
    • TV Tokyo

    南武線稲田堤駅から出ると、雨だった。五郎は地図を見ながら歩く。小太り、ではなくかなり太った女性(頼経明子)に突進されそうになりちょい焦るが、無事クライアントのふとん店の佐古田(寺田濃)のところに到着。佐古田は娘の嫁入り道具をヨーロッパ製で揃えたいという。美しいお嬢さんがお茶を出してくれた。思わず「素敵なお嬢さんじゃないですか」というと、彼女はただのバイトさんで、うちの娘はコレ、と娘の小波の写真を見せられたら、なんとあのおデブちゃんだった。 とんだドッキリに逃げるようにふとん店を後にした五郎。その後腹がすいて店を探すが、途中でまた小波に出会う。倒れた子供を助けたりして、なんともいい娘だった。 引き続き店を探していると、「炭火焼肉 寿苑」の看板が目に入る。入り口はなんとも豪快に、扉が外されていた。 オモニ(西尾まり)に勧められるまま席に座る五郎。ガーリックハラミとタン塩、ライスとウーロン茶、キムチを頼む。オモニはスーパー銭湯の話が止まらない。それを聞き流しつつ、肉を待つ。やがて次々に出される肉を焼き、堪能する五郎。その後サムギョプサルと上カルビを追加する。かなりの量だがあまりの旨さにご飯と共にかき込む。なぜか塩辛まで出してくれたが、これがまた旨い。最後は常連さんが持ってきてくれた梨まで頂き、五郎は大満足して店を後にしたのだった。

  • S05E02 江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマクンセイ刺

    • October 10, 2015
    • TV Tokyo

    清澄白河駅から出てくると、井之頭五郎(松重豊)は大きなため息をついた。このところ仕事のドタキャンが続いている。ハンカチを忘れ、みやげ屋に入る。手ぬぐいを一つ取ると、福だるまの絵。「このだるま、きっと、持ってくる…」 その後、今日の仕事先の深川江戸資料館で田島(佐戸井けん太)と会う。仕事はスイスイと決まった。やっぱりだるまが持ってきたのかも、などと思っていると、腹が減った。 深川江戸資料館通り商店街を歩いていると、「居酒屋だるま」の暖簾が目に止まった。中に入ると、常連のようなたくさんの客の熱気に一瞬圧倒される五郎。店員のスーさん(浅野温子)に案内されるままコの字型のカウンター席に座る。 とにかく短冊(メニュー)が多い。かなり迷いつつも、ポパイベーコン、サンマクンセイ刺と煮込み、ご飯に味噌汁、ウーロン茶を頼む。その間も次々に客がやってくると、ちょっとずつ席を詰めて行き、店は満杯だ。その時向かいの客に「グラタン」と出てきたものは、なぜか見慣れた「チン」だった。 店でも評判のポパイベーコンらを堪能する傍、洋食から鍋まで何でもある店のメニューの無軌道さに驚きつつ、五郎もそれに乗って、オニオンロールパンを追加する。なぜがきゅうりが添えてあったが、ときに煮込みにつけたりしておいしく頂いた。 だるまのおかげで良い一日に変わった五郎だった。

  • S05E03 杉並区西荻窪のラム肉のハンバーグと野菜のクスクス

    • October 17, 2015
    • TV Tokyo

    中央線西荻窪の駅を出てくる井之頭五郎(松重豊)。先輩(角田信郎)に呼ばれたのだ。飲み屋が並ぶ路地を歩いていて、昔よくこの辺りに呼び出されたことをふと思い出していると、なんと目の前で先輩が昼間から飲んでいた。「どうだお前も一杯」と飲めないのを分かっているのに勧める先輩とそこを後にし、ペルシャ絨毯屋に向かうと婚約者の幸子(甲斐まり恵)を紹介されるが、幸子は傍に先輩を連れて行き、「なんで二人が暮らす家のことを他人に意見聞こうとするのよ」と小言を言っている。五郎は空気を読み、一声かけてそそくさとその場を去った。  妙な気を使って腹が減った五郎は店を探す。飲み屋街を抜けて線路脇の道を歩いていくと、赤い国旗があるお店が。引き寄せられるようにいくと、「tam tamu」というモロッコ料理の店だった。「独自の食文化・・ヘルシーかつ食欲をそそる料理・・いいじゃないか」と入る。見慣れない料理名に戸惑いながらも、ハリラスープのハーフサイズと、卵のブリックとラム肉のハンバーグ、野菜のクスクスを頼む。飲み物はミントティーを頼むと、店主の女性(伊藤かずえ)に砂糖を入れることを勧められ試すことに。店員は店長一人。店内は狭めなものの予約客が次々にやってきて心配する五郎だが、入れ替わり立ち代り二人の姉妹がやってきて店を手伝う姿を見て安心する。  続々料理がやってくる。ブリックにレモンをかけナイフで真ん中を割ると中からジワーッと卵の黄身が流れ出し、勧められるまま手で頬張る。野菜のクスクスは途中ハリッサを混ぜて食べてみると後から刺激がやってきてなんとも言えない

  • S05E04 台湾宜蘭県羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ

    • October 24, 2015
    • TV Tokyo

    その日、得意客の山村(竜雷太)に商談で呼ばれたが、なぜか山村が明日からの初台湾出張のことを知っていた。友人の滝山が漏らしたのだった。ついでに宜蘭の三星郷という町で働きながら農業生産学の勉強をしている孫の貴子(大久保麻梨子)に届け物をお願いされる。 初台湾。ちょっとわくわくしつつ独りバスに乗り羅東駅でタクシーに乗り継ぎ「青葱文化館」へ。葱餡餅を食べながら待っていると、やがて貴子が現れた。心のこもった微妙なプレゼント(手作り楊枝入れ)を無事渡すと、急に腹が減った。今夜の宿舎のある礁渓温泉への帰り道、羅東に寄ると、店を探す。 「海鮮熱炒100元」と書いてある看板が目に入った。入り口横のメニューに「三星葱」という文字、店の中に家族客…ここに決めた。大衆食堂のようなその店の丸テーブルに一人座るが、テーブルのどこを探してもメニューがない。言葉は分からないが店長(揚雲玉)のジェスチャーに導かれ、店先のボードに書かれているメニューを見る。 文字の意味が良くわからないが何とか「三星葱の肉炒め」「赤糟排骨」「炒飯」を頼む五郎。その後海鮮を頼んでいないことに気づき、蛤のスープとイカを追加。かなりの量を頼んでしまったことを心配した店長とお客の女性二人(NUENUEとRIA(ウェザーガールズ))が裏で相談し、配慮で少し小さ目のお皿でさりげなく出してくれた。そんなことには気づかず、五郎は初台湾の味を噛みしめる。全て食べつくして満足するのだった。

  • S05E05 台湾台北市永楽市場の鶏肉飯と乾麺

    • October 31, 2015
    • TV Tokyo

    礁渓温泉のホテルを出た井之頭五郎(松重豊)は、アランから頼まれた、フランスで行われるアジア物産イベントの台湾工芸品リサーチのため、国立伝統芸術文化センターへ向かった。そこは、昔の台湾の街並みが広がっていた。筆や茶器を見た後、何やら赤い小さなものが串刺しになっているお菓子が売っているのを見つけ、一本買ってかぶりついてみる。なんとトマトが飴でコーティングされていた。うまかった。喉が渇いた五郎が茶館でお茶を飲んでいると、リュックを背負った男性・劉真一(水間ロン)が話しかけてきた。台湾雑貨のバイヤーをやっているのだという。五郎は真一に迪化街を勧められ、行ってみることにした。  迪化街は歴史を感じる問屋街だった。「漢方の匂い・・異国情緒・・」カラスミ屋の前を通った途端、お腹が空いてきて、店を探すことに。店員に勧められるまま、永楽市場広場の「永楽小乞」に入る。隣の席のメニューを参考にしながら、「鶏肉飯」と「おかず盛り合わせ」を頼む。いわば台湾ぶっかけご飯と野菜、煮玉子などの美味しさに感動する五郎だが…。まだ食える。店の手前が屋台のようになっている「原味肉飯魯肉飯」という店に入ってみる。「乾麺」と勇気を出して「下水湯」を頼んでみるが、両方とも優しく美味だった。「これで、うまいスイーツがあれば・・・」ショーケースのある「古早味豆花」という店を見つける。豆腐スイーツの店だった。店員が何を言っているかわからないものの適当に頷き、「豆花」のトッピングが完了。出てきたものを店内のテーブルに運ぶと、斜め向かいの席で中年男性・伍郎(ウィンス

  • S05E06 東京都目黒区大岡山の九絵定食となめろう冷茶漬

    • November 7, 2015
    • TV Tokyo

    「今日の仕事は決まればでかそうだし、なんか今日はいいことありそうな気がする…」明るく大岡山駅から出てくる井之頭五郎(松重豊)。KYアフェリエイトプロダクツは、ここ大岡山支店も六本木に移転するため、五郎にインテリア全てのコーディネートを頼みたいという。かなり儲かっているらしい。しかし五郎がイメージやコンセプトを聞いても、代表取締役の八代圭祐(堀部圭亮)は、一千万くらいかけてやってくれればどうでもいいというだけだ。適当にやってくれればいい、というだけの八代にムッときた五郎は、美味しい仕事を断ってしまう。  こういう時は美味しいモンを食いたいだけ食うに限る。店を探す五郎の目に「漁師料理」の文字が飛び込んでくる。美味い魚でご飯パクパク味噌汁ズルズル…いいじゃないか。  店に入るとカウンター席に通された。大将(片桐竜次)がカツオ一匹を出してきて、五郎の目の前でテキパキとさばき始めると期待度が急上昇。迷った末に、周囲の客が次々に頼んでいく九絵定食を頼んだ。客の注文がどんどん入り大将は大忙し。それを嘆くと奥さんのみゆき(鷲尾真知子)に「忙しいのは有難いこと〜」とハッパをかけられる。  やがてみゆきが定食を運んできた。刺身はかんぱち、ひらめ、サーモン、マグロ。煮付けはマグロのカマ。添えられた大根は味を変えてあるという。さらにサラダ、味噌汁とご飯でわしわし食べる。思わず「旨い」と声に出してしまう。ご飯のお代わりを、と思った時に、「なめろう冷茶漬け」を頼む声。興味を持った五郎も頼んでみる。ご飯にかつおのなめろうをのせて、冷たい味噌汁をじ

  • S05E07 東京都世田谷区 千歳船橋の ラム肩ロースとラムチョップ

    • November 14, 2015
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は最近忙しい。忙しいのは有難いもののちょっと疲れを感じていた。 「なんかパワー系なもの、入れたいなあ…」そんなことを思いながら、知り合いの妹、ヨガインストラクター・斎藤玲(浅見れいな)のいる文化教室へ。今度初めて持つ自分のヨガスタジオの内装を五郎に頼みたいという。嬉しそうな玲を祝福する五郎だった。  帰り際、疲れが取れるポーズを教えられた。帰り道でひっそりやってみると、腹が減った。住宅街を歩いていてジンギスカンの看板を見つける。三角形に近い建物は二方向に入り口がある。「なんか凄いつくりだな…」 店に入り、店長(川野直輝)に案内されカウンター席に座ると、そこには独りでジンギスカンをしている常連たちがいた。常連の吉田(ミッキー・カーチス)の前に「羊のペコリーノチーズ」なるものが登場。吉田は「これ以上、ワインに合うツマミはないね」と、ワイン片手にジンギスカン鍋でそれを焼いている。 五郎はおすすめAセットとせせり、ライスの並、ウーロン茶を頼む。ロースと玉ねぎはタレ、ランプはクミン塩で食べるよう店長に勧められてやってみると、とにかく旨い。止まらなくなった五郎は、ラムチョップと旨口くちロースタレ、羊の薬膳スープ、それにご飯のお替りも頼んでしまう。ラムチョップをいつまでもしゃぶり尽くし、大満足。疲れを忘れた五郎だった。

  • S05E08 東京都渋谷区代々木上原の エマダツィとパクシャパ

    • November 21, 2015
    • TV Tokyo

     今日は友人の滝山から紹介された客、内田さんのところに納品に行く。井之頭五郎(松重豊)が「base works」という看板の店に入っていくと、内山さんの妻(横山めぐみ)が待っていた。お茶を出してくれるのだが、なんだか雰囲気が違う。目がうるんでいるというか…。居づらくなった五郎がそそくさと帰ろうとすると、玄関先でピンクの封筒を渡された。ラブレター!?ドキッとする五郎。店から離れたところで封を開けてみるが…内容は滝山からの仕事の依頼だった。子供のような悪戯に頭に血が上りつつも、指定の尾崎畳店へ。尾崎(石井愃一)は外国製の自転車を探していた。意外と値が張る。「これで話がまとまったら滝山の手柄になるわけだが…」悶々としていたが、やがて藺草の匂いで気持ちが清々してくる。 細い路地を歩いていたら腹がすいた。店を探し始めると、全体赤系の外観の店が目に留まった。入り口の看板に「ブータン料理」とある。イメージが全くわかないまま、その「ガテモタブン」という店に入りメニューを見る。「ブータン料理は世界一トウガラシを使う料理」という文字。メニュー名はカタカナでちんぷんかんぷんだが、日本語の説明がある。しかし五郎が呼んだメニューの説明書き全てにトウガラシが入っていて驚愕。悩んだ結果、ブータンの王道と思われる、ホゲ、モモ、エマダツィとごはん、そしてツェリンマ茶を選んだ。 モモ(ブータン式蒸し餃子)にエヅェ(トウガラシを玉葱で炒めたもの)を乗せて食べる。噛むほどに肉汁が出て美味しい。その後もホゲ(チーズたっぷりの生野菜)のピリピリ感、エマダツィ(トウガラシとチーズ)とごは

