とろとろの豚肉やタケノコ、キクラゲなどが詰まった熱々の肉まん。仙台の歓楽街・国分町の街角にあるスタンド形式の肉まん店が舞台。早朝5時までの営業で、夜通しいろいろな人が訪れる。飲んだあとに立ち寄ったという職場の同僚仲間、2軒目の店への差し入れ用にと買い込む人、仕事を終えたクラブの黒服の男性や、スナックのママなどの姿も。冬の仙台に立ちのぼる湯気。寒空の下、肉まんをほおばるそれぞれの事情を見つめた。