新米ナースのはるか(中条あやみ)と斎藤(小瀧望)にとって初めての夜勤の日がやってきた。「夜勤ができるようになって一人前」と言われ、張り切るはるか。だが、寝ている患者を起こしてしまったりと、ここでも指導係の夏美(水川あさみ)から叱られてしまう。さらに、柳楽(安田顕)から病院にまつわる怖い話を聞かされて不安になったところに、誰もいないはずの病室からナースコールが鳴り響く――! 夜の外科病棟を騒がす事件が勃発した数日後、外科病棟に、一人の女性・加奈(財前直見)が入院してくる。入院するなり、はるかと夏美の仕事ぶりにダメ出しを連発する加奈。口調は厳しいが患者のためを思った“正論”の数々に驚くはるかと夏美だったが、加奈が元ナースだと聞き、納得する。 だが、検査の結果、加奈はステージ4の膵臓ガンであることが判明する。そしてはるかは、「家族はいない」と言っていた加奈に、離れて暮らす息子・太一(白洲迅)がいることを知るーー。