  • S05E09 千葉県いすみ市大原の ブタ肉塩焼きライスとミックスフライ

    • November 28, 2015
    • TV Tokyo

    「・・・漁港の匂い・・・空気・・・声・・・活気・・・」   千葉の大原漁港で哀愁に浸る井之頭五郎(松重豊)。販売所で伊勢海老が隣の食堂で食べられると勧められそそられるが、まずは仕事と断念し大原駅に戻り、冷凍みかんを買っていすみ鉄道に乗り込んだ。  今回五郎は、移住者お試し用住居の内装トータルコーディネートをお願いされていた。市職員の山崎(塚地武雅)に国吉駅で迎えられ、ログハウスのような古民家へ。地元育ちに完全に見えた山崎だが、実は移住組だという。生まれも育ちも東京は渋谷、未だに都会っぽさが抜けない、と自分で言うのだが…「でも、ほんと移ってきて良かったですよ。凄く体調がよくなったし、何といっても食べ物が旨い!」  その言葉に突如お腹がすいてくる五郎。急ぎ仕事をすませると大原駅に戻り、海鮮が食べられる店を探すがなかなか見つからない。その時ふと「いすみ産豚肉」という看板が目に入る。社長が店番をしていた。ショーケースに『いすみ産 豚こま』のPOP。「・・・いすみ豚・・・でも今の俺にはアウトオブ眼中だ・・・」そんなことを思うが、隣にある『大衆食堂』の暖簾が目に入った。海鮮はなさそうなものの、空腹が限界に達していた五郎は意を決してその店に入る。  年配の男性店員がしている長めの金のネックレスが気になりつつ、ブタ肉塩焼ライスの上とイカとメンチのミックスフライを頼む。もはやステーキと言ってもいいその厚さと旨さに感動する五郎だった。

  • S05E10 東京都江東区亀戸の純レバ丼

    • December 5, 2015
    • TV Tokyo

    師走の忙しい時に五郎は腰を痛めてしまい、何と3日も入院している。仕事が頭から離れずベッドで手帳を広げていると、夕食を運んできた看護師(須藤温子)に止められた。三度の食事だけが楽しみな五郎だが、病院食はやっぱり味が薄くパンチがない。心で文句を言いながらも完食すると、様子を見に来た医師(北村有起哉)が突然「井之頭さんは餃子お好きですか?」と、美味しい餃子の食べ方(酢、胡椒とラー油)をとうとうと話し出す。深夜、餃子が頭から離れず眠れない五郎が廊下を歩いていると、入院している若い男(碓井将大)が携帯で「塩辛」の差し入れを頼んでいた。「塩辛」を連呼するその男の声を聴いていてさらに悶々とするのだった。  寝不足のまま翌日退院した五郎。快復のお礼もかねて亀戸天満宮にお詣りしようとした途端、突然腹が減った。「やんちゃなメシをがつがつ食いたい気分…」そんな時ラーメンの暖簾が見え、思わず入り、カウンターに座る。 まずは餃子を頼む。その後店の壁に貼られたメニューを確認していて「純レバ丼」という文字を見つけた五郎。なんだこれは?と頭をひねっていると、若いカップルが入ってきて2人して純レバ丼を頼んだ。五郎もすかさず乗っかって注文してみる。やがて昨夜夢にまで見た餃子がやって来た。酢と胡椒、ラー油で食べて満足。間もなく刻んだ長ネギの山の皿がやって来たと思ったら、なんとそれが純レバ丼だった。カップルが自撮り棒でネギの山の純レバ丼と写真を撮っているのを横目で睨みつつも、やんちゃな純レバ丼を堪能する五郎だった。

  • S05E11 埼玉県越谷市せんげん台のカキのムニエルと アメリカンソースのオムライス

    • December 12, 2015
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)が東武伊勢崎線のせんげん台駅を降りてくると、「かすかべ湯元温泉」の看板が目に入る。ここは温泉街なのか?と思うも周囲を見渡しても温泉らしき建物はない。走っている自転車が多いなあと思いながら、住宅街を歩いていく五郎。3階建てというヒントで、普通の住宅に見える洋食店に間違って入りそうになったりと少々迷いながらも、本日のクライアントのカラオケスナックへたどり着いた。 「ここ、温泉街じゃないから」ママ(YOU)が五郎の心を見透かしたように言い当て、ドキッとする。その後もいちいち五郎のことを言い当てるので気味悪くなってきた。しかし五郎が商品リストを見せると、一番のお薦めを「この三つ目でしょ?」と指したがそれは間違えだった。やっぱり単なる感だとほっとする五郎。  カラオケ店を出るとお腹がすいた五郎は、先ほど見つけた洋食屋の看板文字「シチュー」を思い出した。素通りしそうなおとなしすぎる外観だが、何とか見つけて「厨Sawa」という店に入ると、そこは「美味しそう」という歓喜の声が舞っていた。五郎はどれも美味しそうなメニューに迷うが、周囲が食べているものも確認し、カキのムニエル、アメリカンソースのオムライス、ブルスケッタにお酢のドリンクの水割りを注文する。  やがてお酢のドリンク、ブルスケッタがやって来て堪能していると、周囲のお客たちにもビーフシチュー、トマトシチュー、ドリアなど、どれも美味しそうなものが続々登場。クリームシチューにはなんと醤油を一垂らしすると美味しいとお店のお母さん(重田千穂子)と息子さん(前野朋哉)に勧め

  • S05E12 東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き

    • December 18, 2015
    • TV Tokyo

    西巣鴨の駅近くの不動産屋さんに来た井之頭五郎(松重豊)。クライアント森田さんの依頼で、貸店舗の内見に来たのだ。自分が借りるのでもないのになぜかエントリーシートに記入させられていると、それを覗いた不動産屋さんの社長(土屋伸之)が「いのあたまさん」と読んだ。五郎が訂正しようとすると、男性社員(塙宣之)が「いのずさんですよ」それをまた訂正しようとした途端、女性社員がすかさず「いのとうさんですよ」という。名前の読みを間違えられたことのない五郎は、微妙な気分になる。  無事内見を終え商店街を歩いていた五郎は、無性に腹が減った。不動産屋さんに鍵を返しに行くと、「すきやきしゃぶしゃぶ」の看板を見つけ、心を決めて入る。するとそこにはカウンターがUの字形の不思議な空間が広がっていた。若女将(富田靖子)に渡されたメニューの中から、五郎は思い切って「上州すきやき定食」を選ぶ。  やがて定食のセットが運ばれてきた。周囲を見回すとすきやきを食べている客がいない中独りもうもうと湯気を上げ、霜降り肉をしゃぶしゃぶする五郎。定食には、豚肉まで入った味噌汁、ご飯、漬物があり、それぞれ美味しく頂く。卵を追加して鍋の中の牛肉や野菜たちを堪能、最後は牛肉のせ贅沢卵がけご飯にして全て食べ、さらにうどんを入れ卵でとじて食べ尽くした。食後のアイスコーヒーまで飲んで大満足、一人忘年会を終えた五郎だった。

  • SPECIAL 0x2 孤独のグルメお正月スペシャル~真冬の北海道・ 旭川出張編

    • January 1, 2016

    井之頭五郎(松重豊)は年明け早々北海道の旭川空港にいた。空港のカフェでパソコンを開き、仕事に追われていた。腕時計を見て慌ててバスに乗る。「冬の旭川・・・もっとのんびりしたかったな・・・」ホテルに着いても携帯は鳴り続け、パソコンを打ち続けていたが・・・やがて決意し、携帯を部屋に置いて雪の街に出た。「思っていたより静かな街だな」そんなことを考えながら歩いていると、突然腹が減ってきた。一人で落ち着いて食べられる店を捜すのだがなかなか見つからない。そんな時「独酌 三四郎」という看板を見つけ、入ってみる。  なんとも渋い店だったが、下戸でも落ち着くいい雰囲気。女将(床嶋佳子)にメニューを渡されるとじっくりと見て、新子焼き、玉子焼き、手造りつけ物にご飯、きのこ汁にとうきび茶を注文した。先に頂いたとうきび茶を飲みながら竹のメニューを見て、身欠にしんを追加する。やがてそれらがお通しの酢豆とともに出てきた。新子焼きのあまりの美味しさにご飯をお代わりすると、新子焼きのたれをご飯にかけてくれた。これがまた美味しかった。サービスで出してくれたかぼちゃの煮付けも昆布で煮たのがまたうまい。すべてに満足し、店を後にした。  翌朝、長靴に履き替えた五郎は今回の目的の近藤染工場へ。海外から注文があり大漁旗をお願いした。若い職人たちが手作業で進めていく様を見て感心して工場を後にすると、お腹がすいてきた。店を捜し始めた五郎は路地を曲がったところに「自由軒」という看板を見つけ、入ってみる。メニューを見て、味噌汁ライスなるものが気になり注文してみる。それに

  • SPECIAL 0x3 孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編

    • August 3, 2016

    その夜、井之頭五郎(松重豊)は仙台の牛たんの店、「萃萃」にいた。ぶっきらぼうな親方(でんでん)とお客さんの小気味良い会話を聞きながら、昼間、旧友の岸本(渡辺いっけい)と会った時のことを思い出していた。新しい商業施設「シーパルピア女川」での秋のイベントを紹介された。久しぶりの旧友からの仕事、しっかり頑張らねば。 「明日、いい仕事をするためにも、牛のパワーを注入しておきたい・・・」 暫くして「牛たんセット」がやってきた。牛たんをゆっくり噛みしめる。塩が効いていて柔らかく、美味しさが今までのものと全く違った。麦飯でなく白米なのがまた良い。とろろにつけて食べてもよし。付け合わせの浅漬けやテールスープもあなどれなかった。やがて「テール焼き」が来た。焼きというより煮込みだ。一口食べるとニンニク醤油ダレが口いっぱいに広がった。テール焼をほぐしてご飯に乗っけて食べると、残りの牛たんをご飯に乗せてとろろをかけて食べ、最後にスープも飲みきって十分満足するのだった。 翌日五郎はレンタカーの軽トラで女川へ。シーパルピア女川の牧原達也(向井理)たちに会うと、イベントで販売するのサンプルの説明をする。皆商品を気に入ってくれた様子にほっとした途端、お腹がすいてきた。 急ぎ軽トラに乗り込み店を探す。しばらくして「ニューこのり」「食事処」の文字を発見、入り口には「活魚」の文字。明るい女将(余貴美子)に迎えられ店内に入ると、老若男女で賑わっていた。 五郎は「海鮮五色丼」と「穴子の天ぷら」を頼む。しばらくして五色丼が出てきた。数えてみるとなんと六種類以

  • SPECIAL 0x4 孤独のグルメ 2017お正月スペシャル 井之頭五郎の長い一日

    • January 2, 2017

    井之頭五郎(松重豊)は、なぜか荒野に立っていた。何もない土地を歩き続けていると、一軒のレストランを見つけた。入ろうとした途端、強盗らしき二人組が走り出てきて、その後に銃を持った男が…!五郎が絶叫したその時、愛車の中で目が覚めた。企画書を見返していて眠ってしまったらしい。アポまでまだ時間があり、先に何か腹に入れようと車を走らせた。川崎の工業地帯に差し掛かり、焼肉の「つるや」を思い出し行ってみると、なんと満席。諦めて枝川の倉庫に向かうと、定食などがある枝川の「アトム」を思い出し、立ち寄ってみるが今度は閉店していた。 中野で仕事をすませた五郎は腹がたまらなくすき、中野の街を彷徨っていると、突如「上海家庭料理」看板に目が奪われた。五郎は迷わずその「蔡菜食堂」に入ると、お母さん(宮崎美子)に案内されるまま席に着く。“スペアリブの黒酢ソース炒め”や“焼豚とレタスの炒飯”など、グッとくるメニューの文字にかなり迷いつつも、レバニラ炒め、トマト卵炒め、バイツェーチ(蒸し鶏)、それに水餃子を注文。飾らないグッとくる美味しさ。デザートにコマ団子まで注文し、上海家庭料理をしっかりと堪能した。 店を出るともう一仕事、津田沼の杉原商事へ向かった。「いいんじゃないの。問題ナッシング」といつもながら調子のいい杉原社長(北村総一朗)の反応に安堵していたが、急遽明朝までの急ぎ仕事を任されてしまい事務所に泊り込む羽目に。日付が変わる頃、空腹で仕事が進まない五郎は何か腹に入れることを決意。街に繰り出すも、店が見つからずうろうろ…。そんな時「TEXAS」「STEAK」

Season 6

  • S06E01 大阪府美章園のお好み焼き定食と平野の串かつ

    • April 8, 2017
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は出張で大阪に来ていた。通天閣あたりで串かつ屋の店員(浪岡一喜)の呼び込みを振り切り、今回のクライアントで美章園にある不動産販売の島崎(六角精児)のオフィスへ。島崎は東京出身で、数年前東京から大阪に仕事の拠点を移動したのだが、今回大事な仕事だからと東京の五郎にわざわざ頼んできた。嬉しい限りの五郎だが、すっかり板についた関西弁で、お好み焼きをご飯で食べるという島崎に思わず苦笑する。 仕事がひと段落しお腹が減った五郎は、店を探し始めた。やがて「お好み焼き甘辛や」の看板の前で足を止める。「年輪を感じる店だ・・・初めて来たのに懐かしい」変な冒険はせず、王道でいくと心を決めた。お好み焼きの豚玉を定食で頼む。 大将が手際よく鉄板に生地を引き、千切りキャベツを乗せる。それを覆うように豚肉を乗せるのに見とれる五郎。その時、「兄さん背高いな、2メートル50センチくらいか」と男性客吉田(池乃めだか)が話しかけてきた。五郎が否定すると、すかさず「ツッコんでや。ボケたんやから」そういう時は「なんでやねん」と返すことを教えられ、大阪の洗礼を受ける五郎。 お好み焼き定食を食べ終えると、焼きそばのデラックスを頼む。調子に乗った五郎はその後タコネギも頼んでしまう。 すべて平らげ満足の五郎は、平野に移動しもうひと仕事済ませた。帰りに駅まで歩く道すがら「串カツどて焼」と書いてある屋台を見つけ、思わず立ち寄る。そこでエビ、キス、串カツのヘレ(ヒレ)、肉巻き、紅生姜を美味しくいただく。その時父親(下柳剛)と娘が入ってきて、土手焼きのこんにゃくなどを

