タイ東北部にある巨大な奇岩地帯「プー・プラバート」。人々から“聖なる山”と崇められるこの地は、時代を超えて、仏教の聖地として崇められてきた。注目すべきは、奇岩の周りを囲む石。「セーマ石」と呼ばれる、聖域の結界を示すこの石こそ、世界遺産登録の決め手なのだ。世界遺産に登録されたのは2024年。番組として初めての撮影を行った。