All Seasons

Season 1

  • S01E01 #01

    • July 1, 2025
    • Kansai TV

    自慢の美貌を武器に、恋愛経験豊富な看護師・浅田南(本田翼)は、半年前、勤務先の病院で出会った“北くん”こと真中北(岩瀬洋志)に一目ぼれ。老若男女問わず全ての人から愛される“ナチュラルボーン天使”の北くんに夢中になる。ところがそんな北くんに、時を同じくして想いを寄せる人物が現れる。真面目性格が取り柄で料理好きなパン屋店員・比留間東子(志田未来)と、クールでオタク気質な書店員・西野悠(増子敦貴)だ。全ての人を受け入れる北くんの愛されぶりは衰え知らず。「このままだと、どんどんライバルが増えちゃう」——そんな南の焦りに東子と西野も同調し、3人はいっそのこと北くんの愛を3等分してシェアしようと“33%の会”を結成し、4人で同棲生活を送ることになる。 そんな4人での生活が始まったある日のこと、ビルの屋上には北くんの姿があった。人生に絶望した加賀谷真衣(中村静香)にたまたま道で声をかけられ、「一緒に死んでほしい」と頼まれたのだった。 2人の飛び降りを食い止めようと、地域を巡回する警察官の古賀弘樹(おいでやす小田)が説得を続けていたところに南、東子、西野の3人も騒ぎを聞いて駆けつける。ところが北くんは誰もが予想しなかった、ある行動をとりはじめて…。

  • S01E02 #02

    • July 8, 2025
    • Kansai TV

    ある日の晩、南(本田翼)たちが北くん(岩瀬洋志)を囲んで4人恒例“王様ゲーム”をしながら、楽しい時間を過ごしていると、東子(志田未来)のもとに、高知で暮らす母・初江(羽野晶紀)から電話がかかってくる。30歳を過ぎても結婚する気配がない娘を心配する初江は、電話口の向こうから聞こえた北くんの声に反応。同棲していることを察し、週末に夫の隆(マギー)とそろって上京すると息巻く。 恋人を“シェア”していることを両親に理解してもらえるはずもなく、特に隆は昭和の頑固オヤジで、パン屋になりたいという東子の夢にも大反対。今の状況を知れば実家に連れ戻されかねないと考えた東子は、南と西野(増子敦貴)に事情を説明し、両親が来ている間だけ北くんと2人きりにしてほしいと頼む。しかし南は、東子が両親を理由に自分たちを出し抜いて、北くんとの結婚を目論んでいるのではないかと怪しむ。 迎えた週末、夜勤を終えた南は、東子を見張るべくマンションへ帰宅。すると東子の隣には、初江の前でなぜか北くんのふりをする西野の姿が。さらには、東子と犬猿の仲だという隆の姿もない。 その頃、朝から散歩に出かけた北くんは釣り堀にいた。そこには東子に会いに行く途中で、気まずさから逃げ出した隆が偶然居合わせて…。

  • S01E03 #03

    • July 15, 2025
    • Kansai TV

    持ち前の自由奔放さで、日頃から真面目な性格の東子(志田未来)と対立しがちな南(本田翼)だが、この日もささいなことがきっかけで大げんかへと発展。北くん(岩瀬洋志)をシェアする3人のバランスが崩れかけ、いら立ちを募らせる南は、入院患者で大物女優の有島絹子(萬田久子)に思わず「恋のライバルが現れたとき、どうしますか?」と尋ねる。 その日の帰り道、南は自分を厄介者扱いする東子を見返すため、料理本を買おうと西野(増子敦貴)が働く書店へ。しかし、そんな南の浅はかな考えは西野に見透かされる。そのうえ、2人の親しげなやりとりを見て嫉妬した西野のファン・大泉天(横溝菜帆)から“オバさん”扱いされ、南のいら立ちはピークに。 中学生の天は以前、店の軒先で雨宿りしていたときに西野に傘を貸してもらったことをきっかけに、西野に恋心を抱いていた。しかし、当の西野は天の度重なる熱い視線にこそ気づいていたものの、「勘違いされたら困る」と関わる気は一切ない様子。そこには異性にまつわる、西野のある苦い思い出が関係していた。 一方、天に思いを寄せる野球部の松山大地(橋本和太琉)は、偶然、南と言い争う天の姿を目撃し、天が“西野”という名の書店員に片思いしていることを知ってショックを受ける。そして、恋のライバルがどんな男かこの目で確かめようと書店を訪れるが、そこにいたのは、なぜか西野の名札をつけた北くんで…。

