省エネを信条とする高校一年生、折木奉太郎は、ひょんなことから廃部寸前のクラブ「古典部」に入部することに。「古典部」で出会った好奇心旺盛なヒロイン、千反田える、中学からの腐れ縁、伊原摩耶花と福部里志。 彼ら4人が神山高校を舞台に、数々の事件を推理していく青春学園ミステリ。 「わたし、気になります!」 奉太郎の安穏とした灰色の高校生活が、この一言で一変してしまった!!
舞台は現代の日本。普通の高校生として生活していた永井圭は、ある日トラックに轢かれ一度は死亡してしまうが、生き返る。実は、圭は人ならざる存在・亜人であった。日本では極秘に亜人に対して、非人道的な実験を行っていた。圭は人間による苛烈な差別や、亜人コミュニティの過酷な洗礼をうけながらも、生きる術を探していく。
20歳のダメダメ大学生・木ノ下和也。初めての彼女と一度だけキスをしたが、たった1ヶ月でフラれてしまった。 「あぁ…やだ…もうなんか全部ヤダ…」 やけっぱちになった和也は、“ある方法”を使って、女の子とデートをすることに。待ち合わせ場所に行くと、 「君が和也君、だよね?」 さらさらの黒髪を耳にかけながら、和也の顔を伺う美少女、水原千鶴は微笑みかけた──。 たった一度のレンタルで、輝き出すリアルがある! ラブ×ドキMAXの無鉄砲ラブストーリー、開幕!
殺意を感知するシステム「ミヅハノメ」を用いて、 犯罪事件を捜査する組織、通称「蔵」。 そして、「ミヅハノメ」のパイロットとして 犯人の深層心理「殺意の世界(イド)」に入り、 事件を推理する名探偵・酒井戸。 頻発する凶悪かつ謎多き事件と、そこに見え隠れする 連続殺人鬼メイカー「ジョンウォーカー」 の影を追っていく。
それは、忘れ去られた月で 開演 ひらかれる"EXTRA"の物語。 月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピュータ「ムーンセル・オートマトン」。 ムーンセル内につくられた霊子虚構世界「SE.RA.PH」。 "聖杯"をかけた、 魔術師 ウィザードと 英霊 サーヴァントによる、 新たな月の聖杯戦争、開演。
千年の都・京都。ここでは古来より、人に化けた狸と天狗が、人間に紛れて暮らしていた。 糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父であり、狸界の頭領「偽右衛門」でもあった総一郎はある年の瀬、人間たちに狸鍋にされ、帰らぬ狸となってしまった。 遺された息子たち「下鴨四兄弟」の三男で「面白く生きる」がモットーの矢三郎と、それを取りまく狸と天狗と人間たちの奇妙で多彩なキャラクターが繰り広げる奇想天外なコメディドラマ。 父の死に秘められた真実とは? そして長男・矢一郎は次期「偽右衛門」になれるのか?
オタク高校生の「安芸倫也」は桜舞い散る坂道で、ある少女と運命的な出会いをする。 インスピレーションを受けた倫也は、その少女をメインヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつき、同学年の美術部エース「澤村・スペンサー・英梨々」と学年一位の優等生の先輩「霞ヶ丘詩羽」を スタッフに迎えようと邁進する。 そんなある時、倫也は運命的な出会いをした少女が、特に目立たない普通のクラスメイトの女子 「加藤恵」だったことを知り、愕然とする。 倫也は加藤恵をゲーム中で絶対的なヒロインにしようと決意するのだが…。
時は戦国。 醍醐の国の主である景光は、 ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。 それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、 忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。 時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。 そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。 それは、鬼か人か 両腕に刀を仕込む全身作り物の男〝百鬼丸〟は、 その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。
幼い頃から傭兵として各地の戦場を転々とする生活を送るガッツはグリフィス率いる鷹の団に入団。切り込み隊隊長として、百年戦争での鷹の団の武勲の数々を支えていた。グリフィスを始めかけがえのない仲間を得、剣士としても百人斬りを成し遂げるほどに成長したガッツ。しかしガッツは、ただ闇雲に剣を振ってきただけの自分の人生に問いを投げかけるようになる。そしてグリフィスがシャルロット王女に投げかけたある言葉をきっかけに、自分の生きる道を自らの手で見出す決意を固める。
春。散り始めた桜の下で、2人の少女が出会う。 ひとりは、黒衣マト ――天真爛漫な笑顔の裏に、 彼女自身すら気づいていない"想い"を抱えた少女。 そしてもうひとりは、小鳥遊ヨミ ――凛々しくも大人びた表情に、 誰にも打ち明けられない"秘密"を隠した少女。 時おり寂しげな顔を見せるヨミに、 マトはなぜか心かき乱される。 一方のヨミもまた、 くるくると変わるマトの表情に吸い寄せられていく。 まるで自分の欠けている部分を、 相手のなかに見出したように、 引き寄せられていく2人。 初めは遠慮がちに、 でもいつしかしっかりと握られた手と手。 運命の糸に導かれるように、 マトとヨミは"絆"を結ぶ。 だが、やがて明らかになる、ヨミの"秘密"。 そしてマトが胸の奥に秘めていた"想い"。 少女たちの心と心がぶつかりあい、 叫び声を上げ始めるとき。 そのとき、世界は変わり始める。 鋭く胸を刺す痛みとともに。 誰も予想していなかった姿へと……。