「“肝臓” 毒と戦う勇者」

“食べるというキケン行為”に挑む臓器、それが「肝臓」だ。例えばジャガイモなど、野菜の多くはアルカノイドなどの自己防衛物質、いわば“毒”を作る。さらにお酒のアルコールは分解過程で猛毒をまき散らし、たんぱく質からは分解される度に大量の毒が発生。それらを24時間休みなく500以上の化学反応で処理しながら、栄養素を生成し続けるのが肝臓なのだ。あらゆる食の環境に絶えず適応・進化してきた肝臓の戦いを妄想する。

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  • Created July 14, 2021 by
    scimmia
  • Modified July 14, 2021 by
    scimmia