  • S01E04 #04

    • July 22, 2025
    • Kansai TV

    ある日、南(本田翼)のもとに突然「to minami」と書かれた高級レストランへの招待状が届く。翌日にデートする予定の北くん(岩瀬洋志)からのサプライズだと思って大喜びする南だが、当日、店で待っていたのは元恋人の貴船波海斗(木村達成)だった。 中学からバレーボールに打ち込んでいた南は、高3のときに出場した全国大会で大ケガを負い入院。実業団の内定も取り消しになり、夢を絶たれたという。しかも、当時付き合っていた波海斗は、そんな南に寄り添うどころか、突然姿を消し音信不通に。にもかかわらず、10年経って再び南の前に現れた波海斗は「俺と結婚してくれ」とプロポーズ。そのうえ、南と北くんのいびつな恋人関係も知っていて…。 南から話を聞いた西野(増子敦貴)や職場の同僚たちは、迷わず波海斗と結婚すべきだと大興奮。なぜなら、ニューヨークで起業した波海斗は、いまや世界的実業家となり、誰もが知る超有名人となっていた。しかし、当の南は元恋人の身勝手な振る舞いに怒りが収まらない様子。そんななか、南が不在のマンションに波海斗が訪ねてきて、唯一家にいた東子(志田未来)が話を聞くことになり…。 一方、南たちがみだらな共同生活を送っているという怪文書が何者かによってマンションのポストに投函(とうかん)され、倉崎史香(川面千晶)をはじめとする住人たちは、管理人の遠山(諏訪太朗)に猛抗議。南たちを退去させるよう迫る。さらには、南、東子、西野3人の職場にも怪文書が届き、窮地に追い込まれ…。

  • S01E05 #05

    • July 29, 2025
    • Kansai TV

    北くん(岩瀬洋志)との奇妙な同棲生活を暴露する怪文書が、南(本田翼)、東子(志田未来)、西野(増子敦貴)それぞれの職場に届き、南は院長の上大岡(小沼朝生)から暗に退職を促される。さらに、マンションの住民たちにも怪文書が配られたことを知った西野は、南をニューヨークへ連れていきたい波海斗(木村達成)の仕業ではないかと疑うが、南は思わず「あいつは絶対、そんなことしない!」と波海斗をかばう。その様子を見た東子は、北くんとの恋愛の形が特殊であるがゆえに、南の中にある迷いが生まれていることに気づく。それは、患者の絹子(萬田久子)にも見抜かれていて…。 そんななか、波海斗が日本をたつ前にもう一度、話をしたいと南を訪ねて病院へやって来る。するとそこへ、近くで車の玉突き事故が発生したという知らせが。夜勤明けにもかかわらず、患者のために懸命に働く南の姿を間近で見た波海斗は、あることを決意する。 疲れた南が帰宅すると、部屋には同じマンションに住む正史(二ノ宮陸登)が遊びにきていて、しばらくすると、病院で話ができなかったからと波海斗も訪ねてくる。一方、管理人の遠山(諏訪太朗)のもとには、息子・正史の姿が見当たらないと取り乱した様子の倉崎史香(川面千晶)が怒鳴り込んできて、駆けつけた警察官の古賀(おいでやす小田)に、南たち102号室の住人に誘拐されたに違いないと訴え、4人のシェアハウスへと押しかける。そこへ史香の旦那・正人(池田良)と北くんも現れ…。