  • S06E02 東京都 新宿区 淀橋市場の豚バラ生姜焼き定食

    • April 15, 2017
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は、早朝から大久保駅近くの喫茶店で、今日から始まる洋食器の展示販売の準備を手伝っていた。店主の竹内さくら(東風万智子)の初の展示会のため五郎も張り切って準備を進めるのだが、竹内と微妙に噛み合わず…。 朝の8時。早朝の仕事を終えお腹が空いた五郎は開いている店を探すが、見当たらない。辺りをさまよっていると「淀橋市場」を発見した。フォークリフトが走り回る市場を歩いて行くと、一軒の食堂「伊勢屋食堂」が目に入った。看板と暖簾にグッときた五郎は迷わず中へ。 慣れた感じで注文する男性たちの中、種類豊富な副菜メニューや日替わりメニューを前に悩みつつ、五郎は豚バラ生姜焼定食と納豆、たけのこの土佐煮、明太子、それにトマトの酢漬けも頼んだ。若女将が持ってきてくれた漬物をつまんでいると、やがて注文の品がすべて一緒に出てきた。「いやあ、朝からすごいことになっちゃったな…」 バラ肉を一枚つまんでしっかり噛むと、香りと生姜のパンチを食らった。続けてたけのこ土佐煮、明太子、トマト酢漬けなどを味わう。青果市場内にあるだけあって、さすがに野菜がうまかった。味噌汁まで美味しかった。誠実な店だと思う五郎。そして、手をつけていなかった納豆をご飯八分目お代わりして食べる。最後は生姜焼きと納豆ごはんを平らげ、朝から満足の五郎だった。

  • S06E03 東京都目黒区三田のチキンと野菜の薬膳スープカレー

    • April 22, 2017
    • TV Tokyo

    客室インテリアのリニューアルという大きな仕事を請け負った井之頭五郎は、目黒駅ほど近いホテルにいた。自信満々だったものの、担当者の工藤(山崎樹範)は五郎の提案が気に入らなかった。「忘れられない部屋」というテーマでお願いしたのに…そう言われ、五郎はショックを受ける。「デカい仕事を取った自分に浮かれていたか?慢心していたか?」大反省しながら目黒の住宅街をさまよう五郎。 そのうちお腹がすき、店を探すが見つからない。やがて住宅街の中で≪薬膳スープカレー≫の看板に気づく。矢印の方へ歩いて行くと、やがて大きな猫のオブジェがある「薬膳スープカレーShanaia」を見つけた。 店内に入ると女性店員(谷村美月)が五郎を案内した。近くの席の女性が注文するのを見て見習った後、五郎は「チキンと野菜のスープカレー」を流暢に頼む。「スープのベースはオリジナルで、辛さは3辛、トッピングはいももち2ピース、ライスはターメリックライスの普通盛り」その時、カレーができるまで20分ほど時間がかかることを告げられ一瞬ひるむが、気を取り直して「シャナイア風ザンギ(3辛)」を注文。先に出てきたザンギをつまんでいると、程なくカレーが運ばれてきた。生薬が浮かぶ香り豊かなスープ、レンゲで切れる大きなチキンとターメリックライスを口に運ぶ五郎。カボチャにピーマン、赤パプリカ…トッピングのいももち。さらに、食べ進めると大きな大根が現れる。最後にスターアニス(八角)の入った「自家製バニラアイス」も注文し、大満足の五郎。気分一新、仕事に戻るのだった。

  • S06E04 東京都東大和市の焼き肉

    • April 29, 2017
    • TV Tokyo

    仕事で国分寺まで来た井之頭五郎は、東大和市のあるカーテンの店に立ち寄った。店主で知り合いの村山真理子(手塚理美)が足を骨折したというのだ。真理子は、松葉杖をつき痛々しい姿を見せるも、五郎が持ってきた花束を見て思わず表情を緩める。そこに真理子の中学3年生になった息子・武(福地叶成)が現れる。受験間近なのに遊びに行こうとするのを真理子が注意しても「肉食いたい!」と言って出て行ってしまうのだった。 真理子の店を出た後、ふと、もし俺にあんな息子がいたら…などと思いながら歩いていたら、お腹がすいてきた。店を探して歩いていると焼き肉店「翠苑」の看板が目に入り、迷わず店内に入る。 席につき、ふと壁を見ると【看板娘「みゆ」がいましたらぜひ!なんでも聞いてください!】【タン塩看板娘の大好物です。命をかけるほど美味しいです】の文字。五郎は早速、メニューに書かれている「アゴ」など意味がわからないものを尋ねてみると、みゆ(白石聖)はハキハキ答えてくれた。 五郎は上タンシオ、カイノミ、アゴ、サニーレタス・サンチュセットとウーロン茶を注文する。タンシオはしっかり焼いた方が柔らかくておいしい、という張り紙に気づき、半信半疑で良く焼いてみると、なるほどおいしい。その後「ライスの中」と「韓国のりセット」と「ザブトン」を追加。心行くまで焼き肉を食べた五郎は、幸福感を抱きながら、帰路についた。

  • S06E05 東京都世田谷区 三軒茶屋の回転寿司

    • May 6, 2017
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は、三軒茶屋駅からほど近いステンドグラス店に入ろうとして、店長の彩(山下リオ)が泣いているのに気付き、驚いて思わず後ずさり。その後、五郎は彩から意外な涙のワケを聞くのだった。五郎は今回、モデルハウスに飾るフロアスタンドを探すためにやって来たのだが、彩の祖父・次郎(若林豪)から何故か釣りに執拗に誘われ…。 店を出たらお腹が空いた。すずなり通りで店を探していると、回転寿司「すし台所家」の文字が目に入る。今の気分にぴったりだと店内に入る五郎。まずは王道「マグロの赤身」の皿を取る。さらに「ひかり三種」「あぶり穴子」などを頼む。途中、寿司のお供として「真鯛のすまし汁」で一息付いていると、常連らしきマダム(岡本麗)が入ってきて五郎の隣に座った。五郎はさらに、「うに」や「大赤えび」など次々に注文。そんな中、オススメ「トロハマチ」のアナウンスが店内に流れると、客達が我先にと注文し始めた。五郎も慌てて注文するもなかなか出てこない。後に隣のマダムに助けられ、なんとか食べることができた。帰り際、釣り具を持った青年・浜崎伝助(濱田岳)が威勢よく店に入ってきた。伝助もオススメ「トロハマチ」を頼むが、なんと売り切れており、がっかり肩を落とすのだった。

  • S06E06 東京都新宿区 高田馬場のシャン風 豚高菜漬け炒めと牛スープそば

    • May 13, 2017
    • TV Tokyo

    井之頭五郎が高田馬場駅に降り立つと、どこからか甘い匂いが…。近くのメロンパン専門店からだったが、食欲をグっとこらえ、今回のクライアントの待つ空手道場へ。到着してすぐに鈴木師範代(高橋努)に声をかけようとするものの、鈴木の鬼のような厳しい声に、稽古が終わるまで静かに待つことにする五郎。 稽古が終わって頼まれた品を渡す。鈴木は意中の女性に今日のデートで告白しようとしていて、その時のプレゼントなのだそうだ。稽古中はビビっていた生徒たちが突然強気になり応援し始めた。鈴木は稽古中とうって変わって可愛く照れるのだった。 道場を出ると既に午後3時半。昼食の店を探し始めるが、どこも準備中の時間帯でがっかり。そんな時通し営業をしている「ミャンマー料理・シャン料理ノング・インレイ」を見つけた。 メニューを開き、気になるものを注文してみる。やがてお茶葉サラダ、シャン風豚高菜漬け炒め、もち米が運ばれてきた。 予想外にご飯に合う二品に、思わずもち米をお代わりして共に完食する。すっかりミャンマー味にハマった五郎は「牛スープそば」を追加。テーブルに並ぶミャンマーの調味料で味をカスタマイズしながら大満足で完食。その後デザートが気になり、ミルクティーとイチャクゥエ(揚げパン)を注文。揚げパンをミルクティーにつけながら食べ切り、大満足の五郎だった。

  • S06E07 東京都渋谷区道玄坂の皿うどんと春巻

    • May 20, 2017
    • TV Tokyo

    商談のため渋谷のクラブを訪ねた井之頭五郎(松重豊)は、大音量の音楽、ミラーボール、ムービングライトという慣れない空間に戸惑う。店長の冴島(窪塚俊介)との打ち合わせも、絵に描いたような若者言葉でリアクションするいかついスタッフに囲まれやりづらい。どっと疲れたせいで空腹になった五郎は店を探すが、入ろうと思う店がなかなか見つからない。「もう俺の来るとこじゃないのか」そんなことを思いかけたその時、道玄坂の小さな路地にシブイ佇まいの「長崎飯店」を見つけた。かつての渋谷を思い起こさせる佇まい…ショーケースに並ぶ、皿うどんや中華メニュー…心躍らせ中へ入ると、若女将(川上麻衣子)に勧められるまま丸い回転テーブルに座った。五郎は皿うどんに「軟麺」という見慣れない文字を見つけ、それと春巻きも注文する。 しっかりした太麺の「皿うどん 柔麺」をすすり、またソースもかけて長崎の味に浸った五郎だったが、さらに長崎味を求め「特製ちゃんぽん 麺少なめ」を追加。皿うどんとはまた違う味わいにすっかり魅了された五郎だった。

  • S06E08 台東区の御徒町のラム肉長葱炒め

    • May 27, 2017
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は御徒町駅を訪れていた。宝石加工専門店社長の竹内(岡田浩暉)がデパートの催事に初出店するため、イベントの内装等を五郎に依頼したのだった。竹内から宝石への熱い思いを聞いた五郎は、気合が入る。 打ち合わせを終え、急に腹が減った五郎が店を探し始めると、しばらくして“羊”の文字が目に留まった。「羊香味坊」という看板に魅かれた五郎は、直感を信じて店内へ。メニューは羊の文字だらけだった。やがて注文した「ラム肉と長葱炒め」「山椒醤油・きのこの醤・発酵唐辛子の醤」「ラム肉焼売」と「白身魚とラム肉のスープ」が登場。五郎は全て堪能した。山椒醬を麦ご飯にかけるのが絶妙だという新たな発見もし、食を充分楽しんだ。 しかし「御徒町ラムフィスティバル、これでお開きはさびしいな…」と、「ラムスペアリブ(ハーフサイズ)」を追加注文。ラム肉堪能しまくりの五郎だった。

  • S06E09 東京都品川区旗の台のサルスエラとイカ墨パエリア

    • June 10, 2017
    • TV Tokyo

    旗の台商店街を歩いていた井之頭五郎(松重豊)は、フィンランド人の友人からのメールを確認しようと喫茶店「アティック」に入った。メニューにあった懐かしい「クリームソーダ」を堪能した後、もともと銭湯だった趣のある建物にたどり着く。五郎はここで、友人のジョセフィーヌの依頼で銭湯のリノベーション方法の参考資料として活用方法などオーナーの藤堂(神尾佑)に聞きながら、写真を撮って回った。 撮影した写真を確認していると以前にパリで撮影した写真が現れ、思い出に浸ってしまう。 我に返った五郎は腹が減っていることに気がつき、店を探すことに。 住宅街から、大通りに店を探しながら歩いているとスペインの国旗が目に入る。赤色の看板には「スペイン料理 石井」の文字が。五郎は「よし、突っ込んでいこうじゃないか…」と闘牛の如く店に突進する。店の奥さん(佐藤仁美)に案内され、メニューを開くと、厨房の奥からバチバチと何かがはじける大きな音が響き、思わず五郎はビクついてしまう。気を取り直して店内を見渡すとスペインの様々な地方の料理や定番料理の文字が並ぶ。さらに壁には「ハーフサイズもあります」の文字が。 五郎はハーフサイズで攻めようと決める。まず現れたのは刻んだ生ハムとニンニクにオイルがたっぷりのった「長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き」。さらにイベリコ豚のサラミのスクランブルエッグ「サルシッチョンのレヴェルト」、熱々のトマト味のソースとタラの旨味がギュッと凝縮された「タラのアリオリソース焼き」、さっぱり味の「ニンジンのサラダ」が続々と登場する。 そし

  • S06E10 千葉県富津市金谷のアジフライ定食

    • June 17, 2017
    • TV Tokyo

    千葉県富津市の浜金谷駅に降り立った井之頭五郎。老舗旅館温泉旅館「かぢや旅館」へ向かう。 今回のクライアントは老舗温泉旅館の専務、黒川(石井正則)。黒川は最近増えた外国からの旅行者へのおもてなしにロビーでのコーヒーサービスを始めようと思い、五郎にカップ等の相談をしていた。そこで五郎は、老舗旅館を背負う若旦那の思わぬ悩みを聞くのだった。 その後、空腹を覚えた五郎は「ラーメン・餃子 はまべ」の看板を発見。ラーメンはどうか、と通り過ぎようと思った時、その下に“漁師めし”という暖簾を見つけ、思い直して入ってみる。 店内は、女将(松本明子)と常連客らしい松田(佐藤蛾次郎)のみ。壁に短冊が並んでいる。五郎は「地魚フライ定食」を見つけ、地魚が何か尋ねると、今日はアジだという。アジフライに心が沸いた五郎は、それに決めた。定食の味噌汁は“カジメ”か“あら汁”。五郎は、芽かぶのようなトロみがあるというカジメを選んでみる。 やがて、定食の小鉢「肉じゃが」「さんが焼き」「漬物」が出された。どれも美味しい。五郎は家庭的な味を堪能する。暫くして「アジフライ」と味噌汁、ご飯が出てきたのだが、五郎はアジフライの大きさに驚く。思わず持っていたメジャーで測ってしまった程だ。 五郎はアジフライをしょうゆ、タルタルソース、レモン、ソース、からしなどで堪能。こんなにふわふわなアジフライは初めて。大満足の五郎だった。

