信頼という名の鎖

ミルズ遺跡を出たのち、灯河はミスト――もとい、正体を隠していたハイエルフ、セラス・アシュレインに金棲魔群帯(こんせいまぐんたい)へ向かうための護衛を依頼する。 セラスは快く引き受け、二人は領主の歓待パーティが終わり次第合流する約束をした。しかし、約束の時間になってもセラスは灯河の前には現れず――

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