  • S01E06 #06

    • August 5, 2025
    • Kansai TV

    怪文書騒動がひと段落したある日、南(本田翼)たちのもとに絶景カップルシートで食事を楽しめるという、山頂レストランへの招待状が届く。登山に前向きな南に対し、西野(増子敦貴)は二の足を踏むが、結局、南の口車にのせられ、4人はそろって山へ行くことに。本格的な登山装備を身につけた南の姿をみて西野がからかうなど、山に来ても小競り合いは相変わらず。2人は北くん(岩瀬洋志)と絶景カップルシートで食事をする権利をかけ、われ先にと山頂を目指す。ところが、軽快に山道を進んでいく南に焦りを覚えた西野は途中で足をひねってしまい…。 一方、東子(志田未来)と北くんはロープウエーで山頂へ向かうも、到着する頃にはすっかり天気が悪くなり、遠くでは雷の音が。しかも、山頂にあるはずのレストランが見当たらず、案内所のスタッフによれば、招待状に書かれた登山コースも決して初級者向けではないという。何者かの悪質な嫌がらせに怒りをあらわにする東子。やがて雨が降り始め、足を痛めた西野を連れて洞穴に避難していた南は、西野が発熱していることに気づく。もうろうとする意識のなか、南に励まされながら眠りについた西野だったが、しばらくしてふと目を覚ますと、隣では南が眠っていて…。 そして、洞穴での一件を機に西野は気がつくと南のことばかり考えるようになり、気持ちの変化に戸惑う。高校の同級生でモデルの青山真理愛(鈴木ゆうか)からの連絡も続き…。西野の学生生活を暗黒にした真理愛との出来事も明らかに。

  • S01E07 #07

    • August 12, 2025
    • Kansai TV

    ある日、北くん(岩瀬洋志)とカフェに出かけた南(本田翼)と東子(志田未来)がいつも通り小競り合いをしていると、突然、幼い女の子・スピカ(永谷咲笑)が北くんに向かって「パパー!」と言いながら駆け寄ってくる。さらに、一緒に店にやって来たスタイル抜群で圧倒的な美貌を放つ明星(藤井美菜)を「ママ」と呼ぶスピカ。周囲から羨望(せんぼう)のまなざしを受け、まるで親子のような3人の姿に、南と東子は北くんが妻子持ちだったのかと大きなショックを受ける。時を同じくして、洞穴で看病してもらって以来、南のことばかり考えるようになった西野(増子敦貴)は、それが“恋”なのかどうか分からず思い悩んでいた。 スピカと明星の存在に圧倒的な敗北感を覚えた南は、すっかり自信を失い、仕事終わりの帰り道に酒をあおる始末。挙句の果てに、近づいてきたナンパ男を相手にやけを起こしていたところ、偶然通りかかった西野に助けられる。自分が北くんの“特別な人”になれないことを嘆き、自暴自棄になった南を前に、西野が心の内を吐露して…。 その頃、南と同じように心を乱し、普段はしないような買い出しでのミスをおかして落ち込んでいた東子の前に、突然、スピカと明星が現れて…。

  • S01E08 #08

    • August 19, 2025
    • Kansai TV

    西野(増子敦貴)とマンションに帰った南(本田翼)は、東子(志田未来)から、明星(藤井美菜)とスピカ(永谷咲笑)が北くん(岩瀬洋志)の姉とめいだと聞いて一安心。一方、西野が南に特別な感情を抱いているのではないかと勘繰る東子は、4人の関係が壊れないよう、“33%の会の掟・三ヶ条”に、ある項目を増やそうと提案する。 そんななか、東子が働くパン屋に一人のイケオジがやって来る。男は会計も早々に、買ったばかりのクロワッサンをその場でむしゃむしゃと食べ始め、あっけにとられる東子の前で、満面の笑みを浮かべながら「おいしい~!」と興奮気味。その様子に、思わずドキドキしてしまう東子。しかも、その男・山田和男(和田聰宏)は東子と同じパン職人だといい、以来、東子が焼いたパンを目当てにお店へ通い詰める。そしてある日、ついには軽井沢に一緒に店を出さないかと東子を誘う。しかし同時に、店の共同経営の条件として、東子にあることを持ちかける。 一方、東子の様子がどこかおかしいことに気づいた南は東子を尾行。山田と2人でいるところをその目で確かめると、帰ってきた東子に山田との関係を問い詰める。すると東子は、観念したように今の正直な気持ちを打ち明けるが、時を同じくして、比留間家のトラブルメーカーの東子の妹・京子の影が…夢への一歩を踏み出そうとしている東子のもとに忍び寄る不穏な気配…。

