羅正から渡された本によって、町が宿す「悪偶」の存在を知ってしまった愛。 邪悪な術によって人形に変えられた天才たちを救う「救済者」を名乗る羅正は、愛に自分たちへの協力を求めた。 町の才能は「悪偶」によるものだと知ったことを町に告げ「もう二度と会わない」と宣言した愛を、町はとある場所に連れて行く。 そこは悪偶を持つ者同士が、自分の求める才能を手に入れるために悪偶を交換しあうマーケットだった。 そこで町は愛に、驚くべき提案をする。