  • S06E11 東京都文京区茗荷谷の冷やしタンタン麺と回鍋肉

    • June 24, 2017
    • TV Tokyo

    取材を受ける為に文京区・茗荷谷にある出版社を訪れた井之頭五郎は、取材場所のカフェでいきなり写真撮影がスタートし困惑する。得意客からの依頼で、インテリア雑誌の簡単なインタビューだけと聞いていたが、想定外の連続で引き受けたことを後悔する。さらに編集部・川島秀樹(片桐仁)からの「モテる部屋の作り方」という質問に、五郎は苦笑するしかなく…。 慣れないことでドッと疲れた五郎は、食事で鋭気を養おうと店探しを始める。 街中を歩いていると中華料理店「豊栄」を発見。今の腹ペコ具合には中華だと店員の濱田(水沢エレナ)の案内で店内へ。五郎は、店内の黒板に書かれた夏季限定メニューの「冷やしタンタン麺」の文字を発見し、心躍らせ注文することに。 とりあえず、一品確保した五郎はゆっくりとメニューを吟味する。見慣れないメニューに想像が膨らむが、定番も気になる。頭の中でメニューを組み立て、意を決して追加注文した五郎。そこへ最初に注文した「冷やしタンタン麺」が到着する。今年初の冷やしメニューに箸が止まらず、すぐに平らげた五郎。さらに追加で頼んだ品々が届く。蒸されてうま味が凝縮した「アボカドのセイロ蒸し」中華のうま味要素を存分に含んだ「中華茶碗蒸し」に感動する五郎。テレのパンチ力と山椒のうま味が箸を進める「日高四元豚の回鍋肉」「白御飯」に食欲が抑えられない五郎。まずはアボカドをご飯にのせて味わい、最後は回鍋肉とご飯のゴールデンコンビで大満足の五郎だった。

  • S06E12 東京都品川区五反田の揚げトウモロコシと牛ご飯

    • July 1, 2017
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、五反田駅からとある梱包会社に向かった。今日5件目にして最後のクライアント、渡辺正義(長谷川朝晴)に会うためだ。多少早く到着すると、渡辺は大慌てで五郎を死角に追いやり、また渡辺の妻は、義母を奥の部屋へ追いやる。五郎は訳が分からない。 一段落すると、渡辺は五郎に詫びた。今回五郎に依頼したのは、母への誕生日プレゼントだった。それを母に気づかれたくなくて、慌ててしまったのだという。いい夫婦だなあ、と五郎はしみじみする。 仕事を終え、目黒川の流れを眺めていたら、腹が減った。 五郎が川沿いを歩き進めると、「ふれあい飲食店街」という看板が目に留まった。吹き抜けのビルの一階と二階が飲食店街になっているようだ。看板をくまなく見る。飲み屋が大半だが、その中に「食堂とだか」を発見する。ドアのガラス部分にカーテンがかかっていて店内が見えない。頭の中に居酒屋疑惑が浮上し不安になるも、思い切ってドアを開けた。 店内は変則L字カウンターになっていて、「食堂飲み屋だったか?」と一瞬後悔するが、マスター(ムロツヨシ)から注文を書く紙を渡されるまま、メニュー選びに入る。壁のメニューを見ているうちに、メニューの面白さに惹かれていった。「子持ち昆布フライタルタル」など、変わったメニューに悩みつつも注文を書き込んでいく。 お通しに「たこときゅうりの塩昆布」、他「ウニ・オン・ザ・煮玉子」、「胡麻豆腐とトマトの揚げだし」、そして「揚げトウモロコシ」「キンキと茄子の包み焼き」を注文。さらに「牛ご飯」と「体に良いおみそ汁」も加えた。焼き加減が

  • SPECIAL 0x5 孤独のグルメ 大晦日スペシャル〜食べ納め!瀬戸内出張編〜

    • December 31, 2017

    今年の年末、井之頭五郎(松重豊)は瀬戸内出張で慌ただしく過ごしていた。出張先の香川での仕事を昨日終え、今日30日は次の愛媛県での仕事に向かおうとしていた。その途中で"手打ちうどん"の文字が目に入り(松下製麺所)に、ふと立ち寄りうどん1玉とコロッケをたいらげる。 愛媛県松山に向かうバスで、中村由紀子(山村紅葉)ら中年女性たちと乗り合わせたが、その賑やかさに少々戸惑う。松山で仕事の打合せを終えた五郎がふと立ち寄った居酒屋(さかな工房 丸万)の店内は、まるで魚屋さんのよう。たくさんの魚を前に悩む五郎に、大将(柄本明)が助け船を出す。五郎が食べ松山メシは、お通しの「さば生姜煮」と「とこぶしのバター焼き」そして、「かんぱちの炒り煮」「あまぎの唐揚げ・あんかけ」「あなご澄まし汁」最後は宇和島風鯛めし「鯛どんぶり」をたいらげ翌日の仕事に備える。 翌朝の大晦日。五郎は今年最後の仕事のためフェリーで広島県広島市へ。仕事を終えた五郎は、ポツンと佇む"焼肉ラーメン"と暖簾に書かれた焼肉店(みっちゃん)を見つけ立ち寄ると、女将(キムラ緑子)と常連客(ダンカン)に、メニューにある肉の部位などを尋ね、おでんの「牛すじ」と「大根」を食べてから、「コーネ」「牛ロース」「豆もやし」を頼み、年内最後の焼納めを堪能する。そんな中、下の階の客席から男性常連客(竹原慎二)が出てくる。最後の締めに「ラーメン」とおでんの「たまご」を注文し満足して帰京する五郎に想定外のトラブルが! 急いで今年最後の仕事先の成田の得意先に向かうが、途中、小腹が空いた五郎は早めの年越しそばを食べる為に蕎麦屋に(多津美)立ち寄り、「せいろそば」を食べることに!そこにはなんと(瀬川瑛子)本人がいた!果たして五郎は、無事新年を迎えることができたのか?

Season 7

  • S07E01 埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食

    • April 7, 2018
    • TV Tokyo

    その日、井之頭五郎は上尾駅に降り立った。仕事前だというのに、五郎のお腹はトンカツモード。昨日トンカツが食べたかったのに食べられなかったため、今日はどうしても食べたいのだ。 ご夫婦(木野花・山上賢治)で営んでいる着物の「新井屋」での仕事を終えると、五郎はトンカツを食べられる店を探すが、なかなか見つからない。 「上尾市民はどこでトンカツを摂取しているんだ・・・」などと呟きつつ、小さな路地に入っていくと、「食堂」の文字が目に入った。キセキ食堂の方に歩いていき看板を見る。「本店が精肉店・・・おいおいおい」とニンマリし、中に入ると、「キセキ定食(肩ロースカツ)」を注文した。 五郎は「人気ナンバーワン」「肩ロースを低温熟成」の文字にも引き込まれる。 その後、キセキ定食が前に登場すると、五郎はその厚さと大きさに驚き、思わずメジャーで測ってしまった。そんな五郎の目の前に、いろいろなソースや調味料が並んでいる。まずはとんかつソースをかけて豪快に頬張る。あまりの美味しさに顔がほころぶ。その後岩塩、辛味噌も試してみるがどれも美味しかった。 ふと、隣の客がキセキのステーキとカツを100グラムずつ注文しているのに気づき、自分もキセキのステーキ100グラム頼んだ。店員さんに勧められるままにオニオンソースをかけて食べると、かなりイケた。レモンを絞って岩塩でも試してみた。最後にわさび醤油も試してみると、これが最高に美味しかった。 五郎は大満足で上尾を後にした。

  • S07E02 東京都世田谷区経堂の一人バイキング

    • April 14, 2018
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、仲間テニスを楽しむ中西哲夫(大和田獏)をコートで待っていた。このあと商談するためだ。試合を終えた中西は、球技が苦手な五郎に「やらず嫌いはもったいない」とテニスを勧められて素振りをしてた五郎。急にエア・ケイを振られるが解らずその場を盛り下げてしまう事態に…。 商談後、五郎は中西に最寄り駅の経堂までの地図を書いてもらうが、どうにもわかりづらい。ようやく目印の坂を見つけた五郎は、安心したせいか急に空腹を感じる。しかしここは住宅街。店を見つけるのを諦めようとしたその時、一軒家にしか見えない店(マッシーナメッシーナ)を偶然発見する。しかもメニューはバイキング一択! 空腹の好奇心がうずき出した五郎は、友達の実家に呼ばれたような気分に包まれながら店の中へ。 女将(いしのようこ)が丁寧に作ったメニューを自由に選び満足度200%の一人バイキングを堪能する。

  • S07E03 東京都港区南麻布のチョリソのケソフンディードと鶏肉のピピアンベルデ

    • April 21, 2018
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、久しぶりに広尾駅に降り立った。垢抜けた街並みの中に、以前見かけた銭湯を見つけホッとする。そのままグローバルキッズスクールへ。そこでは外国人の子供達がたくさん遊んでいた。クライアントの山本キャサリン(豊田エリー)は、毎月開いている誕生日パーティーのプレゼントに、誕生日の子が生まれた国のアンティークトイをプレゼントしたいので、探してほしいと言う。五郎が誕生日の子たちのことを尋ねたりしていると、子供たちがお腹が空いたと騒ぎ出した。その光景を見ているうちにお腹がすいてきた五郎は、仕事を終えるとすぐに店を探し出すが、その近辺ではなかなか見つからない。しばらくして半地下のメキシコ料理店を見つけ、入ってみる。 テキーラを飲んで陽気な客を横目に、五郎は席に着きメニューを見ると、聞いたことのないカタカナ料理名の羅列に混乱するが、なんとか想像して注文した。しばらくしてソペスとメキシカンレモネードを店員(渡部豪太)が運んできた。ソペスはタルトに具材がたくさん入っていて、メキシコ風おかずタルトというところだろうか。その後、ユカタン風チキンとライムスープが登場。アボカド、トマト、パクチー、チップスまで入って具沢山だが味はすっきり。くせになりそうなスープだった。 次に出てきたズッキーニのプディンは、超ふわトロ。一言で言えばメキシカン茶碗蒸しだ。シンプルな美味しさに感激の五郎。チョリソのケソフンディードは、チーズがグツグツ。トルティアで巻いて食べると期待通り、大満足の味だった。 最後に鶏肉のピピアンヴェルテを追加で

  • S07E04 群馬県甘楽郡下仁田町のタンメンと豚すき焼き

    • April 28, 2018
    • TV Tokyo

    仕事で群馬県の下仁田駅に降り立った井之頭五郎(松重豊)。早く着いてしまったため、昭和レトロな街並みを歩くことに。しばらく歩くと渋い面構えの中華料理店(一番)を発見する! 仕事前なのに思わず雰囲気と空腹で店内へ…。 五郎は ひと目で“うまい”とわかるタンメンと餃子を注文し 店員の沼田(戸塚純貴)が運んできた。 空腹を満たした五郎が向かったのは、インテリアを任されたカフェの下見。大正時代のレンガ倉庫を改装して店舗にするのだという話を聞きながら、五郎はその雰囲気を確かめる。 ひと通り確認を終えた五郎は一路東京へ戻るため下仁田駅に向かうが次の電車は30分後だと車掌(正名僕造)に聞き、ベンチで寝入ってしまいさらに電車を乗り過ごすことに。 トラブルに負けじと、晩飯を食べて帰ることにした五郎。頭に浮かんだのは、タンメンと餃子を食べた中華料理屋【一番】の隣にあったすき焼き店「コロムビア」だ。早速向かうが、店内は不思議な内装でスナックの様なカウンターに旅館のような大広間…。そんな空間で、五郎は下仁田では一般的だという豚のすき焼きを注文し旨甘の焼ネギと豚肉のすき焼きを堪能する。 締めは鉄鍋に残った割り下と玉子をご飯に絡め一気にかっこみ至福の時を過ごす。

  • S07E05 東京都荒川区三河島の緑と赤の麻婆豆腐

    • May 5, 2018
    • TV Tokyo

    三河島駅周辺の商店街を闊歩していた井之頭五郎(松重豊)は、思わず焼き鳥店の前で足を止める。 そこには店主と客が談笑する昔ながらの光景が。五郎は店先で焼き鳥を美味しそうに頬張る男の子を見つめてしまいそんな五郎に男の子は焼き鳥を差し出し危うく手を伸ばそうとするが…そこは大人の対応、後ろ髪をひかれながらも商談先へと向かう。 この日向かったのは商店街のとある空き店舗。 ここでお菓子の量り売りの店を出そうとしている杉山(中山忍)からの依頼で子供も来れるお店を作りたいと内装デザインの依頼だった。 商談も終わり帰り支度をしていると、杉山から渡されたのは「キムチ」近くに美味しい専門店もあると五郎の頭の中は韓国モードに…。 キムチ片手に大通りに歩を進めた五郎は専門店で新たなキムチを追加購入し、改めてお腹を満たしてくれるお店を探すことに。 路地裏を歩いていた五郎は『麻婆豆腐専門店』と書かれた軒屋根を発見する。韓国モードだった五郎だが麻婆一筋の心意気にシビれ店内に入ると、若そうな店主(岡田義徳)がひとり。 辛さが5段階あるこの店の麻婆豆腐は、通常の赤だけでなく、白、黒、緑、燻製があり麻婆以外のメニューも豊富。 悩み五郎が選んだのは「ザーサイのネギ生姜合え」と「ワンタン入り滋養スープ」 さらに「海老と大葉のハルマキ」と「豚ヒレと野菜の五目ハルマキ」麻婆豆腐は野菜ベースの「緑の麻婆」に決めた。色押しのメニューの中から選んだ中国茶は「白茶」を選択する。 中国茶の奥深しさに困惑されながらも出てきた料理や 「緑の麻婆」 を堪能していたが、他のお客が頼ん

  • S07E06 千葉県浦安市の真っ黒な銀ダラの煮付定食

    • May 12, 2018
    • TV Tokyo

    この日の商談先は千葉県浦安市にあるペットギャラリー、予定より少し早く着いてしまった井之頭五郎(松重豊)。取引先のお店には誰もおらず時間を潰しがてら、あまりの可愛さに思わず手を伸ばし小型犬を愛でていた。 とその時、店長の奥田(ふかわりょう)と店員が店に戻り、五郎は不審者の如く怪しまれてしまうが、なんとか誤解は晴れ優柔不断な店長とも商談は速やかに成立した。 ひと仕事終え空腹になった五郎は、ランチを求めて浦安の街へ繰り出す。 海が近い浦安なら新鮮な魚を扱っているお店があると思い歩を進めるが、お昼に営業をやっていない店ばかりで路頭に迷っていた。そんな折、視線の先に“魚や”と書かれた食事処「羅甸(ラテン)」の看板が目に留まり期待値があがった五郎は店内へ。 大将(日野陽仁)と女将(阿知波悟美)に出迎えられ、早速メニューに目をやると、焼き魚、煮魚、刺身、フライなどさまざまな魚定食が、さらに壁には “ご飯3杯目より有料”と書かれた張り紙を見つけ、おかわり率が尋常じゃなく高いと読んだ五郎の期待度はさらに高まっていく。 サバの味噌煮と銀ダラの煮つけで迷いに迷って五郎が選んだメニューは「銀ダラの煮付けお刺身付けて」と「沖縄産生もずく」 運ばれてきた銀ダラは想像とはおお違いで【真っ黒な岩のような固まり】その見た目に驚かされる。 さらに 一口食べると銀ダラと銀のごはんのラリーが止まらなくなるほどその味の奥深さに驚くことに「マグロ」と「イカ」のお刺身と定食についてくる小鉢。「沖縄産もずく」と共にご飯を2杯一気に食べきってしまう。 最後は皿に残っ

