杉村徹平(北山宏光)が弁護するホーム転落事件の被告人・萩野正治(やついいちろう)は口ベタな上感情の起伏が激しい。杉村は鷹野和也(亀梨和也)の指示通り「完全黙秘」の戦術で裁判に挑み、無罪を勝ち取る。しかし杉村は、被害者の母・河本三津子(富田靖子)が法廷で訴えた「何も言わないのはひきょうだ。本当のことが知りたい」という言葉が忘れられず、調査を続ける。そこで見えてきたのは過去の強盗事件とのつながりだった