烏賊川市にある烏賊神神社、そこの宮司であり烏賊神家の当主でもある烏賊神権造(六平直政)から調査の依頼を受けて神社を訪れた鵜飼(玉木宏)と朱美(剛力彩芽)。その依頼内容とは、烏賊神家の長男・真墨(渡辺邦斗)が付き合っている女・梶本伊沙子(梅舟惟永)について調べてほしい、というものだった。
権造によると、伊沙子は詐欺まがいのことをしているという噂があり、複数の男から金をせしめているところも目撃されているそう。実際、真墨も最近、出費が多くなっているということだった。
「成功報酬、はずむから」というひと言で依頼を引き受けた鵜飼。その矢先、社のほうから女性の悲鳴が聞こえる!
悲鳴の主は巫女の美穂(尾高杏奈)。「“逆さまの祠”で女の人が死んでいる」という美穂の言葉を聞き、現場に行ってみた朱美と鵜飼だったが、そこには死体も何もなかった…。
しかし「死体消失のトリックだ」と騒ぐ朱美とともに、再び“逆さまの祠”に戻った鵜飼は、今度こそ伊沙子の死体を発見! 砂川(渡辺いっけい)、三木(安田美沙子)もやってきて、本格的に殺人事件として捜査が始まる。
翌日、もう一度烏賊神神社を訪れた鵜飼と朱美。“逆さまの祠”とまったく同じ造りになっている“烏賊様の祠”の付近を調べていたふたりのもとに、財布を落としたという権造が現れ…? さらに、烏賊川市非公認キャラクター・いかんガーの着ぐるみも怪しげに彼らを観察していた…。 その状況から、事件の真相をつかみかけた鵜飼は…!?