<昭和8年(1933)~昭和9年(1934)> ・ナチ党による一党独裁体制が確立 ・昭和天皇(32)に第一皇子・明仁親王誕生 ・溥儀(28)が皇帝に即位~満洲帝国の誕生~ ・ベーブ・ルースら米大リーグ選抜チームが来日 ・スターリン(55)が“大粛清”を始める <内容> 昭和6年(1931)年に始まった満洲事変。日本は満洲国を建国した後も、満洲国拡大を目指し中国への侵攻を続けた。そして、昭和8年(1933)、関東軍は北平(現在の北京)に30~50kmまで迫る。しかし、ここで関東軍は中国軍(国民政府軍)と塘沽停戦協定を締結。これにより、満洲事変に一応のピリオドが打たれるが、なぜ、関東軍と中国軍はここで停戦したのか、その背景をみていく。そして、その1年後の昭和9年(1934)、関東軍は溥儀を皇帝とし、満洲国を満洲帝国とする。そのころ、ドイツでは、ヒトラーが総統に就任。大統領と首相の権限を併せもつ強大な権力を手中にし、独裁体制を強化していく。そもそも、第一次世界大戦後、民主主義憲法の先駆けといわれる「ワイマール憲法」を制定したドイツで、なぜ独裁政権が誕生してしまったのか、ナチ党の躍進から独裁の確立までの過程を詳しく見ていく。