突然、笑の目の前で健たち4人が姿を消し、彼女の記憶からも彼らの存在そのものが忘れさられてしまった。まるで4人だけが、最初から世界にいなかったかのように。あとに残されたのは、主人を失い悲しげにうなだれるフレンダーのみ。そこへ再び、笑に父親からのメールが入る。街を眼下に望むビルの屋上へと呼び出された笑は、ついに父親と現実の対面を果たすのだが……。