  • S01E09 #09

    • August 26, 2025
    • Kansai TV

    東子(志田未来)の預金通帳が盗まれた。犯人は、東子の留守中に突然マンションにやって来た妹の京子(加藤千尋)。聞けば、京子はこれまでにも借金をしたり、東子のもとにお金の無心に来たりすることがあったという。盗まれたお金は東子が自分の店を持つためにためた開業資金だと知る南(本田翼)は、すぐに警察に行こうと促すが、東子はそれを拒否。「私にも責任があるんだよね…」と、なぜか妹をかばう。 翌日、山田(和田聰宏)と会った東子は、開業資金が用意できないことを理由に軽井沢には行けないと告げる。さらに恋人がいることを明かし、その恋人を3人でシェアしていることも、軽井沢行きを迷っている理由の一つだと打ち明け、山田を驚かせる。しかし、東子のパンにほれ込む山田はそんな東子の境遇すらも受け入れ、もう一度だけ話し合う機会が欲しいとあきらめようとしない。家に帰った東子がこのことを南に相談している時に、西野(増子敦貴)が帰宅。その後ろには、なぜか京子の姿が。 その日、4人のシェアハウスに泊まることになった京子は、恋人の北くん(岩瀬洋志)をシェアするという、真面目な姉の東子からは想像もつかない意外な恋愛スタイルに驚いたと話す。さらに、東子がそんな楽しい生活に一抹の不安を抱いていることや、昔からの夢をかなえるため軽井沢に行くかどうか迷っていることを知ると、胸に秘めていた東子への思いを語り始めて…。

  • S01E10 #10

    • September 2, 2025
    • Kansai TV

    軽井沢のパン屋のオープンが近づき、イケオジ・山田(和田聰宏)は頻繁に南(本田翼)たちのマンションを訪れては、東子(志田未来)に店の相談を持ちかけていた。そのうえ人手が足りないらしく、東子にしばらく店を手伝いにきてほしいとぼやく山田。そんななか、東子のもとに母・初江(羽野晶紀)が倒れたと父・隆(マギー)から連絡が入り、東子は急いで高知の実家に帰ることになる。 南と東子が不在のなか、西野(増子敦貴)が北くん(岩瀬洋志)と家事をしていると、西野の居場所を調べた青山真理愛(鈴木ゆうか)が突然訪ねてくる。学生時代のいじめ疑惑が露呈してプチ炎上し、モデル人生の窮地に立たされた真理愛は、すがるように西野のもとに現れ、“あること”を依頼し、立ち去る。そして、学生時代の嫌な思い出がよみがえった西野はその場で動けなくなってしまう。やがて、一部始終を見ていた北くんに、西野は自身のつらい過去を打ち明け…。 一方、南の病院では絹子(萬田久子)が病室から姿を消し、病院を“脱走”したのではないかと大騒ぎに。窮屈な入院生活に我慢できなくなった絹子は、ネットで見つけた、ある話題のスイーツを買いに行こうとしたらしい。悪びれる様子もなく、相変わらずわがままな絹子の口車にのせられた南は、仕方なく、夜勤明けに絹子のお使いでそのスイーツを買いに行くことにするが…。

  • S01E11 #11

    • September 9, 2025
    • Kansai TV

    北くん(岩瀬洋志)の誕生日を翌日に控え、誕生日会の準備に余念がない南(本田翼)、東子(志田未来)、西野(増子敦貴)。一方、北くんには差出人不明の手紙が届き、マンションの前には、これまでさまざまな手を使って4人の関係を壊そうとしてきた黒幕(池田朱那)の姿がー。彼女はある理由から、北くんに憎しみを抱いていたのだった…。 南たちが北くんの誕生日会を計画していることを知った古賀(おいでやす小田)は、「ヒモの誕生日を祝いたいのは、お前たちだけじゃないかもしれへん」と意味深なことを言い出し、東子はその言葉に一抹の不安を覚える。すると誕生日会当日、3人が部屋の飾りつけをするなか、北くんが突然買い物に行くと言い出し、その手には前日に届いた手紙が。そしてマンションを出た北くんは、ある場所へと向かう。 しばらくすると、幼稚園の遠足で不在のスピカ(永谷咲笑)に頼まれ、明星(藤井美菜)が北くんへのプレゼントを持って3人のもとにやって来る。北くんの帰りを待つ間、南たちは幼い頃の北くんの話を聞くことに。そして、いつも自己主張をせず何でも受け入れてくれる今の北くんからは想像のつかない、やんちゃな幼少時代の話を聞く。不思議に思った3人は、北くんが変わってしまった理由を尋ねると、明星は表情を曇らせ、中学生の頃に北くんとある女の子の間に起きた、出来事を語り始める…。