普請場の事故を機に、伊織(勝村政信)と雨宮信次郎(中山優馬)は、忠相(高橋克典)も驚くほどに親しくなる。信次郎は直参御家人の弟で部屋住みの身。元女中のおそで(井上小百合)と恋仲だが、彼女は母の薬代に困っていた。夜道で信次郎とすれ違った伊織は、彼の袖に血がついているのに気づく。同じ夜、金貸し・桂香庵(要冷蔵)が殺され、信次郎がおそでのために十両を用立てたと知った伊織は疑念を深めていく。