インターネットの登場に世界が沸いた1990年代末、「ナップスター」という無料音楽ソフトが爆発的に流行、音楽業界を震かんさせた。作ったのはアメリカのITオタクの若者たち。業界を荒らす、ならず者か?それとも新時代の革命か?論争は裁判に持ち込まれ、音楽は誰のものか?という大きな問いにつながっていく。いまでこそ当たり前の音楽配信サービス。ビジネスモデルを変える分岐点になった怪物ソフトの真実に迫る。