美術予備校の授業中、ハナ (石川瑠華) が突然作品を叩きつけてしまう。才能がないと苦悩するハナを元気付けようとする都 (SUMIRE) だったが、「10年に一度の天才が出れば良い、あとは見向きもされない」―― そんな美術の世界で、自分は天才の踏み台になりたくないと叫ぶハナ。そんなハナに呼応するように、同じ予備校仲間のクリント (高橋侃) や草介 (秋谷郁甫) も本音を語り始める。ギスギスする予備校生たち。そんな翌日、美術予備校でなんと火事が起こり…? 夕焼けの下で語られるそれぞれの思いと、真太郎 (神尾楓珠) と都に起きる思いがけない出来事。 そしてついに現れる全てを繋ぐ “ある人物” とは。