1890年(明治23年)小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は来日。英語教師の職を得て松江に暮らしました。来日してからの1年半を記した「知られぬ日本の面影」には、数々の名著の原点となった体験が刻まれています。松江の美しい風景の中で出会った怪談や伝説、妻セツの助けを借り執筆した部屋など八雲の足跡を徳永えりさんがリポート。さらに、出雲大社への参拝などで八雲がたどりついた「日本人の心」に迫っていきます。