誰もがちょっとした“チカラ”を持つことができる街“風音市”。真と妹のひなたは再びこの街に戻ってきて、今は風音学園に通っている。学園ではお調子者の橘勤やその幼馴染みの紫光院霞らの同級生と共に、楽しい日常を過ごしていた。 ある日、帰りに寄った喫茶店『one day』で忘れ物に気付いた真は一人、学園へ走って戻ることに。西日が教室内を照らす頃、開け放たれていた教室の窓からハーモニカの音色が流れてきた。 夕日に照らされた屋上へ行くと、そこには一人の女の子が居た。