  • S07E07 東京都墨田区東向島の納豆のピザと辛いパスタ

    • May 19, 2018
    • TV Tokyo

    井之頭五郎は、なんだか古く味のある町、東向島を訪れ、駅近の魚八栄五郎という総菜屋の主人、佐々木(伊藤克信)を訪ねた。彼はとあるブログに写り込んでいる卓上チェストを探していたのだが、どうしても見つからないという。五郎は自信はないものの、知り合いたちにメールで尋ねてみることに。 仕事が終わると腹が減り、店を探す。 しばらく狭い路地などを彷徨った後、カトリカというイタリアンレストランを見つけた。窯がある。これはと思い入ってみると、店内はかなりこじんまりしていた。 メニューの納豆のピザに目が行く。ニンニク、アンチョビ、桜エビと迷うためハーフ&ハーフを頼もうとするが、組み合わせによって不可能なものがあることを知る。少々ぶっきらぼうなマスター(中原丈雄)に戸惑うも、なんとか納豆と、ハムと卵を頼む。 海苔がトッピングされたそれは、初めての味でとても美味しかった。 追加で辛いパスタを頼む。さらに自家製タバスコをかけるが、辛すぎずうまかった。 帰り際、デリバリーのチョコレートのピザを目にした五郎は、その場ではやり過ごすも、帰り道できびだんごを買い食いしてしまうのだった。

  • S07E08 東京都中野区百軒横丁のチキン南蛮と地鶏モモ串

    • May 26, 2018
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)にとってなじみの街・中野。だが仕事でやってきたこの日は、あまり知らない中野ブロードウェイを歩いていた。 待ち合わせ時間も迫り、迷った五郎が商談相手・丸山(角田晃広)に連絡すると、約束の時間なのになぜかラーメンを食べていて…。 ハプニングはあったものの、思いがけず大口契約が決まり意気揚々とお祝いの宴に見合う店を見極めようと、食のジャングルと化した中野の街を探り始める。 下戸の五郎には入りづらい店が並ぶ居酒屋街・百軒横丁の中で、五郎の空腹を逆なでするメニューが書かれた宮崎郷土料理店【炭火やきとり 泪橋】を発見する。 意を決して中へ入ると、下戸でも居心地のいい雰囲気に“アタリ”を確信。 さらに丁寧に作られたお通し「アボカドとチーズの正油和え と 鶏皮の酢の物」に感動する。 五郎は、百花繚乱のメニューから、宮崎名物「チキン南蛮」と「鯖(さば)串」「豚ばら味噌串」さらに、「鶏ガラスープ」に「ささ身ときゅうりのごま和え」と「ご飯」を注文する。ご飯はレンジでチンしか無かったが「麦飯」とうれしいサプライズも。 チキン南蛮を中心に宴の定食メニューを組みたたて、絶品のタルタルに心うち抜かれつつも宮崎郷土料理を堪能する。 ひとしきり食べ終わりかけたその時、常連客が頼んだ地鶏もも串が気にかかりれ、名物を食べない訳にはいかない!とご飯の追加と地鶏もも串を2本注文し鶏もも丼にしてペロリとたいらげ中野を後にするが…その帰り道、突如電話が鳴り韓国出張が1週間後に決まりパスポートの行方を気にしながら帰路につくのだった。

  • S07E09 韓国チョンジュ市の納豆チゲとセルフビビンパ

    • June 9, 2018
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、商用で初、韓国のソウルにやって来た。今回のクライアントは商社を営むイム社長(ソン・シギョン)。韓国のアンティークや伝統工芸をヨーロッパで販売したいので、これから全州に行って商品を直接見て確認してきてほしいというのだ。 五郎は一瞬ためらうが、部下のパク・スヨン(パク・チョンア)をアシスタントにつけるというので、行ってみることにした。 全州に到着すると、早速韓国傘工房や南部市場で伝統的な装飾家具の店などを訪れる五郎。 そんなことをしているうちに、お腹が空いた。パク・スヨンが事務所の部屋で資料をまとめる間に、五郎はトバンという店を見つけると、勇気を出して入ってみる。 入った途端、納豆らしき匂いがした。 ハングル文字が全く分からない五郎は、一番安い、6000ウォンのものを頼んで様子を見ることにする。やがて何やらたくさんのおかずがやって来 た。モヤシナムル、ダイコンナムル、チナムル(白山菊)、味噌、辛味の豚肉(チェユックポックム)、オデン、サンチュ、青唐辛子、そしてキムチにご飯。その後登場した石鍋は納豆チゲ(チョングッチャン)で、グツグツ音を立てていた。あっという間にテーブルはお皿だらけになった。 それぞれを食べている五郎に、女将がジェスチャーで食べ方を教える。「え、もしかしてこれでビビンパを作るんですか?」と五郎。ご飯の器に色々なおかずを入れて、それをハサミで切ってスプーンでよく混ぜる。そして納豆チゲを少しとコチュジャンも入れて混ぜて食べた。 とにかく美味い。ビビンパは食べたことがあったがこれは初めてだっ

  • S07E10 韓国ソウル特別市の骨付き豚カルビとおかずの群れ

    • June 16, 2018
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は全州(チョンジュ)から戻ると、イム社長(ソン・シギョン)にパク・スヨン(パク・チョンア)とともに韓国伝統工芸のリサーチの結果を報告した。好感触にほっとする五郎だが、帰り際に会議室で社員たちが食べている韓国風中華のチャンポンやジャジャ麺などを目にし、お腹が空いてたまらなくなった。 近辺を歩き回ると、匂いといい佇まいといい、良さげな焼肉店を見つけた。言葉はわからないものの、店に飛び込む。 五郎は隣の客のお皿を指したり、身振り手振りでなんとかデジカルビとご飯を注文する。 すると、全州さながらのおかずの皿が怒涛のようにやってきた。と思ったら、熱々の石鍋でテンジャンチゲ(味噌チゲ)まで出てきた。 大きな白菜キムチやネギキムチなどでご飯を堪能していると、骨がついた大きな一枚肉が出てきて炭火で焼かれ始めた。その大きさにびっくりする五郎。しばらくして肉を食べようとすると、それを定員が制した。豚肉はよく焼かないといけないらしい……五郎は自分で焼きたくて仕方がないのをなんとか我慢して待つ。 やっと店員からOKが出て肉にありつく。味つき肉のうまさに感動する五郎。しばらく肉をご飯とともに堪能した後、ソウルの黒豹の如く骨を手で持ちかぶりつき、しゃぶった。するその旨さにまた感動がこみ上げてきた。 その後、五郎はチャドルバギという牛バラ肉のスライスとご飯半分も注文する。さっと焼いて食べる。デジカルビとはまた違うそのうまさに参ってしまう五郎だった。

  • S07E11 千葉県千葉市の特製ニンニクスープと生鮭のバター焼き

    • June 22, 2018
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)の予定はこの日もぎっしりだった。千葉駅近くでひと仕事を終え、すぐに2駅となりの西登戸駅へ移動。商談相手の風貌はインド人でも言葉は関西弁のインド料理店店長・坂田(植野行雄)からの依頼だ。 バイトの不手際で食器をすべて買い直すはめになったのだが、五郎はスパイスの香りに心を奪われてしまい、商談中にも関わらず上の空で…。 カレーの誘惑攻撃にあった五郎は、商談を終えるや否やカレーを注文するが、この日はあいにく定休日。仕方なくインド料理店を出ると、すぐに洋食屋 【味のレストラン えびすや】 の立て看板を発見する。 その懐かしい佇まいに「これを逃す手はない」と店内へ。期待を裏切らないメニューと内容に迷っていると、目に留まったのは大女将(藤田弓子)が運ぶ特製のニンニクスープ。多忙で疲れ切った体にぴったりだと (特製ニンニクスープ)は 即注文決定。そしてメインは肉か魚か…悩んだ末、五郎は魚メニューの(生鮭のバター焼き)と(カニピラフ)を選択。 最初に運ばれてきたニンニクスープを一口たべると、あまりの美味しさに疲れが吹き飛ぶほど、 さらにメニューを見て思いついた五郎は(ガーリックトースト)を追加オーダーし Wでガーリックパワーを充電する。そこにタルタルに覆われた鮭のバーター焼きとカニピラフもそろい大満足と満腹で千葉西登戸をあとにする。

  • S07E12 東京都中央区八丁堀のニラ玉ライスとエビチリ

    • June 29, 2018
    • TV Tokyo

    京橋で仕事を終え次の目的地・八丁堀へ徒歩で向かう井之頭五郎(松重豊)。 商談相手は八丁堀のライブハウス店長・五十嵐(大友康平)だ。実は4年前、五郎は五十嵐から無茶なオーダーを受けていた。本人は酔って覚えていないというが、今回はどんな無茶ぶりが…? 懐かしい人との商談を終え、五郎は昼食の店探しを始めるが、オフィス街の八丁掘と場所柄もあって高級店ばかり。そんな折、求めていた“庶民めし”にぴったりな中華店【中華シブヤ】を発見する。 大将(角野卓造)らが迎えられて入った店内には、オーソドックスな手書きメニューがズラリ。昼どきでサラリーマンで座席が埋まっていく中、五郎はニラ玉かエビチリか悩んだが 結局両方とエビトーストさらにライスを注文する。 最初に運ばれてきたエビトーストは一口サイズにカットされていて、プリぶりのエビがトーストの上に乗っていたおつまみトーストで美味しく食べていると、ニラ玉が運ばれてくる。 五郎の予想をはるかに超えたニラの量と見た目、そして風味を生かした絶妙なタレの塩梅に五郎んお食欲も加速してゆく。 最後は生姜の効いたエビチリでトーストとエビが重なったが、むしろ贅沢な幸せと食事を楽しむ。 すべての料理をたいらげ後はお会計か、と思いきや今日の五郎はここでさらに追加でチャーシュー麺を オーダーし大将も驚くが、肉系も食べたかった五郎は麺の上の乗ったチャーシューも食べられ大満足する。 ノーヒントでお店の目玉メニューを引き当てた自分をほめ、オフィス街に佇む中華料理店をあとにする。

  • SPECIAL 0x6 孤独のグルメ 大晦日スペシャル 京都・名古屋出張編 生放送でいただきます!

    • December 31, 2018

    大晦日、都内某所に現れた井之頭五郎(松重豊)は、昨年の成田山での大晦日を思い出し、感慨にふけっていた。そこへ、商談相手の前田(伊東四朗)がやってきて、今年最後の仕事が始まる。 思い返せば、慌ただしい年末だった。12月30日、出張先の京都にいた五郎(松重豊)は無性に鰻が食べたくなる。だが、鰻を食べられる店が見つからない。鈴川江梨子(鶴田真由)との商談を済ませた後、再び鰻屋を探すが見つからず、住宅街に迷い込んでしまう。通りかかった店で、五郎は京都などで特別な呼び名を持つある魚の「土鍋ご飯」を注文。そこから京都の夜を堪能するメニューを組み立てていく。さて、その魚とは? 翌12月31日、名古屋にいた五郎は、昔懐かしい喫茶店で、朝食に名古屋名物の「あんトースト」を食べる。その後、商談相手の奥村に名古屋の地元飯「台湾ラーメン」を勧められるが、心は「ひつまぶし」に傾いていた。結局、五郎は名古屋でどちらを食べるのか…? そして、舞台は名古屋から再び東京へ。都内有名スポットで、五郎が2018年最後に食する一品とは…? 今年は生放送部分を拡大!最終飯以外にも生ドラマがあり、緊張感も倍増!年の瀬に忙しくも至福の五郎の二日間を描く。

Season 8

  • S08E01 神奈川県横浜中華街の中華釜飯と海老雲呑麺

    • October 5, 2019
    • TV Tokyo

    横浜中華街の公園で肉まんをほおばりながら、パソコン作業を終えた井之頭五郎(松重豊)は、次の商談先占い師・ワン(八嶋智人)のもとへ。自宅リビングのインテリア相談のはずが、話は思わぬ方向へ進んでいき混迷する。何とか商談を終えた五郎は、空腹を満たすべく中華街を歩き出す。だが香港、上海、台湾、北京…バリエーションの多さに店が決められない。 その時、偶然“釜飯"が目に飛び込んでくる。「中華で釜飯!?」気になった五郎は…。

  • S08E02 東京都杉並区高井戸のタンステーキとミートパトラ

    • October 12, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は婚活パーティーを主催する沢村まどか(上白石萌音)との商談で高井戸にやって来た。沢村は可愛らしい笑顔で商品を即決したかと思うと、値引き交渉を仕掛けてくる。五郎が苦笑するほどのヤリ手で――。商談を終えた五郎は、駅へ向かう途中、一見オフィスビルのような洋食レストランに遭遇する。しかし表にメニューがなく、看板は牛のマークのみ。覗いた店内の美味しそうな料理に一気に空腹になり足早に中へ…。

  • S08E03 東京都中央区銀座のBarのロールキャベツ定食

    • October 19, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、銀座のバーで商談相手の劇団ノーモラル主宰・武者小路朱雀(岸谷五朗)と会っていた。怪しげな様相に奇抜表現と面倒なやりとりが続くはめに…。変な気を遣って空腹になった五郎は、銀座の路地で昼食堂の看板を発見する。覚悟を決め店に入りお目当てのポークソテーを注文しようとするが、店のお母さん(室井滋)から、ロールキャベツ定食しかないと衝撃的な一言が告げられ一択の窮地にショックを受けるが…。

