父信虎をクーデターで追放し、一代で「甲斐の虎」と恐れられる大大名にまでになった武田信玄。だがその成功の陰には4歳下の弟信繁の存在があった。時に信玄に代わり軍の先頭に立ち、時に名代として内政や外交でも腕を振るった信繁。だがそんな信繁が急死。信玄は運命の選択を迫られることになる。武田家の研究者や組織心理学の専門家と共に、信玄と信繁の絆、そして選択の先にあった武田家滅亡への道をたどっていく。