“スクールロイヤー”として派遣された田口（神木隆之介）が、学校の抱える問題と向き合い成長していく。青葉第一中学校に派遣された弁護士の田口は、娘が体罰を受けたと訴える保護者・水島(堀内敬子)を、法を盾に追い返す。だが後日、水島に呼び出された教師・望月（岸井ゆきの）が体罰を認めてしまう。
青葉第一中学校に、近隣の住民・長沼（渡辺哲）から「吹奏楽部の練習音がうるさいせいで体調を崩した」とのクレームが入る。早速現場に赴いた田口（神木隆之介）は、スクールロイヤーとしてこのトラブルに対処。だが、その過程で宇野（佐藤隆太）ら教師たちのブラック労働の実態を目の当たりにする。
宇野（佐藤隆太）が顧問を務めるバドミントン部の練習中に、生徒同士の接触事故が発生。被害者生徒の保護者は弁護士を雇い、学校側の過失を追及する。そこで、田口（神木隆之介）がスクールロイヤーとして対応することになるが、過去の判例から学校側に不利な判決が多いことを知り、がくぜんとする。
教務主任の三浦（田辺誠一）が不登校生徒の対応に当たっていると聞いた田口（神木隆之介）は、スクールロイヤーとして法的対処が必要になるケースだと考える。そして、この生徒の家庭を訪問することに。不登校の原因が理不尽な校則にあることを知り、職員会議で“ブラック”校則の見直しを提案する。
田口（神木隆之介）がスクールロイヤーを務める青葉第一中学で、自殺未遂事件が起こる。教室から飛び降りた生徒・山下未希（森七菜）は幸いにも一命を取り留めたものの、その口を固く閉ざしていた。一方、未希の担任である三浦（田辺誠一）は、彼女のサインを見逃していたのではと自分を責める。
いじめを苦に教室から飛び降りて自殺未遂を起こした未希（森七菜）は、田口（神木隆之介）と話し合う。そして、加害者生徒4人と学校を訴える決意を固める。そこで田口は、未希の代理人を弁護士仲間の小柴（井上順）に頼み、自身はスクールロイヤーの立場でこの訴訟に立ち会うことを決める。