柴田(中谷美紀)は、親友の麻衣子(西尾まリ)の自殺にショックを受けながらも、「真犯人は他にいる」と彩(鈴木紗理奈)と共に捜査を開始する。麻衣子が勤めていた市役所に出向いた二人は、麻衣子の恋人、朝倉(高木将大)が会社を休んでいること、麻衣子が、朝倉と柴田の関係を疑っていたことを知る。 朝倉の自宅を訪れた柴田は、カレンダーのある印に疑問を抱く。麻衣子が死んだ日にマークがされていたのだ。「麻衣子と会う約束をしていた」と説明する朝倉だが、柴田はどうも腑に落ちない。さらに、麻衣子が通っていた精神病院を訪れた柴田は、麻衣子が何者かに催眠術をかけられていた疑いがあるということを知る。「コンピューターが命令する・・・」と、話していたというのだ。そこで柴田は、ある男のパソコンにハッキングし、恐るべき事実を知る・・・。 そんな中、早乙女(野口五郎)は彩に真山(渡部篤郎)の行動を監視するよう命令する。真山の妹がレイプされた事件に実は朝倉が関係していて、朝倉の身が危ない、というのだ。この頃、真山には別の顔が見え隠れしていたのだ・・・。麻衣子を操っていた犯人を探る柴田は、一連の事件と真山が関係することを発見。真山の過去を調べ直すことになるが・・・。