病院に運ばれ、意識の無い片岡(和田雅成)と、その顔を祈るように見つめる小田島(髙橋大翔)。かつて親友の朝日(堀海登)がなぜ片岡をかばって命を落としたのか、その理由にようやく辿り着いた小田島は、ある覚悟を胸に桐井(遊屋慎太郎)の前へ。そして、現金2億円と、片岡殺害を命じる桐井の音声を収めたICレコーダーを突きつけ、組から去る事を告げる。そして――海沿いの埠頭に停車した車の中、眠る片岡を横に小田島は静かに銃を握るのだった――