佃(三上博史)は帝国重工・財前(渡部篤郎)からの特許買い取り提案を拒否する。会社の経営状況を心配する社員達は、その決断を下した佃に対して反発。部品供給という夢を主張する社長の佃と、現実的な考えを持つ社員達の間に溝が生まれる。一方、財前も特許が手に入らず、社内での立場が危うくなっていた。佃に弁護を名乗り出た神谷(寺島しのぶ)であったが、ナカシマ精機側の弁護士・大川から思わぬ妨害を受け困惑する。