  • S08E04 埼玉県新座市の肉汁うどんと西東京市ひばりが丘のカステラパンケーキ

    • October 26, 2019
    • TV Tokyo

    仕事を終えた井之頭五郎(松重豊)は新座市の住宅街に取り残され途方に暮れていた。なんとか古民家風の店構えのうどん屋を発見し中に入ると力強くうどんを踏むお母さん(池谷のぶえ)と目が合い気まずい雰囲気に…。うどんを堪能した五郎は、次の商談相手・石井(安東弘樹)が待つひばりが丘団地へ。商談を終え帰ろうとした時、ドアの向こうから甘い匂いが漂ってきて一気に小腹が減った五郎は匂いのもとを探すべく店内に突き進んでいく…。

  • S08E05 群馬県藤岡市の一人ロースター焼肉

    • November 2, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)はホテルの支配人・斎藤由美子(MEGUMI)との商談で群馬藤岡駅に降り立つ。向かったホテルはボウリング場と中も外も一体化した建物で…。打ち合わせを終え空腹の五郎はタクシーから店を探すが見当たらない。執念で発見したのは中華っぽい名前のお店。中に入ると、店員の清水(大橋彰)に一人焼肉のカウンターに案内される。久々のロースター焼肉に胸が高まる中、豚肉の充実ぶりを知り“豚攻め”を決意するが…。

  • S08E06 東京都台東区浅草のローストポークのサラダとチムチュム

    • November 9, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、イベント会社・鳴海社長(青空球児)との打ち合わせで浅草の雷5656会館へ。だが鳴海社長の携帯の着信が止まず話が一向に進まない。困惑しながらもどうにか打ち合わせを終えた五郎。浅草で何かを食べて帰ろうとさまよっていると、ディープな雰囲気が漂う焼肉横丁を発見する。 しかしどの店も捨てがたく…なかなか決められず悩む五郎の前に、浅草の風景からは浮いた異国情緒あふれるタイレストランを発見する…。

  • S08E07 神奈川県鎌倉市由比ガ浜のドイツ風サバの燻製とスペアリブ

    • November 16, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、由比ガ浜のハンバーガーショップのオーナーで昔からの知り合い中村真治(パパイヤ鈴木)との商談へ向かう。転職した中村の雰囲気はすっかり変わっていて……。商談を終えお腹が空いた五郎は海鮮モード。だが周りはカフェしか見当たらない。ようやく見つけたドイツ家庭料理店に入ったが人気が無く……店を後にしようとした瞬間ママ(かたせ梨乃)がやってきて席に案内されたが独特な迫力に思わずおののいてしまう……。

  • S08E08 鳥取県鳥取市のオーカクとホルモンそば

    • November 23, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は仕事で鳥取へ。吉川賢一(遠山俊也)に薦められた市役所名物スラーメンを堪能したのち、輸入雑貨のパーティーに出席する。下戸の五郎は振舞われたワインを断れず、ある失態を犯してしまう…。翌日は予定を変更し昼食を食べてから帰ることにするが、店はことごとく準備中。

  • S08E09 東京都千代田区御茶ノ水の南インドのカレー定食とガーリックチーズドーサ

    • November 30, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は「壊れたバイオリンを修理しインテリアにしたい」という得意先の要望で、御茶ノ水にある下倉(近藤公園)のバイオリン店を訪ね修理の依頼をする。ところが、工房で弦に使う馬の尾がある食べ物に見えて…。そのせいで空腹を覚えた五郎は、土地勘のない路地でお店を探すがことごとく準備中。 そんな中路地を抜けると、「南インド料理」と書かれた看板とメニューに書かれた「定食・軽食」の響きに惹かれ店に入る…。

  • S08E10 東京都世田谷区豪徳寺のぶりの照焼き定食とクリームコロッケ

    • December 7, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は商談相手の内田良夫(きたろう)が待つ豪徳寺へ。依頼された書斎デスクのカタログを渡すと、内田は「もの凄いヤリ手と聞いている」などと五郎を煽りだし…。何かと面倒な内田との商談を終え疲れた五郎は、豪徳寺で早めの晩飯を食べて帰ることに。山下商店街を歩いていると「お食事処」ののぼりを発見。 魚や洋食メニューが書かれた黒板と和なのか洋なのか“読めない”店が気になるが入口には「CLOSED」の札が…。

  • S08E11 神奈川県川崎市武蔵小杉の一人ジンギスカン

    • December 14, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は、武蔵小杉のタワーマンションに引っ越したばかりの村井美咲(水野真紀)の所にリビングの内装の商談で来ていた。しかし優柔不断で悩みすぎて話が全く進まず、困った五郎はある提案をするが…。商談を終えるとすっかり夕飯どき。空腹で居酒屋メシ気分になっていた五郎だが、ジンギスカンというパワーワードと換気口から漂う匂いにつられ吸い込まれるように店内へ。そこには新たなジンギスカンの楽しみ方が…。

  • S08E12 東京都台東区三ノ輪のカツ丼と冷し麻婆麺

    • December 21, 2019
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は三ノ輪でクリスタルアート店を営む広瀬省吾(浅利陽介)にイベントの協力を仰ぐ。広瀬は快く受けるが、その代わりにと無茶なお願いをされてしまい…。大きな代償を払うことになってしまった五郎…それでも腹は空く。散々店を探し続けた末、一軒の定食屋を発見する。 「カラッと最高の油でどうぞ!ロースとんかつ定食」という謳い文句に誘われ店へ入ると、そこには中華に洋食と五郎を惑わすメニューが並んでいた…。

  • SPECIAL 0x7 孤独のグルメ 2019大晦日スペシャル~緊急指令!成田~福岡~釜山 弾丸出張編!

    • December 31, 2019

    12月30日。海外出張を終えた井之頭五郎(松重豊) は成田空港近くの食堂へ。店の娘さん(安藤サクラ)が運ぶ“鶏にんにく定食”や、定番“ラーチャンセット”に心奪われる中、五郎が選んだ定食は…。期待通りの食堂の味に癒されたのも束の間、翌日会うはずの福岡の商談相手・高橋正則(宇梶剛士)から「今日来て欲しい」と連絡があり、急遽福岡へ。一瞬愕然となるが、用意した商品を褒められ、安堵した矢先…思わぬトラブルに巻き込まれ、翌朝釜山へ行く事態に!失意の中歩いていると、生簀(いけす)がある居酒屋を見つけ店中へ。そこには大将(六平直政)の雰囲気とかけ離れたワインセラーがあり…

  • SPECIAL 0x8 孤独のグルメ 2020大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~

    • December 31, 2020

    大晦日に、なぜか花火イベントを仕切ることになってしまった五郎。イベントを成功させるため奔走、その先々で絶品ご当地グルメを堪能する!今年は一体、どこでどんな“食べ納め”の一品を味わうのか?そして2020年のフィナーレを明るく華やかに飾ることができるのか?

Season 9

  • S09E01 神奈川県川崎市宮前平のひれかつ御膳と魚介クリームコロッケ

    • July 10, 2021
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は数年振りに横浜・白楽のキッチン友に訪れ空腹を満たす。満腹でボーッとする中、滝山に紹介された商談相手・村井美咲(りょう)が待つ神奈川県の宮前平に向かう。商談中に突然、「滝山さんが言っていた通り」となぜか話が脱線し、村井が独身の五郎にお互いフリーだと突然アプローチをかけてくる。五郎は愛想笑いで誤魔化し、なんとか商談を終える。 気づけば夕方の5時になり、空腹を満たすべく店を探すことに。しかし、進んだ先がまさかの長い上り坂で、次第に暑さと空腹で息が荒くなりバテバテになる。やっとの思いで坂を登りきった五郎の目の前に現れたのは雰囲気漂う「とんかつ屋」。渡りに船と入店したが五郎を新たに悩ます難問、王道のロースと目覚めのヒレが立ちはだかる…。

  • S09E02 神奈川県中郡二宮の金目鯛の煮付けと五郎オリジナルパフェ

    • July 17, 2021
    • TV Tokyo

    仕事で神奈川県の二宮駅に訪れた五郎(松重豊)は商談までまだ時間があり喫茶店で仕事をすることに。お店のメニューには、自由に組み合わせが選べるオリジナルパフェの文字が!仕事どころではなくなった五郎。悩みに悩み決められない五郎は店員に紙をもらい、ある作戦でパフェを決めることに。しっかりパフェを満喫した五郎は喫茶店を後にし、商談先に向かう。 取引相手の南は、奥さんのいないところでは口が達者だが、奥さんが来ると急に黙り込んでしまうのだ。南と商談を終えた五郎は気づけばすっかり空腹に。店を探すことにするが、なかなか店が見当たらず、さっきの喫茶店に戻ることを考える。すると、はるか前方に「金目の煮付」と書かれたのぼりを発見する。心惹かれた五郎はその店にむかうことに!海沿いに建つ『魚料理屋』で五郎は新たな食べ方を開発する…!?

  • S09E03 東京都港区東麻布のムサカとドルマーデス

    • July 24, 2021
    • TV Tokyo

    大きな荷物を抱えた井之頭五郎(松重豊)。たどり着いた先は東麻布にある「パナマ大使館」。五郎は取引相手の大使館職員と商談を終えたものの、ついでにパナマのコーヒーを飲んで感想を聞かせてほしい、と言われるのであった。日本人男性の代表としてのコメントと、圧をかけられながらも、なんとかその場を乗り切り大使館を後にする。広い公園で雨が降る中、五郎は缶コーヒーを片手に、久しく海外に行ってないことを考える。 「ガイコク飯」が恋しくなり、気が付けばすっかり空腹になっていた。店を探していると、お宝が発掘できそうな雰囲気漂う「東京タワーwith東麻布商店街」を見つける。商店街には数々の料理屋が並んでいる。そんな中、五郎の目に留まったのは、「ギリシャ料理」。まさに、さっきまで考えていた「ガイコク飯」である。心奪われた五郎は、ギリシャ料理店の中へ足を踏み入れるのであった…。

  • S09E04 東京都府中市新町の鰻の蒲焼チャーハンとカキとニラの辛し炒め

    • July 31, 2021
    • TV Tokyo

    仕事で国分寺駅を訪れる井之頭五郎(松重豊)。商談先のカフェについた五郎は、取引相手の小谷武雄と話を始める。小谷は開始早々、「これにします」と、まさかの即決。決断の早さに五郎は、思わず関心する。しかし、話を進めるうちに、小谷は他のデザインに目移りし、最終的には持ち越しになり、まさかの長期戦となってしまった。長い商談を終え、カフェを後にした五郎はすっかり空腹に。 駅まで空腹じゃもたない、迷うのはこりごりと考えた五郎は、最初に見つけた店に入るという短期決戦に挑む!しかし、たまたま見つけた商店街の中を探したが、店がなかなか見当たらない。駅まで戻ろうと考え直したその時、五郎の前に現れたのは「中国料理」の看板。迷うことなく即決し短期決戦に挑むが200種以上のメニューが五郎を悩ませ…。

  • S09E05 静岡県伊東市宇佐美の牛焼きしゃぶと豚焼きしゃぶ

    • August 7, 2021
    • TV Tokyo

    井之頭五郎(松重豊)は数年ぶりに静岡県河津町を訪れ、かどやのわさび丼を食べていた。昔と変わらない主人のわさび愛に笑みをこぼす五郎。久しぶりに本場のわさび丼を満喫した五郎は、商談のため伊東市宇佐美駅に移動する。商談先の相手は、知り合いの美容師・横山綾香。商談中に回覧板を持ってきた近所のおばちゃんと横山の会話にどこか和まされつつ、商談を終えた五郎は、美容室をあとにする。 宇佐美のきれいな空気を味わいながら海を眺める五郎は気づけばすっかり空腹に。海沿いにある宇佐美の旨い魚料理の店を探すことに決めた五郎は歩き出す。しかし、魚料理どころか、のどかすぎて飲食店が一軒も見当たらず、ギラギラと照り続ける太陽に体力を奪われて次第に五郎はバテバテになる。するとそこに現れたのは「焼肉」の看板。精肉店と隣接する「お肉屋さんが営む焼き肉」五郎は喜び勇み店に入り…。

  • S09E06 東京都豊島区南長崎の肉とナスの醤油炒め定食と鳥唐揚げ

    • August 14, 2021
    • TV Tokyo

    仕事で落合南長崎にやってきた井之頭五郎(松重豊)。今回の商談相手のアプリ開発会社CEOの森本はカタカナやビジネス用語を混ぜるタイプの人であった。いまだガラケーを使っている五郎からしたら、新しい言葉やシステムにはついていけるわけもなく、話が噛み合わない。商談を終えると五郎は疲労ですっかり空腹になっていた。そこで五郎は新しいシステムや言葉にごまかされないまっとうな食事で空腹を満たすことに。路地で迷っていると、目の前に現れたのはKPでもTSでもなく雰囲気「良」の【割烹・定食】の文字。五郎は探していた真っ当な食事がここにあると、悩むことなく定食屋へ足を踏み入れるのであった…。

  • S09E07 東京都葛飾区新小岩の貴州家庭式回鍋肉と納豆火鍋

    • August 21, 2021
    • TV Tokyo

    小岩で打ち合わせを終えた井之頭五郎(松重豊)。久しぶりにほど近い「珍々」を訪れたが、ドアの張り紙には「17時~20時」の時短営業の文字が。「珍々」の味を惜しみながらも、次の商談のため、隣の駅の新小岩まで歩くことに。しかし、五郎が想像していた以上に距離が遠く、なんとか商談相手の武田がいるトレーニングジムに到着する。 商談を始めた五郎だが、せっかく来たから、と、武田にウォーキングマシンをすすめられ、また歩くことに。ここに来るまでかなり歩いてきたのに、さらに歩かされ商談を終えると、すっかり空腹になっていた。空腹を満たすべく、店を探していると、五郎の目の前に飛び込んできたのは「麻辣火鍋」!五郎は、もう一汗かこう、と入店するが…。

  • S09E08 群馬県高崎市のおむすびと鮎の塩焼き

    • August 28, 2021
    • TV Tokyo

    群馬県高崎市にて「焼きまんじゅう」のお店の席に座っている五郎(松重豊)。運ばれてきたのは、タレがたっぷりかかった、アンイリの焼きまんじゅう。さらにアンナシも食べ、小腹を満たした五郎は店を後にし、商談相手の藤山(田中俊介)が待つ事務所に向かう。藤山と一緒にいた事務員・白川(磯野貴理子)に五郎は手土産の洋菓子を渡すと、藤山は白川に耳打ちをし、お願いする…。 商談も終わりかけ「焼きまんじゅう」を白川が買って戻り、五郎に藤山が進めるが、既に食べてきたことを五郎が話すと、藤山は白川に「皆で食べて」とすぐに下げられてしまう。さっき食べてきたものの、まだまだ焼きまんじゅうを食べたかった五郎。おかげで一気に空腹になり、店を探すことに。すると、五郎の前に現れたのは「おにぎり処」。この出会いは何かの縁だ、と入店するが…。

