オーストリアのザルツブルク歴史地区は、アルプスの麓に広がる壮麗な世界遺産。「白い黄金」と呼ばれた塩の交易で富を得た大司教たちがイタリア建築に魅了され、大聖堂などのバロック建築を築いたことで、「北のローマ」と称される街並みが誕生した。この町に生まれたのが、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。その生誕地であることも、世界遺産登録理由のひとつと深く結びついている。