「離婚してほしいんだ、千春」長年の恋人生活を経て結婚した千春(内田理央)と司(伊藤健太郎)は、子供には恵まれずとも幸せな生活を送っていた。そんなある日千春の前に、突然司の子供を身ごもった不倫相手のえみる(中村ゆりか)が現れる。司と別れ自暴自棄な生活を送る千春。「欲しかったものは、あの時全て奪われた」登場人物全員ヒール。どん底に落ちた男と女が見せるノンストップサスペンスが今幕を開ける。
子供の誕生を前に幸せいっぱいな司(伊藤健太郎)とえみる(中村ゆりか)。司は昔から優秀な兄と比べられ母親から心無い言葉を浴びせられていたことで、何とかして認められたいと考えていた。えみるの父親の資金援助で開院したクリニックで院長に就任したことで、自分はもう“失敗作”ではないと言い聞かせる。一方で、慰謝料を使い果たした千春(内田理央)は、勤め先の主任・黒川(谷川昭一朗)のある頼みを聞くことでお金を得るが_?
司(伊藤健太郎)との子を流産したえみる(中村ゆりか)。一方千春(内田理央)は予想外の妊娠が発覚し、決断を迫られる。司は泣き続けるえみるを励ましながらも、兄と比べ蔑むように笑う母親・藍子(街田しおん)の顔が頭に浮かび苛々していた。「離婚までしてえみると一緒になったのに、結局また振り出しか・・・」ある日千春の前にヒロキ(小野塚勇人)の友人だというナオ(松本大輝)という怪しい情報を持った青年が現れる。
自分をゆすってきたナオ(松本大輝)のスマホから、えみる(中村ゆりか)が裸で男性に腕枕されている写真を見つけた千春。ナオの情報提供により、相手は人気ライバーの海斗(ISSEI)だと分かる。一方、えみると母親の間に挟まれ我慢の限界がきた司(伊藤健太郎)は、事務員の梅田(川島鈴遥)との距離が近付きつつあった。「全てを奪ったあの女の裏の顔を知りたい」えみるのお気に入りが海斗だと知った千春は、海斗との接近を試みる。
千春(内田理央)はえみる(中村ゆりか)の正体を調べることが生きる活力になっていた。一方えみるや母親・藍子(街田しおん)からの子作りの圧に苛立ち、事務員の梅田(川島鈴遥)の優しさに惹かれ始める司。司から突き放されたえみるは高額のスパチャを投げ、海斗(ISSEI)とふたりで会う約束を取り付ける。そんな中ナオ(松本大輝)の協力により海斗と接近した千春は、海斗から想像していなかった事実を告げられる。
千春(内田理央)と司(伊藤健太郎)が別れる原因になったえみる(中村ゆりか)の妊娠が、実は司の子供ではなかった!?千春は情報を持つえみるのセフレ海斗(ISSEI)に更なる証拠を集めるよう指示を出すが、海斗に騙され男に襲われてしまう。一方、司と事務員・梅田(川島鈴遥)の浮気を怪しんだえみるはクリニックを訪れる。そんな中、えみるに無精子症を疑われ検査を受けた司は検査結果に愕然とする。
精子の検査を受けた司(伊藤健太郎)は医者から衝撃的な事実を告げられる。一方千春(内田理央)はナオ(松本大輝)の助けもあり、海斗(ISSEI)からえみる(中村ゆりか)に関する証拠を手に入れることに成功。以前のえみるの妊娠への疑惑が確信へと変わる。そんな中、久しぶりに兄・隆(苗代泰地)と対面した司は心無い母親(街田しおん)の言葉から劣等感に苛まれ、事務員の梅田(川島鈴遥)の家へ足が向いてしまい?
念願の子供を授かり大喜びのえみる(中村ゆりか)は父親と母親を家に呼びパーティーを開くが、無精子症であることが分かった司(伊藤健太郎)は喜ぶことができないでいた。“夢を叶える代償にえみると両親に一生縛られるのか_?”一方、千春(内田理央)はえみるのセフレ・海斗(ISSEI)から証拠を入手し、前回のえみるの妊娠が司ではなく海斗との子供だったと確信を得る。
意を決して司(伊藤健太郎)のクリニックを訪ねた千春(内田理央)は、思いがけずえみる(中村ゆりか)と司の幸せそうな姿を見てしまい愕然とする。苦しくなった千春は逃げるようにクリニックをあとにするが、ひょんなことから司は千春がクリニックを訪れていたことを確信する。司から直接会って謝罪したいと言われた千春は行くべきか悩む。そんな中、司の浮気相手の梅田(川島鈴遥)から、司は衝撃的な事実を告げられて_?
千春(内田理央)は司(伊藤健太郎)の浮気相手・梅田(川島鈴遥)から司が無精子症だと告げられる。一方司は、えみる(中村ゆりか)と梅田の間に挟まり身動きがとれなくなっていた。司を奪い合うえみると、梅田。そんな中、梅田が発した「司が愛しているのは元妻の千春だけ」という言葉に憤慨したえみるは、千春に対して酷い嫌がらせをする。司とえみるにあらためて憤りを感じた千春は、司に対しある行動に出る。
自分の告げ口により司(伊藤健太郎)とえみる(中村ゆりか)の夫婦仲を壊すことに成功した千春(内田理央)だが、なぜか喜ぶことができない。司はクリニックを休業し姿を潜ませ、えみるはそんな司を探し回っていた。やっとの思いで司を探し出したえみるだが、別れを告げられ半狂乱に。「えみるのこと一生支えるって約束したよね_?」えみるは鞄の中からナイフを取り出し、司に向かって振り上げる。
司から距離を置かれたえみるはショックのあまり思いがけない行動に。その行動を目にした千春は、自分がえみるを追い詰めたからだと自責の念にかられる。このままではいけないと、実の母親・早苗との関係に終止符を打つ決意をした千春は母親のもとへ。お金も、母親も、幸せな家庭への憧れも全て手放すことにした千春は思い出の場所で司と再会。本音で司と語り合い、最後の決断を下す。