  • S09E09 福島県郡山市舞木町ドライブインの焼肉定食

    • September 4, 2021
    • TV Tokyo

    仕事で福島県郡山市にやってきた井之頭五郎(松重豊)。郡山駅まで五郎を迎えに来た商談相手の木村の車に乗り、デコ屋敷が建ち並ぶ民芸品の工房へ向かう。工房にて、商談を終えた五郎と木村は車で市内に帰るはずが…。たどり着いた先は舞木町にある木村の実家であった。お昼ご飯を食べていかないかと木村に誘われるが、五郎は、このあと仕事で宇都宮に行く用事もあり、お腹も空いていないから、と誘いを断る。 木村の実家を後にした五郎は、駅にたどり着く。お腹が空いていない、と木村の誘いを断ったが、本当は空腹であった五郎は、電車を待っていられず、駅を出て店を探すことに。しかし駅前には店がなく、国道を目指して歩く。すると五郎の目には「ドライブイン」の文字が!入口まで行くと営業しているのがわかり、迷うことなく店に入るが、そこは…。

  • S09E10 栃木県宇都宮市のもつ煮込みとハムカツ

    • September 11, 2021
    • TV Tokyo

    郡山の商談を終え、次の商談のため宇都宮にやってきた井之頭五郎(松重豊)。商談相手の小坂里美が働いているホテルの披露宴会場へたどり着く。早速商談を始めるが、小坂は「初めて任された企画なのでなんとしても成功させたい」と張りきり、五郎に次々と案を出す。小坂の熱意に押されながらもなんとか商談を終え、結婚式場を後にする。 すっかり空腹になった五郎は、店を探すことに。すると現れたのは赤提灯の居酒屋。昔訪れた門前仲町の居酒屋を思い出し、どこか運命を感じた五郎。久しく食べてない居酒屋メニューに心踊らせ店に入る…。

  • S09E11 東京都豊島区巣鴨のチャンサンマハと羊肉ジャージャー麺

    • September 18, 2021
    • TV Tokyo

    ボードゲームができるカフェで、真剣な表情で悩む井之頭五郎(松重豊)。12歳の女の子・あやめちゃん相手にチェスをしていた。さっきルールを教えてもらったばかりの五郎は、長考した割にあっさり負けてしまう。その後、商談相手のあやめちゃんの父・野川が帰って来て商談を終えると、あやめちゃんにまたチェスを誘われてしまう。しかし、五郎はこれから仕事があるから、と逃げるように商談先を後にする。気が付けば、すっかり空腹になっていた五郎。店を探すが、全く見当たらず、駅まで戻ることを考える。すると、五郎の目の前に現れたのは馬の絵と羊メニュー多めの看板。先ほどのチェスで、あやめちゃんに教わった【守るより、攻めろ】の言葉を思い出し、思い切って店に入るが…。

  • S09E12 神奈川県伊勢佐木長者町のチーズハンバーグと牛ヒレの生姜焼き

    • September 25, 2021
    • TV Tokyo

    仕事で伊勢佐木長者町にやってきた井之頭五郎(松重豊)。古い街並みを通り、商談相手の伊藤良介が経営するお米屋さんにたどり着く。中に入ると、伊藤の妻の寛子が出て来て、五郎は何故か怒られてしまう。実は、夫の釣り仲間が営業マンのフリをして、夫を釣りに連れ出そうとしに来ていると勘違いされていたのだ。なんとか誤解が解け、商談を始めるがお米屋さんで売っている【おむすび】が気になり商談に集中できない。 なんとか商談を終え、お目当ての【にんにくおむすび】を買おうとするが、売り切れてしまっていた。すっかり空腹の五郎は店を探すために歩き出す。すると目の前に「パスタ&ピザ」さらに「ファミリーレストラン」の文字が。一度は迷ったが表のランチメニューに惹かれて中に入る…。

  • SPECIAL 0x9 孤独のグルメ2021大晦日スペシャル~激走!絶景絶品・年忘れロードムービー~

    • December 31, 2021

    12月29日。輸入雑貨商の井之頭五郎(松重豊)は仕事納めで京都府伊根町にある舟屋の主人・蓑田康雄(小籔千豊)と年内最後の商談をしていた。商談を終え帰ろうとすると、東京へ届けて欲しい物があると相談され五郎はOKするが...なんとその届け物は車だった。押しの強さに渋々了承するがデリケートな古い車で、おまけに狭くて運転しにくい。「引き受けるんじゃなかった」と出発してすぐ後悔する五郎。方向も解らぬまま一路東京を目指すが…迷いたどり着いたのは兵庫県丹波篠山。空腹の五郎は山間にポツンと佇む一軒のお店に入ると女将(梅沢昌代)が出てきて…。小さな相棒と東京までの絶景と絶品を巡る、珍道中が幕をあける。

  • SPECIAL 0x10 相席編

    • March 31, 2022

    とあるお店に入ろうとした五郎(松重豊)。しかし、店内が満席だったため、諦めて他のお店を探しに行こうとした時、店員さんに相席でお願いされてしまい、渋々お店に入ることに。メニューを選んでいる五郎だったが、相席になったおばさん(竹内都子)が強引におススメを提案してきたりと、絵に描いたようなお節介を受けてしまい…。

  • SPECIAL 0x11 新人店員編

    • March 31, 2022

    前回食べられなかったお店の看板メニューのリベンジと再び、同じお店に訪れた五郎(松重豊)。今度は迷うことなく注文するが、人気店はお昼の大混雑で新人店員(加賀翔)がオーダーミスをしてしまい、頼んでないメニューが来てしまう。オーダーミスを指摘するタイミングを逃してしまい、このまま食べるべきか、間違いを指摘するべきか葛藤し…。果たして、五郎が下した決断とは?

  • SPECIAL 0x12 賄い編

    • March 31, 2022

    ランチの営業時間ギリギリにお店に滑り込む五郎(松重豊)。『本日の定食』と書かれたメニューボードを見て料理を注文し、美味しく食べていたところ、店主がバイトの子(北香那)達に賄いを作り始める。その賄いのメニューがあまりにも豪華で、自分が食べてる定食メニューと比べてしまい、五郎は味わったことのない“虚脱感”に襲われるが…。

  • SPECIAL 0x13 食の流儀編

    • March 31, 2022

    商談先の社食で食事を楽しんでいると、目の前に先ほど打ち合わせを終えた坂元(木村了)の姿が…。“ランチミーティング”だと、食事中の五郎(松重豊)にお構いなしに仕事の話を始める坂元。全然食事に集中できない五郎は、「仕事は仕事で、飯は飯で分けませんか?」と提案するが実は…。

  • SPECIAL 0x14 テイクアウト編

    • March 31, 2022

    急に入った打ち合わせで、お店で食事をする時間がない五郎(松重豊)はテイクアウト商品を販売するお店を発見し塩焼きそばを確保する。打ち合わせ前に早く食べようと足早に事務所に戻った五郎は、エレベーターホールでうずくまっている女性(江上敬子)と遭遇する。心配して声を掛けたが最後、失恋したと延々と話を聞かされ足止めを食らってしまい…。

  • SPECIAL 0x15 デリバリー編

    • March 31, 2022

    操作に苦戦しながらも、初めてのデリバリーサイトで料理を注文する五郎(松重豊)。今か今かと待ちわびていた時、インターホンが鳴り、玄関のドアを開けるとそこには、どこか不自然で見覚えのある配達員が…。その配達員は五郎の友人の滝山(村田雄浩)だった。滝山はなぜ配達員をしていたのか?理由を聞きつつも、空腹に負けた五郎は食事に集中してしまい話も上の空で…。

Season 10

  • SPECIAL 0x16 放送直前SP

    • October 1, 2022
    • TV Tokyo

    主演松重豊に直撃インタビュー10年目の孤独のグルメは!さらにゲスト出演者のコメントやメイキング映像も大公開!

  • S10E01 神奈川県相模原市橋本の牛肉のスタミナ炒めとネギ玉

    • October 8, 2022
    • TV Tokyo

    JR横浜線と京王相模原線が通る駅「橋本」。仕事でこの地を訪れた五郎(松重豊)は喫茶店で、依頼人である高原良樹(田渕章裕)にアンティークの置時計を紹介するが、喋り出したら止まらない高原の性格に圧倒され、商談が進まず困り果ててしまう。終いには、高原に自社イチオシの商品を実演販売され、思わず買うことに…。疲れ果てた五郎だったが、それでも腹は減る。そんな時、遠くに食堂と書かれた大きな看板を発見する。 五郎は、足早に高原のもとを後にし、食堂へ向かうことに。大体の方向と方角を頼りに食堂を探す五郎。ようやく射程圏内に看板を見つけ、いざ食堂の前に立つと“横綱”と言わんばかりの貫録のある雰囲気に、五郎の鼓動は高まり、腹の虫は色めき立つ。胸を借りる気持ちで食堂に入るとそこにはお店に垂れ下がる数々の短冊メニューが…!王道の定食から中華まで。今宵、五郎のお腹を満たす料理は如何に!

  • S10E02 東京都港区白金台のルンダンとナシゴレン

    • October 15, 2022
    • TV Tokyo

    白金台のプラネタリウムバー。店長の細田(山崎まさよし)が熱心に星空を解説している中、日頃の疲れから睡魔と必死に戦っていた五郎(松重豊)だったが敗北、寝てしまう。目が覚め、細田から眠気覚ましのコーヒーをもらい、今回の商談を始めるが、細田の要望の数々に寝起きで頭が働かない五郎は必死にメモを取るが困惑。商談後、気分転換にと公園で歴史散歩をしながらくつろぐ五郎だが、気が付くとお腹はすっかり空っぽだった。 お店を探すため歩き出すが、高級住宅街である「白金台」は手強く、飲食店の気配はゼロ。“シロガネーゼ”は一体どこでご飯を食べているのか…。空腹の限界と戦いながら再び歩き出す五郎。すると目の前に“インドネシア料理”と書かれた看板を発見する。知っているのはナシゴレンだけ、一か八かの大勝負とでいざ入店!そこで待つお店自慢のインドネシア料理とは。

  • S10E03 神奈川県横浜市桜木町の真鯛のソテーオーロラソースとまぐろのユッケどんぶり

    • October 22, 2022
    • TV Tokyo

    神奈川県横浜市「桜木町」。みなとみらいの運河が見えるベンチで鮫島京子(星野真里)が深刻な顔をしている。彼氏との関係に悩んでいるようで五郎(松重豊)もコーヒー片手に話を聞くが、女心がわかっていない!と一蹴されてしまう。仕事だからとその場を立ち去り、商談相手の矢沢友江(宍戸美和公)のもとへ。依頼されたブローチをいくつか見せるが、どれが良いか決め兼ねていた矢沢をフォローできず、ここでも女心が分かっていないと言われる始末に…。慣れない対応の連続で腹が減り、お店を探すことにした五郎。すると、駅前に可愛らしい手書きのメニューPOPが立ち並ぶキッチンカフェを発見。電光石火の如き速さで、迷うことなくお店に入ると、そこにはパワフルな女性店主=姉さん(真矢ミキ)が毎朝市場で取り寄せた新鮮な魚を使って提供する手料理の数々が…。お腹が空くシアワセを噛みしめながら、五郎が注文した姉さん自慢の手料理とは。

  • S10E04 東京都練馬区大泉学園のサザエとキノコのプロヴァンス風と牛タンシチューのオムライス

    • October 29, 2022
    • TV Tokyo

    東京都練馬区「大泉学園」。駅からバスを乗り継いで商談相手である原田洋一(えなりかずき)が勤めるケアハウスへ。妻へのプレゼント用にアンティークのジュエリーボックスが欲しいとのことで、いくつかピックアップした商品を見せるが、原田が希望した商品は予算オーバーだった。しかし、自分の家族や子どもの写真を見せて執拗に交渉する原田に気圧され、五郎(松重豊)はしぶしぶ了承するのだった。商談を終えてぐーっと背筋を伸ばすと急に腹が減り、いつものように足早にお店を探すことに。住宅街という名の“ハングリーロード”をひたすら歩くが、お店の気配は皆無…。空腹で絶望しかけた時、一軒の洋食屋さんを発見!駆け込みでお店に入る五郎。定番の洋食メニューとおすすめメニューを店員・奥さん(相田翔子)に聞き自分だけのコースメニューを考えることに。スープ料理にアラカルト、そしてメインディッシュ。洋食オールスターズから厳選した五郎オリジナルのコースメニューとは。

  • S10E05 千葉県柏市鷲野谷のネギレバ炒と鶏皮餃子

    • November 5, 2022
    • TV Tokyo

    のどかな田園風景が広がる千葉県柏市。依頼人である吉川将吾(中田圭祐)の案内でこの地を訪れ、吉川の祖母(加藤美智子)の希望でインテリアや雑貨を提案しに来た五郎(松重豊)。商談を終え、吉川の家を後にした五郎は田んぼ道を抜けて駐車場へ。そこには、去年の暮れ京都から東京の長旅を共に過ごした”小さな相棒“の姿が!五郎はオーナーの竹内(平原テツ)の海外赴任をきっかけに愛車を譲り受けていたのだ。色々あった旅路を思い返しながら腹が減った五郎はエンジンをかけ、再開した相棒と共に今日も食の探求へ。しばらく走っていると、木で隠れていたお店の立看板を発見する。小道に入っていくとそこには、年季が入った暖簾の渋い外観のお店が…!いざ入店すると、王道食堂飯の数々が名を連ね、訪れた客が長い時間をかけて浸食したグランドキャニオンの風合いの食卓と店内の雰囲気に期待も高まる。招き猫の導きもあり、悩み抜いた末に五郎が選んだ今宵の料理とは。

