十字星教の教義の為に、陰謀を企てていた法王ゴルナだったが、 突如作戦は暗礁に乗り上げる。 焦るゴルナの前に現れるヴェッティ。 実は、全ての目論みは看破されてい たのだった。 一方、強力を仰ぐべき貴族諸候との会見に、疲弊したミシェルは、 全て から逃れようと森へと向かう。 だが、森で彼女を待っていたのは、深い霧と自らの心に潜む恐怖心だった。 染み出す幻想に追われ、崖に足を滑らせてしまったミシェルの手を掴む者が・・・?