2137年、大規模な太陽フレアによって出現した高密度のプラズマ雲が、黄道面を境に太陽系の南半分を覆いつくし、地球も南半球が壊滅、17億もの人命が失われる被害を受ける。このフレアは「ゲドゥルト・フェノメーン」、プラズマ雲は「ゲドゥルトの海」と名付けられた。
2225年、地球の衛星軌道にあった航宙士養成所リーベ・デルタは、何者かの襲撃によって制御不能になり、ゲドゥルトの海へ突入してしまう。しかしその時、リーベ・デルタ内部に隠されていた外洋型航宙可潜艦「黒のリヴァイアス」が起動した。
教官たちは全員殉職し、リヴァイアスに避難できたのは少年少女ばかり487人。なぜか彼らは、自分たちを救助してくれるはずの軌道保安庁から攻撃を受け、戸惑い、混乱しつつもこれと戦い続ける。閉鎖された極限状態にある艦内では、艦の指揮権や物資の配給を巡って、少年少女同士が陰惨な争いを繰り広げながら、火星圏から土星圏、天王星圏へと当てのない逃避行を続けていく。
Aliases
2137年、大规模的太阳耀斑出现,高密度的等离子云覆盖太阳系的黄道面的南半面、地球南半球被破坏、17亿人死亡。
2225年、地球的卫星轨道上的太空人养成学校,遭受不明攻击,失去控制后,坠落中……。在坠毁前,隐藏在内部的外洋型航宙可潜舰“黑Ryvius”起动。
教官全员殉职、避难中的少年少女487人……。
The year is AD 2225. Kouji Aiba and Aoi Housen are serving as astronauts in-training in Liebe Delta which is located on the edge of the Geduld Sea. When saboteurs with unknown intents suddenly strike during a routine dive procedure, the space station plummets into the Geduld, a plasma field that links all the planets like a nervous system and crushes any ship that strays too far into it. With all the adults onboard killed, the young astronauts will have to survive this long journey home in midst of the growing tension amongst each other. Meanwhile the organizers of the sabotage look on and prepare to attack once more.