何百万年もの間、人類は狩猟採集生活を送ってきました。狩りでしとめた動物を火で焼いて食べたり、木の実を取って食べたりの生活でした。しかし人類は1万年前に大きな転換期を迎えました。自然界の中で生き残りをかけ、自ら食料を作ることを思いついたのです。農耕です。古代オリエントの人々は麦を栽培しました。パンを作りました。そして何とビールも…農耕を始めた人類が次に思いついたのは牧畜です。ヤギやヒツジを飼い、食料や衣類にしました。農耕牧畜によって人類の暮らしは、大きく変化しました。寺脇博士が模型を使って解説します。