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最後の言葉

日々人から自分がPD(パニック障害)だと告白された翌日、六太は寝不足だった。 家に帰ってからも気になってしまい、PDのことをネットで調べたり、あれこれ考えているうちに朝がきてしまったのだ。 『日々人なら楽勝で試験に合格できるはず』 そう信じつつも、六太は心配していた。 新しい訓練が始まる日——。 NEEMO訓練で高い評価を得て、次に月へ行く日本人に選ばれた六太は、先輩宇宙飛行士・ビンス(ビンセント・ボールド)と行動を共にしていた。実際に月へ行く前に、『控え』の経験を積むため、ビンスのバックアップクルーに任命されたのだ。 これからビンスとは一蓮托生、二人三脚で宇宙を目指す。 にも関わらず、寝不足でフラフラな六太にビンスが言及する。 「ミスター、ナンバ。これから君は、私と同じマニュアル書を読み、同じ船室の空気を吸い、同じシートに座り、同じ訓練を受けるんです。私のリズムについて来られるようにして下さい。それが、私のバックアップクルーに選ばれた者のつとめです」 その頃、ケンジと新田は——。 六太が選ばれたことをバトラーから聞いた2人は、もう自分たちが『月へは行けない』と自覚していた。これまでの月の訓練はなんだったのか、六太が選ばれたことに不服はなかったが、今後自分たちがどうなっていくのか、不安になっていた。 そんな矢先、2人に新たな訓練を始めるよう、辞令がでる。それは、無重力環境訓練施設で、船外無重量訓練をするというもの。その意味は、『ISSへ行くための訓練をしろ』ということだった。新たな希望を与えられたケンジと新田は、

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  • Originally Aired January 11, 2014
  • Runtime 25 minutes
  • Content Rating United States of America TV-14
  • Network YTV (JP)
  • Created March 6, 2014 by
    Administrator admin
  • Modified March 6, 2014 by
    Administrator admin