矢吹(赤西仁)と、再び登校するようになった小田切(亀梨和也)を仲直りさせれば、とりあえず3年D組がまとまると思った久美子 (仲間由紀恵) は、馬場(東幹久)やひとみ(乙葉)らと様々なアイデアを考える。そんな久美子の動きを見て徐々に心を開くようになった武田 (小池徹平) は、矢吹と小田切の対立の原因が以前からトラブルが続いている荒高との揉め事にあったことを明かした。 それによると、二学期の終わり、小田切、矢吹、土屋(速水もこみち)、日向(小出恵介)、武田の5人が、荒高の不良グループと決闘をすることになった。ところが、その直前、なぜか小田切が勝手に荒高側に詫びを入れ、決闘を中止にしてしまったらしいのだ。 翌朝、久美子は、猿渡(生瀬勝久)から、3Dの生徒が荒高の不良と喧嘩をしたとの連絡を受けた。土屋は、A組の生徒が荒高の不良に絡まれていたから助けた、と胸を張るが、久美子は注意する。そのやりとりで腹を立てた矢吹は、久美子に一対一の決闘を申し込んだ。矢吹は、もし自分が勝ったら今後一切自分たちに指図するな、と言うのだ。 放課後、久美子は、見物の生徒たちをまいて、矢吹の申し出を受けることになった。 次の日、3Dの教室は、生徒数名が荒高の不良に袋叩きに合ったとのことで、騒然としていた。口々に仕返しを叫ぶ生徒たちの声を聞いた猿渡は、喧嘩をしたら直ちに退学させる、と警告する。これを聞いた生徒たちの怒りの矛先は、荒高との揉め事のきっかけを作った小田切に向いた。 この様子を見て罪悪感に捕われた武田は、ついに小田切が裏切り者と呼ばれるよう