蝶子(古村比呂)の父・俊道(佐藤慶)と夫・要(世良公則)が北山家で対面する。長い沈黙のあと、ついに俊道はふたりの結婚を認める。それを聞いた蝶子と母・みさ(由紀さおり)は嬉しさのあまり涙が止まらない。夜、診察室で尺八をたしなむ俊道のもとに、要が訪ねてくる。ふたりは蝶子についてあれこれ語り合い、次第に意気投合する。次の日から俊道は、加津子を抱きかかえて離さなくなり、初孫をすっかり溺愛するのだった。