下町の町工場・つくだ製作所を経営する佃航平(三上博史)のもとに、一通の訴状が届く。自社の主力製品が、大企業・ナカシマ精機の特許を侵害しているというのだ。相手の法廷戦略により、製作所は存亡の危機に立たされる。一方、帝国重工では国産ロケット打ち上げ計画が進んでいたが、その責任者・財前道生(渡部篤郎)は衝撃的な事実を知る。自社開発した部品の技術が、既につくだ製作所の特許技術として登録されていたのだ。