大阪を舞台に、実在するお店のグルメでリアリティーあふれる大阪を描く“グルメドラマ”。ワケありの乗客から課される無理難題についつい何でも応えてしまう人情派のタクシードライバー・晩明(橋本さとし)。明には「人生に悩みを抱えている乗客を、最高のお店へ連れて行ってくれる」という特技があった。
海遊館のある天保山からタクシーに乗り込んだ麻美(山本千尋)と柊馬(永田崇人)は、初めてのお泊り旅行で大阪にやって来たという。マッチングアプリで出会い、二人はお互いを運命の人と思い、相思相愛の様子だったが、「晩御飯はあっさりがいい?こってりがいい?」という些細な質問から、大げんかに発展してしまう。
タクシードライバーの晩(橋本さとし)は、台湾から観光でやって来た女性インフルエンサー(秋谷百音)をタクシーに乗せることに。「大阪はクレイジーなお店がいっぱいや!」と、片言の大阪弁を話す女性にあちこちの料理店へと振り回される晩。しかし、インフルエンサーの女性は料理には一切手をつけない。
晩(橋本さとし)は、1万円を握り締めている小学生・隼人(藤原詩音)を乗せる。不審に思いながらも晩がタクシーを走らせる中、隼人は1万円を窓から投げ捨てる。お金を持っていない隼人は目的地に着くと、「親に電話して下さい」と告げる。そして、迎えにやって来た父親の榊田(青柳翔)は理由も聞かず隼人を叱りつける。