  • S10E06 岐阜県下呂市のとんちゃんとけいちゃん

    • November 12, 2022
    • TV Tokyo

    岐阜県「下呂市」。いつもの鞄と東京土産を片手に高山線上呂駅の趣きある駅舎の前に立つ五郎(松重豊)。同級生の佐野に頼まれ、自身が校長を務める中学校での講義の依頼を引き受ける。佐野とは同窓会以来、実に25年ぶりの再会で思い出話に花が咲く。緊張の中、無事講義が終わり、ホッと一息ついた途端、急に腹が減りいつもの如く店探しへ。だが電車が全然無く、隣町の下呂の温泉街へ行けず、近くでお店を探すことに。 すると国道沿いに無茶苦茶ナイスな佇まいの「大衆食堂」を見つけ、思わずガッツポーズする五郎。お店の看板に期待が膨らみ、さっそく店内へ。名物メニューが立ち並ぶ中、常連客の様子を見つつもお店初心者の五郎は、豚か鳥かお店自慢の肉料理と向き合うことに。岐阜に来て、飯を食って、自分が日本人であることを美味しく懐かしく思い出した五郎が堪能した、どんな料理とも似て非なる唯一無二の名物料理とは。

  • S10E07 東京都渋谷区笹塚のふうちゃんぷるととまとカレーつけそば

    • November 19, 2022
    • TV Tokyo

    渋谷区「笹塚」。ゴルフのティーチングプロである石井隆史(飯塚悟志)の依頼でオーダーメイドのゴルフバッグの商談をしに来た五郎(松重豊)。レッスン生たちの指導に夢中な石井は、商談中にも生徒たちが気になり全く話が進まない。何とかデザイン案を送ることで合意したが、商談後に体格の良さから五郎もゴルフに誘われそうになり隙をみて何とか逃げ切る。あのままレッスンを受けていたら遅くまで・・・と思うと腹が減り、お店を探すことに。駅前まで戻る道中で手打ちそばうどんの文字が!お店の面構えと無駄を削ぎ落したシンプルな看板に期待感を感じた五郎はいざ店内へ。沖縄色満載な雰囲気とお店の装飾。メニューや産地情報は様々で、ルーツが見えず食の揺さぶりをかけられる五郎。果ては南から北までダイナミックな料理の数々が並ぶ摩訶不思議な蕎麦屋で五郎が選んだ今宵の料理とは。

  • S10E08 富山県富山市のかに面おでんと海鮮とろろ丼

    • November 26, 2022
    • TV Tokyo

    立山連峰を望める富山県「富山市」。廻船問屋群が立ち並ぶ風情ある街並みの中、いつもの鞄を手に持ち商談相手である大槻萌(渡邉美穂)のお店へ向かう五郎(井之頭五郎)。大槻は五郎の30年来の友人である滝山(村田雄浩)の姪。富山の地でお店を開業することが夢であった大槻はお店のプランを熱心にプレゼンテーションする。滝山イズム全開のグイグイさに親近感が沸きつつ、大槻の思いに五郎は感心する。レトロな路面電車に乗り、車窓から見える景色を楽しんでいると腹が減り、電車から降りてお店を探すことに。ブリにホタルイカ、ます寿司と富山名物を思い浮かべながら探すが、お目当てのお店は中々見つからない。そんな時、暖簾と提灯を発見する。そこには「刺身各種」、「おでん」など、実によろしい文字が記載された看板が。富山の地魚や初めて聞く料理名の数々に興味津々の五郎。一人客にも優しい雰囲気に、一か月くらい富山に住みたくなった五郎が酔いしれた懐深い富山飯とは。

  • S10E09 東京都荒川区日暮里の酢豚とチャムチャ麺

    • December 3, 2022
    • TV Tokyo

    荒川区「日暮里」。「布の街、布の道」と書かれた旗を横目に通りを歩く五郎(松重豊)。立ち並ぶ繊維問屋街を進み、今回の商談相手である増田(入山法子)の元へ。依頼品である“ネクタイピン”を見せると、イメージにぴったりと喜ぶ増田。そして、自身が担当する映画の主演役者と五郎の背丈が似ているとのことで、衣装合わせの代役も五郎にお願いすることに。最初は困惑したが、誉め言葉の連発でどこかまんざらでもない様子だったが…。慣れないことをした五郎は、腹が減りお店探しへ。腹にジャジャーン!と響くお店を目当てに探し歩いていると、「韓国式中華料理」の看板を発見する。堂々たる文字で書かれたお店の名前とメニューの写真、まさに求めていたお店と言わんばかりに大きく頷き、入店する。メニューの多さに注文に難航した五郎が注文した大満足の料理とは。

  • S10E10 神奈川県川崎市中原区の豚肉腸粉と雲呑麺

    • December 10, 2022
    • TV Tokyo

    神奈川県川崎市「元住吉」。久々にこの地を訪れた五郎(松重豊)。新しいお店が軒を連なる賑やかな商店街を通りながら、移り変わりゆく街並み感じつつ今回の商談相手である「スナック幸」のママ・幸代(馬場園梓)のお店へ。カラオケ熱唱中の幸代に手招される五郎。陽気なママのペースに終始飲まれつつも予想に反してすんなり商談が成立。帰り際、いい話があると投資話をされるが華麗にかわし、納品日を伝えて何とか脱出する。嘘か誠か見極めるのは難しいと思う五郎だが、今確かなことがあるとすれば、“腹が減った”と今日もお店探しの旅路へ。今日は強めなモノを腹に入れたい気分と、商店街で歩きながらお店を探す五郎。すると、外観が補修工事中で一度は見落としていたが独特な字体で書かれた名前のお店を発見する。そして立て看板に刻まれた“本気”の文字にその本気、拝見しようといざ店内へ。20種類以上もあるこだわりの中国茶に激レア食材を使った料理まで、謎メニューのしぶきで目が開いてられないほど五郎の脳内は混線状態…。腰を据えてじっくりと悩み抜いた末、果たして五郎が中華の神髄に辿り着くのには、四千年くらいかかると言わしめたお店自慢の本気料理とは。

  • S10E11 千葉県旭市の塩わさびの豚ロースソテー

    • December 17, 2022
    • TV Tokyo

    千葉県「旭市」。昭和の下町情緒を残す風景を眺めながら、商談先である市役所へ向かう五郎(松重豊)。職員の中田咲子(祷キララ)に出迎えられ、地元民が文化活動を自由に楽しめるギャラリーのトータルコーディネートを依頼される。帰り際、旭市が豚の産出額で日本第2位であるとの情報を告げられる。”豚”というワードを聞き、すっかり豚腹気分に。お店を探し歩いていると、蔦に隠れたお店の看板を発見。暗めの照明に渋すぎる外観。マスター(諏訪太朗)と常連客たちが過ごしてきた和やかな時間の歴史を感じる五郎。歴史を象徴する年季の入ったメニューをめくると、お目当ての「豚肉料理」を発見!味のバリエーションの豊富さと、豚肉料理とタメを張れる逸品料理の数々。一筋縄ではいかないメニューの中で、五郎が”衝撃的な味“と絶賛したマスター渾身のお宝料理とは?

  • S10E12 東京都千代田区麹町のイタリア食堂のミートローフ

    • December 24, 2022
    • TV Tokyo

    いつもの鞄を持ち、商談先へ。施工会社のオフィスで、旧知の社長である永井健太(黒田大輔)と打ち合わせをする五郎(松重豊)。仕事が終わり麹町のオフィス街を歩いていると、ランチに行くサラリーマンたちがこぞってオフィスから出てくる。腹が減った五郎はお店を探しに麹町ランチレースに参戦。いい感じのイタリア料理店を発見し入店する五郎。昭和男が思わず反応してしまうメニューの数々。“久しぶりの味と懐かしの旨さ”に思わず笑みをこぼしながら、イタリアンの本気を堪能した五郎のクリスマスランチとは。数日後、2022年の仕事納めと「築地」の商談相手である小林洋(岩松了)のもとへ。小林から無茶ぶりな依頼を相談され、しぶしぶ依頼を引き受けることに…。呆然とした表情で、小さな相棒と共にゆっくりと走り出していく五郎。果たしてその行き先とは…。

  • SPECIAL 0x17 孤独のグルメ2022大晦日スペシャル 年忘れ、食の格闘技。カニの使いはあらたいへん。

    • December 31, 2022

    12月29日・東京「築地」。仕事納めでこの地を訪れていた五郎(松重豊)は商談相手である小林洋(岩松了)から、姪っ子で北海道の小樽で旅館を再開する新女将・小林真奈(北乃きい)へある届け物をしてほしいと頼まれる。年の瀬はゆっくり過ごせると思っていた五郎。さすがに北海道までは…と断りを入れる五郎だったが、終始小林のペースに、渋々了承することに。気分が乗らない旅路の幕開けだったが、大洗からフェリーで北海道に到着し、最初に訪れた苫小牧で早速、名物料理を堪能し、最高のスタートが切れた五郎。そこから千歳、札幌、石狩、小樽と、北の大地を駆け巡る。 各地で出会う、北海道名物をふんだんに使用したご当地グルメの数々と、迷った先で出会えた名店。さらにはちょっとしたミラクルとハプニングまで。 走って、出会って、食べて、なぜか人気者に?頼れる相棒と駆け巡るロードムービー第2弾! 2022年大晦日、最後に食べるのは一体?

  • SPECIAL 0x18 居酒屋×ハナコ

    • March 26, 2023

    空腹の井之頭五郎(松重豊)は下戸だけど、たまには居酒屋飯もいいなと暖簾に書かれた「もつ焼き」の文字に導かれ店に入ることに。活気ある店内を切り盛りする大将(岡部大)が新人バイト(秋山寛貴)に大きな声で接客するようにと指導していた。店内は賑やかだと五郎も分かってはいたが中々食事に集中できない。そこに男性一人客(菊田竜大)の来店で五郎にさらなる試練が!

  • SPECIAL 0x19 居酒屋×ザ・マミィ

    • March 26, 2023

    空腹の井之頭五郎(松重豊)は「下戸だって 酒場にいたい 夜がある」と料理上手な大将(酒井貴士)が営む居酒屋に入る。そこで働くバイト・あや(駒井蓮)は大将の賄いが好きで働いてると言い意を決して告白する。五郎は串か鍋かと真剣に悩んでいた。そんな中バイト・林田(林田洋平)が大将のもつ焼きがおいしかったとお客さんが言っていたと呑気に戻ってくる。店内で繰り広げられる人間模様を知らない五郎は定食があることを知り…。

  • SPECIAL 0x20 定食屋×街裏ぴんく&ほしのディスコ

    • March 26, 2023

    井之頭五郎(松重豊)は空腹の限界であれこれ選んでいる余裕は無いと選んだお店は店名に「ゆたか」暖簾に「とんかつ」と書かれた定食屋。五郎がメニュー選びに悩んでいると、バイト(ほしのディスコ)が大将(街裏ぴんく)に調理もしたいと懇願するがまだ早いと一喝される。そんなやり取りを他所に五郎はメニュー群の中で異彩を放つ「酢豚定食」を注文するが、慌てた様子で大将が店を出て行ってしまい残されたのはバイトと五郎。五郎が注文した料理は一体どうなる...。

  • SPECIAL 0x21 定食屋×スパイシーガーリック

    • March 26, 2023

    井之頭五郎(松重豊)は定食屋でネーミングセンス抜群の短冊メニューの中から今食べるには何がいいか悩んでいた。そこにお客の片山とジョン(スパイシーガーリック)が入ってきて常連の片山はおすすめはアジフライだと2人は迷いなく注文する。悩んでいた五郎も常連の選択に間違いはないと便乗する。そんな中、常連客のテーブルで「アジフライ」はソースか醤油で食べるか論争が始まる。いつしかその火種は同じ「アジフライ定食」を頼んだ五郎にも飛び火し...。

  • SPECIAL 0x22 町中華×東京ホテイソン

    • March 26, 2023

    空腹の井之頭五郎(松重豊)は町中華で味が濃いものを食べたいと直感を信じ注文を終える。料理を待っている五郎の横を女将がチャーハンを運んでいく。その時男性2人客のたけるとショーゴ(東京ホテイソン)が入店し迷いなく2人ともチャーハンをベースにおかずを頼みさらに惑わされるが初志貫徹と五郎は自分の直感を信じて料理を待つ。それぞれ料理を食べ進めていると男性2人客のテーブルからチャーハンを褒めちぎる声が聞こえてきて五郎はさらに気になり...。

  • SPECIAL 0x23 町中華×かが屋

    • March 26, 2023

    午後3時を過ぎお店探しに暗雲が立ち込める。そんな中、井之頭五郎(松重豊)は救いの神と1軒の町中華を発見する。席に着きメニューを選んでいるとバイト(加賀翔)がテーブルを片付けていてお皿を落とし割ってしまう。その音を聞いた大将(賀屋壮也)がバイトに最近たるんでるんじゃないかと詰め寄る。店内のお客は五郎だけ、2人の険悪な雰囲気に気まずくなり店を後にしようと席を立った時、大将から不快な思いをさせてすみません、よかったら食べて行ってほしいと言われ五郎は期間限定のラーメンを頼むが...。

  • SPECIAL 0x24 孤独のグルメ2023大晦日スペシャル 井之頭五郎、南へ逃避行『探さないでください。』

    • December 31, 2023

    仕事の依頼でテレ東を訪れた五郎(松重豊)。依頼主である年末特番のプロデューサー・永野翔太(豊本明長)から無茶な番組出演を依頼をされる。荷が重すぎると固辞する五郎。プレッシャーに耐え切れず、脱出した五郎は、毎年のお決まり事になりつつある年末の無茶ぶりに疲れ果て、“今年こそは絶対に休む”と意思を固めて「さらば!東京」の捨て台詞とともに逃避行することに。携帯もパソコンも全て東京に残し、デジタルデトックスの沖縄休暇旅。まずは腹ごしらえと恒例のお店探しへ! 腹を満たした後は、沖縄らしい休暇を楽しむために観光案内所を訪れるが、ピンとくるアクティビティがなく、「俺って典型的な昭和の仕事人間なんだな」と虚しさに浸ってると、男性とぶつかりそうになる。避けた男性は体勢を崩し海に落ちてしまい、救急車で運ばれる大惨事に。その男性は沖縄民謡のグループ「てーげーず」のマネージャー兼ドライバーの島袋三郎(川平慈英)だった。責任を感じた五郎は楽団のリーダーである玉城玲奈(国仲涼子)のお願いでドライバーを引き受けるが...。