元刑事の鷲尾武尊(勝地涼)は、妻の美羽(瀧本美織)、娘の優香(畠桜子)、詩音(泉谷星奈)と一緒にキャンプ場でバーベキューを楽しんでいた。家族と過ごす穏やかなひととき……。 ところが――2026年1月、詩音8歳の誕生日。仕事を終えた武尊はケーキとプレゼントを準備し帰宅しようとすると、美羽から詩音がまだ帰っていないと聞く。 ふとスマホでGPSを確認すると、詩音は公園にいることがわかった。武尊は公園に向かうが、そこに詩音の姿は見当たらない。慌てて帰宅した武尊に、美羽が警察へ通報することを提案したそのとき、一本の電話が鳴る。 「娘さんを誘拐しました。もし警察に言った場合、娘さんを殺します」 海外製の匿名メッセンジャーアプリを使用し、次々と指示をしてくる犯人。 「娘さんを返してほしければ、48時間以内に“別の子ども”を誘拐しろ」と脅迫してきて――! 「良心か、わが子の命か……」。娘を誘拐され、追い詰められた夫婦が下した決断とは!? なぜ犯人は、直接ターゲットを誘拐せず、無関係の家族を巻き込んだのか――。 果たして、真犯人の正体は――その目的とは――?
元刑事の鷲尾武尊(勝地涼)と妻の美羽(瀧本美織)の娘・詩音(泉谷星奈)が誘拐される。誘拐犯から“身代金”の代わりに要求されたのは、8歳の男の子・有馬蒼空(髙嶋龍之介)の誘拐だった。「その子を誘拐しなければ、娘を殺す」と脅される武尊たち。蒼空は、武尊が勤める防犯セキュリティ会社の仕事で関わった家の子だった――。 罪を背負う覚悟を決め、犯人の指示通り、夫婦は蒼空を誘拐。蒼空の父親で、WEB系証券会社の社長・有馬英二(桐山照史)に身代金5億円を要求。誘拐事件の被害者だった武尊と美羽は、一転して加害者に。蒼空を誘拐し、犯人からの連絡を待っていた夫婦だったが、 その矢先、何者かに蒼空が誘拐されてしまう。 武尊は「誘拐犯がほかにもいるのか……?」と戸惑いを隠せない。そんな中、犯人から新たな指示が入る。「誘拐した子供と引き換えに5億を受け取れ」というものだった……!さらに犯人は「私はいつでもあなた方を見ています」と武尊に告げてきて……!?果たして、武尊たちは有馬蒼空がいない中で、5億円の受け取りをすることができるのか……。
武尊(勝地涼)と美羽(瀧本美織)は、犯人からの指示通り、有馬英二(桐山照史)が用意した身代金の5億円を受け取ることに成功。5億を自宅に持ち帰り、犯人からの連絡を待っていた。ついに、娘の詩音(泉谷星奈)を取り戻せると思っていたが、約束の時間が過ぎても犯人からの連絡がなかった――。 なぜ、連絡がないのかと焦る武尊と美羽。一方で、身代金5億円を支払ったにもかかわらず、息子が戻らない現実に、有馬英二の妻・絵里香(磯山さやか)は慟哭する。 そんな中で、武尊の元上司で、神奈川県警捜査一課の刑事・辰巳(真飛聖)らが「誘拐事件の件でお話があります」と自宅にやってくる……!武尊と美羽は、犯人から娘を取り戻すことができるのか……