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生きた石コロ

夜の砂漠を戻り、ようやく携帯電話を捜し出すことができた六太と新田。 だが時はすでに遅く、新田がずっと待っていた、弟・カズヤからの着信には、間に合わせることができなかった。 キャンプ場所へと戻る中、肩を落とす新田に、『カズヤともし話せたら、何を話すつもりだったのか』と尋ねる六太。 新田は重い口を開くと、カズヤも住めるようにヒューストンに広い家を借りたこと、『気が向いたら遊びに来い』くらいは言うつもりだったこと、そして、南波兄弟を羨ましく思っていたことを告白した。 それを聞いた六太は、出来過ぎた弟を持つと苦労すること、新田が羨むほど素敵な兄弟でもないこと、そして、お互い様だから言わせてもらうと前置きした後、新田のような弟を導ける兄になりたかったことを告白した。 その頃カズヤは、今晩アメリカ上空で見える流星群の情報を、JAXAのホームページで確認していた。 カズヤもまた、アメリカにいる兄のことを想っていたのだ。 そして何気なく、アスキャンたちのメッセージ動画に、新田の名前を見つけると――。 『今……自分の居場所がないと強く感じていて――小さな世界に閉じこもっている人がいたら、聞いてください。それこそが、外に飛び出す原動力です』 思わず目頭を熱くするカズヤ。 それは、『一歩踏み出す勇気をもって欲しい』という、兄・新田からのメッセージだった。 電話では話すことができなかったが、それでも新田の想いはカズヤに伝わっていた。 そして――。 長い道のりの末、六太たちはようやくキャンプ場所へと戻ってきていた。 新田はみんなに謝ると

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  • Originally Aired March 31, 2013
  • Runtime 25 minutes
  • Content Rating United States of America TV-14
  • Network YTV (JP)
  • Notes Is a season finale
  • Created October 1, 2013 by
    Administrator admin
  • Modified October 1, 2013 by
    Administrator admin