天下分け目の合戦、“関ヶ原の戦い”。 ご存知、勝利したのは、東軍でした。勝因は、西軍の武将たちの“裏切り”。 裏切ったと考えられるのは、小早川秀秋、島津義弘、毛利輝元、吉川広家。 この中で、誰が最も西軍に痛手を与え、得をしたのか? 小早川秀秋は、なぜ家康に寝返ったのか? その裏には、複雑な生い立ちと、憎しみが・・・ “鬼”と恐れられた、闘将島津義弘の意外な裏切り方、さらには伝説の脱出劇、“島津の退き口”とは? 西軍の大将でありながら、実に大胆な行動に出た、毛利輝元。 その狙いと、果てなき野望とは? そして毛利家の家臣・吉川広家。裏切りに隠された想いとは? 複雑に絡み合った、4人の武将たちの思惑を徹底検証。 果して、真の裏切り者は、一体誰なのか? さらには、彼らのその後の運命は・・・ 日本の歴史を変えたとも言われる大戦。 ちょっと角度を変えて見てみると、新たな一面が見えてくるかもしれません。