11月1日。放課後の生徒会室。珍しくひとりになった灰屋は、静まり返った部屋の中で、栗下と過ごしてきた日々をそっと思い返す。 伏せられたティーカップ、少し整頓された棚──どれもが、二人だけの時間の名残を静かに宿していた。そこへ、買い物袋を抱えた栗下が戻ってくる。変わらない笑みのまま、“会長を支える副会長としての思い”を穏やかに告げる栗下。二人だけの生徒会偏愛コメディ、ここに完結──?