勢いまかせとはいえ紫に好きと告白した直人。二人は正式につき合う恋人同士のようになってきて、休み中の補講の帰りも一緒だ。一方、カナヅチの紗月は水泳の補習授業に出ていた。直人が誰とつき合っても変わらず幼なじみ役でいるという紗月。 帰り道、家で昼ごはんを食べていかない?と直人を誘う紫。家には親もいて、花火大会の夜のような展開にはならないだろうと高をくくっていた直人だが、紫の母が弟を迎えに出かけてしまい……