埼玉県にある吾野駅。住民たちにとある異変が起きてしまったこの田舎町で、高校生の静留は日々を過ごしていた。ある日、町に届いた荷物の中に、静留がずっと探していた親友の手がかりを見つけ……。
静留たちを乗せた電車が駅を出発した。景色も、町と町を繋いでいるレールもすっかり変わってしまった世界を車窓から眺めながら、葉香がいるであろう池袋をめざして進んでいく。すると、遠くから謎の人物が……?
隣駅の東吾野駅に着くと、頭からキノコが生えている住民たちから出迎えられた静留たち。おすすめされたミストサウナ、さらにキノコ料理まで堪能して旅の疲れをリフレッシュ!でも晶だけは、なんだかここの人たちが怖くて……
変な動物、妙な人参、ゴルフボール的なものと、色んなものから逃げながら、静留たちを乗せた電車は池袋へ向かって進んでいく。しかし、それらをくぐり抜けたと思ったのもつかの間、晶の体には異変が……?
どうにか脱出した静留と玲実は、一帯を牛耳っているボスに幽閉されていた“ドクター”を助けに向かう。市民にも協力してもらい、なんとか救い出したドクターを連れて玲実は晶の元へ急ぐ!
みんなで電車をアポジー号と名付けたのも束の間、ちょっとした口喧嘩から、静留は電車を降りてしまう。ポチさんは静留についていくものの、撫子たちとは分かれてしまう……。
静留を追いかけて撫子、玲実、晶は森へ入ることを決めた。ゾンビに遭遇してピンチに陥るも、ゾンビの女王・黒木と一緒にいる静留を発見!撫子たちはなんとか静留を助け出そうと、こっそりその後を追っていく。
大泉学園駅が“練馬の国のアリス”の町“ネリアリランド”になっているという話を聞いて、期待に胸を膨らませる玲実。しかし到着した町は、ヒロインのアリスの姿がないどころか、悪夢の様相を呈していた。