再び人類を月に送るというNASAを中心とした国際プロジェクト「アルテミス計画」。将来的に火星まで視野に入っているが、その開発の主役は民間企業になりつつある。 主な理由はコストの削減だが、民間企業の参入によって斬新なアイデア、技術が生まれている。米国スペースⅩ社は、失敗をいとわずロケット飛行実験を実施。劇的な成長を遂げた。また、これまで培った技術を武器に異業種からも続々と参入。いったい企業は何を目指して月に挑むのか?月と地球をめぐる経済圏を作り出していこうとする人々の情熱と仕事に密着。宇宙へのロマン、そして最先端を切り開く人々が見る世界を伝える。