今年6月、アドベンチャーワールドからパンダがいなくなり、悲しみに包まれた和歌山県白浜町。しかし、それでもへこたれないのが厳しい自然に鍛えられてきた南紀州の人たち。荒れる海の避難港では、78歳の素潜り漁師が今日も船を出す。険しい山の斜面で名産の梅を作る農家は、異常気象に苦しみながらも若木を植える。世界初のハモ養殖に挑む大学院生は、失敗続きだった実験の集大成へ…。夏から秋にかけての南紀州をめぐる旅。