トランペット演奏にかけては「横須賀で№1」と言われている高校生の少年、「B・B」こと高樹翎。しかしB・Bは、本当に自分が打ち込めるものを探して、鬱屈とした毎日を過ごしていた。 ある夜、暴走族との乱闘を「持ち前のパンチ力」で制していたB・Bだったが、最後に現れた森山仁に完敗してしまう。この対決をきっかけに、B・Bは森山を倒すことを目的にボクシングに目覚め、一撃必殺の「10cmの爆弾」を生み出す。 一方の森山も、B・Bの強烈な拳に魂を揺さぶられ、究極の防御法「鋼鉄の肉体」を会得した。お互いを「天敵」と認め合う関係を築きながら、2人は関東高校ボクシング大会に出場する。しかし、卑劣漢の木地本の妨害により、2人の対決は水泡と帰してしまい、激昂したB・Bは木地本を殴殺してしまい、アメリカへの逃亡を決意する。