「にんげんだもの」。誰もがこのフレーズを知っているのではないだろうか。その言葉は、病床にあった美空ひばりの心の支えにもなったという。生み出したのは相田みつを。還暦近くまで世に出ていなかった書家は、なぜ、突然全国的な知名度を得て、人々の心を打つことになったのか?累計200万部の作品集を企画したファッション業界の革命児や、唯一無二の書体と言葉を持つに至った秘密など、相田みつをに3つの視点から迫る。